2019年10月4日

【ミニニュース 2019/10/04】SCRAPのホテル宿泊型イベント/地球滅亡寸前のADVで新たな出会いを

■SCRAPがついにホテル宿泊型イベントを開催

文章:石川淳一

「リアル脱出ゲーム」のSCRAPが東京ドームホテルと組んでついに宿泊型のイベントを開催します。
その名も『夜のミステリーホテルからの脱出』

(C)SCRAP

実際に宿泊する部屋の中に巧妙な仕掛けが施されていたり、バーラウンジなど東京ドームホテルならではの場所を周遊したりしながら、宿泊日の18時~24時で、自由に謎解きを楽しめるとのことです。

また、もう1つ注目なのは、SCRAP代表の加藤隆生氏が約4年ぶりに脚本/メインディレクターとして本公演に携わるという事。『リアル脱出ゲーム』の中でも加藤氏が手がけたものはやはり独特の雰囲気を持っているので、それがホテルという空間でどう活かされるか楽しみな所です。

開催期間は019年11月22日(金)〜2020年1月31日(金)。
予約は少年探偵SCRAP団員が2019年10月5日(土)から、一般予約は10月12日(土)から開始となります。
参加費等の詳細は公式サイトをご確認ください。

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■地球滅亡寸前の極限が新たな出会いを呼ぶ!?TinderのADV

文章:石川淳一

マッチングアプリの「Tnder」が、インタラクティブな要素を盛り込んだ映像型アドベンチャーゲーム『Swipe Night』をリリースします。

画像:Tinder公式blogより

もちろん、単に遊ばせるのが目的ではありません。地球滅亡寸前の混乱した状況下の動画が流れ、その中で究極の選択を求められた結果、あなたにふさわしいお相手をマッチングしてくれるのです!
恋愛記事とかによくある「こんなことをする男は~」とか「あなたにピッタリのお相手を見つける恋愛YES/NOテスト」とかの極限版みたいな感じでしょうか。

といっても、かなり本格的な作りになっているようで、スタッフにはミュージックビデオの人気ディレクターやNetflix配信作品のシナリオライターなどを揃え、没入型のストーリーテリングをTinderのスワイプ機能とミックスさせて従来にない体験感にチャレンジしているようです。



「Tnder」の会員向け、しかも今回はアメリカのみの公開ということで気軽に触ってみることはできませんが、極限状態での選択でどのようなお相手にマッチングされるのか、ちょっと気になる所です(笑)

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2019年9月27日

日本独自のイマーシブシアターの可能性『のぞきみカフェ』

画像:「のぞきみカフェ」個人的考察録より

少し前に『speakeasy OZ presents GRAND OPENING PARTY』を小規模イマーシブシアターの可能性と絡めてARG情報局で取り上げたのですが、考えてみると石川がTwitterで絶賛していた『のぞきみカフェ』を記事にしていない事に気づきました。

2019年5月23~26日に東京・原宿のカフェ行われたイベントで、もう4ヵ月以上経っているのでかなり今さら感はありますが、その内容を分析することは日本のイマーシブシアターや体験型ゲーム、トランスメディアストーリーテリングにとって非常に有意義じゃないかと思うので、改めてここに取り上げさせていただきます。

なお、本イベントはネタバレ解禁ではないので、細かい部分は製作者のきださおりさん自身がnote『「のぞきみカフェ」個人的考察録』に書かれている範囲を越えないよう、ややぼかした表現になっていることをご了承ください。
『「のぞきみカフェ」個人的考察録』はどのような意図でこのイベントを企画・制作したかがよく分かる内容なので、ぜひ本記事と合わせてお読みください。)

そして、何故か当日写真をぜんぜん撮っていなかったので、文字ばかりでごめんなさい!

2019年9月20日

【ミニニュース 2019/09/20】ミッション型イマーシブパーティー『ドラマクションシティ』12/7-8に開催

■ミッション型イマーシブパーティー『ドラマクションシティ』12/7-8に開催


「あなたが演じる、ミッション型イマーシブパーティー」というイベント『ドラマクションシティ』が2019年12月7~8日に東京で開催されます。

画像:ドラマクションシティ公式サイトより


主催は様々な謎解きイベントを開催してきたエンターテイメントユニット『パンドラ』。
イベント内容は公式サイトを見ても今一つはっきりしないのですが、イマーシブシアターと謎解きを融合させたようなイベントでしょうか?

イマーシブシアターと謎解きはけっこう相性が悪く、なかなか成功例といえるものがないのですが、パンドラでは以前『ドラマクションカジノ』というイベントを大阪で開催した実績があり、また協力として名だたる体験型イベント・謎解きイベントのメンバーが参加している(詳しくは公式サイトの「FLOOR/CAST」をご覧下さい)ということで期待が高まります。

なお、通常チケットの販売に先駆けて、クラウドファンディング的な先行販売チケットが9/22(日)22時より発売されます。
先行販売チケットでしか参加できない日時があったり、「淡路島ミステリーゲーム×烏鷺房」や「武者」が制作するボーナスステージに確実に参加できるチケットなどさまざまな特典があるので、確実に抑えておきたい方はこちらを購入してみるのもありかもしれません。

【関連リンク】
(文章:石川淳一)

2019年9月13日

【ミニニュース 2019/09/13】マーダーミステリー専門店が新宿にオープン/死にながら情報を残す『リアルFIFTEEN 開かずの間』

マーダーミステリーの専門店『Rabbithole』新宿にオープン

最近ブームの兆しがあるゲーム『マーダーミステリー』。
殺人などの事件が起きたシナリオが用意され、参加者は物語の登場人物となって犯人を探し出す(犯人役の人は逃げ切る)事を目的として会話をしながら進める、ライブ感の強い体験型ゲームです。

今までもボードゲーム専門店を中心にイベントが開催されてきましたが、ついにマーダーミステリー専門店『Rabbithole』が新宿に登場しました。

画像:Rabbithole公式サイトより


現在、オープニング公演として『双子島神楽歌』というマーダーミステリーが開催されていますが、通常の公演は軒並み満席のようで、人気のほどがうかがえます。
ARG情報局的にはなぜ名前がラビットホール※なのか、微妙にモヤモヤするのですが、とにかくもいつでもマーダーミステリーが楽しめるようになったということで、マーダーミステリーの人気に拍車がかかるのではないでしょうか。

また、『Rabbithole』に連動するように、マーダーミステリーの情報サイト『トリプルエム』も開設されています。
こちらは、『Rabbithole』関連のイベントに限らず、マーダーミステリーの情報を広く網羅しているので、マーダーミステリーの最新情報を知りたい方はこちらも要チェックです!

※「ラビットホール」はARGでよく使われる用語です。元ネタは『不思議の国のアリス』の、アリスがウサギを追いかけて現実世界から不思議の世界へ入り込んでしまうウサギの穴(ラビットホール)の事です。そこから、現実世界に仕掛けられたARGの物語に迷い込む最初の仕掛けを「ラビットホール」と呼んでいる訳です。 

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■死にながら情報を残せ!『リアルFIFTEEN 開かずの間』

2019/9/6~9/8に熱海で行われたイベント『TRPGフェスティバル2019』で、非常に楽しそうなイベント『リアルFIFTEEN 開かずの間』が開催されたので、紹介したいと思います。
ある旅館の一室。そこは、かつて忌まわしい「事件」
が起きて以来、その扉を閉ざされてしまった「開かずの間」だ。
あなたは旅館で行われるイベントに参加している。料
理は美味しく、風呂は最高。旅を存分に堪能している時
──「それ」は起こった。
変死する参加者。旅館を出ても付きまとう影。かつてあっ
た「事件」の残滓。そして──開け放たれていた「開かず
の間」。
これは、旅館にいた人々全てに掛けられた呪いだ──!
あなたは、生還の望みをかけて「開かずの間」の謎に挑む
こととなる。(TRPGフェスティバル公式サイトより)
ということで、イベントは以下のルールで行われました。
  • このゲームは「15分間」のタイムリミットで行う謎解き&脱出ゲームです。
  • ただし謎は極めて難解であり、初見では絶対に15分で解くことはできません。
  • 代わりに、部屋で得たあらゆる情報は外へ持ち帰り、自由に相談・検索・SNSの利用等を行い、解を導きだすことができます。
  • 15分以内に謎を解けなかった場合は「死亡」した扱いとなりますが、1,000Gを使用するたびに何度でも再チャレンジ可能です。
  • 3日間で、誰か一人でも真相に辿り着けば企画は終了。参加した全員の勝利となります。そう──この謎は、TRPGフェスの参加者へ突きつけられた「挑戦状」なのです!
簡単に言うと、情報共有を前提とした協力型謎解きということになります。
部屋で「死んだ」人たちが情報を持ち帰り、その情報を元に次の挑戦者たちがクリアに挑んでいきます。
部屋を探索して難易度の高い謎解きに挑むという点ではルーム型の脱出ゲーム、情報を共有して集合知で解いていくという部分はARGに近いでしょうか。

残念ながら石川は現地で体験できた訳ではないのですが、とにかくTwitterからその楽しさが伝わってきます。


果たして参加者たちは3日間のあいだに真相にたどり着くことができたのか?
イベントのツイートはTogetterにまとめられていますので、ぜひこの楽しそうなイベントの流れを追ってみてください。私も参加してみたかった!


 【関連リンク】
    (文章:石川淳一)

    2019年9月11日

    ARパズルゲーム型アート展「おくびょうキュリオと孤独な絵描き」体験レポート



    池袋PARCOで9月29日まで開催中のARパズルゲーム型アート展「おくびょうキュリオと孤独な絵描き」を体験しました。制作はAR謎解きゲームの「渋谷パラレルパラドックス」を開発したENDROLL社。今作は謎解きではなく、ARを使った立体パズルなのですが、周遊×ARに物語体験を載せる試みとして興味深い事例でしたので、レポートします。

    池袋PARCOの8階にある特設ブースで980円を支払うと、キュリオの専用ARアプリを起動するパスコードを教えてもらえるので、そのARアプリを使ってPARCO内の周遊を行う——というのが体験の流れですが、本作は、現実とARの世界を物語でつなぐことを丁寧に行っているのが一つの特徴だと感じました。

    なお、体験するには、iOS12.0以上が入ったiPhone7以降の端末が必要ですので、お気をつけください。500円で対応端末を借りられます。

    2019年9月9日

    CEDEC講演『トランスメディアストーリーテリングから学ぶ「ゲームで物語る」手法 2019』レポート


    CEDEC 2019 において、ARG情報局の編集人でもある石川淳一さんが『トランスメディアストーリーテリングから学ぶ「ゲームで物語る」手法 2019』と題した講演を行いました。

    Transmedia Storytelling 自体は、関連の洋書が数多く出版され、全米のプロデューサによる組合のPGAが2010年に Transmedia Producer というクレジットを定義する(英語記事)など、欧米においてある程度の歴史がある概念ですが、国内にはほとんど紹介されてこなかったこともあり、貴重な講演となりました。

    客席は立ち見が出るほどの超満席で、入れなかった方もいらっしゃったようです。
    参加できなかった方は、4Gamer.netの記事がとてもわかりやすく講演内容をまとめていますので、ぜひご覧ください。

    また、SlideShareに講演資料が上がっていますので、以下に貼っておきます。
    60分で語りきれないほどの大量の事例が載っていますので、ご一読いただけば、様々な発想を刺激されること間違いなしです。




    2019年9月7日

    ARG情報局10周年に寄せて



    2009年9月7日にスタートしたARG情報局は、本日10周年を迎えました。

    節目ということで、スタートの記事を書いた当人である @epi_x が、ARG情報局を取り巻くこの10年間を振り返ってみたいと思います。(つまりは、10周年にかこつけて、大手を振って昔語りをするという記事です!)

    2019年9月1日

    【お知らせ】9/4「CEDEC2019」登壇のご案内

    ギリギリのお知らせになって申し訳ございませんが、2019年9月4日(水)に横浜で開催されるゲーム開発者向けカンファレンス『CEDEC2019』にて

    『トランスメディアストーリーテリングから学ぶ「ゲームで物語る」手法 2019』

    というタイトルでARG情報局編集人の石川が登壇いたします。

    トランスメディアストーリーテリングとは、複数のメディアを縦断して物語を伝える手法で、もちろんARGはその代表となります。

    セッションでは事例紹介が中心になりますが、デジタルゲームが絡んでいるものに限らず、一般のARGや、グッズ販売型のARG、謎解きゲーム、イマーシブシアター、インタラクティブアート、書籍、映画等々、いろんなジャンルでのトランスメディアストーリーテリング事例をこれでもかというくらい紹介したいと思っています。

    ゲームの開発者向けカンファレンスですので、参加費はそれなりにかかりますが、興味のある方はぜひご来場ください。

    なお、「平日の昼間に横浜なんか行けるかよ!」という方には、ビデオ配信で期間内にいつでも見る事ができる「タイムシフトパス」という素晴らしいパスもございます。
    石川のセッション1本のために購入は少々お高いかもしれませんが、CEDEC20019のほとんどのセッションがこれ1つで見ることができますので、ぜひご検討ください(笑)

    (文章:石川淳一)

    2019年8月16日

    【ミニニュース 2019/08/16】街をゲームブックで冒険する『演劇クエスト』/Perfumeゆかりの地でポスターを探す『#Pcubed_P』

    ■江東区をゲームブック形式で冒険する『演劇クエスト・メトロポリスの秘宝』



    東京都現代美術館では2019年8月3日〜10月20日の間『MOT サテライト 2019 ひろがる地図』という展覧会を開催していますが、その中で『演劇クエスト・メトロポリスの秘宝』という街歩きゲームの企画が行われています。

    これは、展覧会を基点にゲームブック形式で江東区の周辺を回る周遊型イベントになっています。
    制作はorangcosong(藤原ちから&住吉山実里)+進士 遙のユニット。
    不勉強で知らなかったのですが、『演劇クエスト』シリーズはすでに何作も作られていて、日本だけでなく、海外でも展開されているそうです。


    上の写真で分かるように、ゲームブックはかなり本格的な冊子です。
    (英語も収録されているから実際のボリュームはこの1/2ですが、それでも結構な量)
    そして、このボリュームでありながら、何と冊子は無料なのです!

    この冊子のパラグラフをゲームブックのように移動先で参照しながら街を歩いていく訳です。(スタートのパラグラフは『 ひろがる地図』展の中にもあります)



    石川も少しだけやってみましたが、面白いと思ったのは現実の場所を物語で見立てており、それによって場所に別の意味が生まれていること。
    「あそこにはスパイがいるぞ、気をつけろ」と言われるとちょっとコソコソするし、「あの建物は司令室だ」と言われるとそんな気がしてくる。
    謎解きのために場所を無機質に消費するのではなく、周遊が進むにつれて、いろんな場所にこの物語ならではの意味が浮かび上がっているのが興味深かったです。

    また、ゲームブックの構造も、街歩きでしかできないギミックがいくつか組み入れられていて、単に街歩きのためだけに安易にゲームブックにしたのではない、ゲームブック愛を感じました。

    なお、謎解きクラスタのためのアドバイスを以下のTwitterでまとめたので、これからチャレンジしようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。



    【関連リンク】

    ■Perfumeの撮り下ろしポスターを探す「#Pcubed_P」始動

    2019年9/18に発売されるPerfumeのベスト盤『Perfume The Best “P Cubed”』に合わせ、「#Pcubed_P」というプロジェクトがスタートしています。


    これは、Perfume結成20年間のゆかりの地に、撮り下ろし、絵柄違いのグラフィックポスターを8月12日からベスト版発売日の9月18日まで各所に掲出するというもの。
    その場所のヒントは特設サイトに順次掲載されるようです。

    画像:「Perfume The Best “P Cubed”」特設サイトより http://www.perfume-web.jp/cam/best-pcubed/

    そして、発見したポスターの写真を、「#Pcubed_P」のハッシュタグとポスターナンバー「#pcp??」をつけてTwitterで投稿すると、「Perfume The Best “P Cubed”」特設サイトの地図上でも投稿者が撮影したポスターの写真が反映されていきます。

    彼女たちのデビューの地である広島から1枚目のポスター掲示がスタートし、8/15現在では4枚のポスターが発見されているようです。デビュー20年間の足跡を巡るような形で展開されるのでしょうか。


    場所のヒントは謎解きクラスタには易しすぎるかもしれませんが、そもそもPerfumeファンだったら、ヒントなしでも聖地にポスターが掲示されたらすぐ発見しそうな気がしますね(笑)。

    【関連リンク】
    (文章:石川淳一)

    2019年8月2日

    Twitterを使ったイマーシブシアター補完の試み『speakeasy OZ presents GRAND OPENING PARTY』

    2019/07/28に都内某所で行われたイマーシブシアター『speakeasy OZ presents GRAND OPENING PARTY』。
    1回の参加者20名、4回のみ公演という小規模な舞台ではありましたが、逆に小規模なりの試みをTwitterを絡ませることで行っていたので、簡単に紹介したいと思います。

    1つはネタバレ完全OKだということ。
    今後の再演が予定されていないこともあってか、公演で起こった事について、すべてオープンにしてよいとの姿勢です。



    もともと、複数の物語の流れがあるイマーシブシアターは複数回数参加しないと、その全容が分かりにくいのが欠点です。
    今やイマーシブシアターの代表格と言えるニューヨークの『Sleep No More』では、元ホテルのビルをまるまる貸し切り。1回の公演の中で同じ内容が複数回行われ、かつ常設公演なので二度目以降の参加の敷居も低く、複数の流れがあってもそれなりに楽しむ事ができます。

    しかし、『Sleep No More』のような形態を取れる公演はめったになく、多くのイマーシブシアターは限られた期間、限られた広さの中で上演するしかない訳です。
    そうなってくると、複数回参加したくてもチケットが売り切れたり、スケジュールの都合で参加できない場合が起きやすく、結局物語の全容が分からないままという事態になりかねません。

    今回Twitterでのネタバレが全面OKになったおかげで、当日見れなかった他のルートの情報を参加者からフォローしてもらい、ある程度の内容をTwitter上で知ることができます。もちろん没入感は大幅に落ちますが、他ルートを見れずにもやっとした気持ちを抱えたままであるよりはよほどいいのではないでしょうか。



    もう1つは、お芝居と絡む形でTwitterを使ってトランスメディア的に物語を補完している点です。
    会場のサイズや予算規模から同時多発的なイベントが限られる小イベントでは、会場だけでできる物語の広がりはどうしても限られてしまいます。『speakeasy OZ presents GRAND OPENING PARTY』でも、使われる場所は、観客が通常入れないステージを含め4カ所しかありません。

    https://twitter.com/BarOz2019/status/1150731755357425667より

    その中で物語の幅を広げるための一つのアプローチとしてTwitterが使われている訳です。



    詳しい流れはtogetterにまとめていますので、興味ある方はそちらをご覧ください。

    これらの試みも含めイマーシブシアターとして成功しているかといえば、正直、上手くいってない部分も多々あったとは思います。
    しかし、ようやく活発になってきた日本のイマーシブシアターでこのようなチャレンジした意義はあるのではないでしょうか。

    『speakeasy OZ』では10月に次の公演があるようですが、今回の経験を活かして、より素晴らしいイマーシブシアターが開催されることを期待しています。

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    (文章:石川淳一)

    2019年7月26日

    【ミニニュース 2019/07/26】明治村で『るろうに剣心』脱出ゲーム/海外の体感型ゲームも!『SCRAPナゾビル吉祥寺』

    ■今度は明治村で『るろうに剣心』脱出ゲーム

    「バッキンガム宮殿でレオナルド・ダ・ビンチ」「ルーブル美術館でキャッツ・アイ」と「らしい」有名な場所での脱出ゲームをARG情報局でも連続して取り上げましたが、いずれも海外。なかなか参加できるものではありません。
    そういった中、ようやく「これは!」と思える日本でのイベントが発表されました。
    愛知の博物館明治村で行われる『るろうに剣心』のリアル脱出ゲームです。

    2019年8月から明治村では『るろうに剣心』とのコラボイベントの開催が決定しており、おそらくそのコラボの一環として行われるのではないかと思います。

    まだイベントの開催が発表されただけで内容の詳細は不明ですが、明治村のロケーションを活かしてどこまで「らしい」作り込みが行われるのか期待したい所です。


    【関連リンク】

    ■海外で話題の体感型ゲームも!『SCRAPナゾビル吉祥寺』2019年11月オープン

    今回はSCRAPのニュースが続きますが、SCRAPは吉祥寺に新店舗「SCRAPナゾビル吉祥寺」をオープンすることを発表しました。
    オープンは2019年11月13日。詳細は、9月初旬に改めて発表予定とのこと。


    注目したいのは、「海外で話題の体感型ゲーム」も取り扱うという点。
    海外のエスケープゲームやイマーシブ系ゲームは、日本とはまったく違った魅力ある作品も多いので、そういったものが国内で手軽に遊べるようになるのは嬉しいですね。



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    2019年7月19日

    【ミニニュース 2019/07/19】キャッツ・アイからルーブル美術館の宝を守れ/USJのイマーシブシアター続編決定

    ■今度はルーブル美術館で脱出ゲーム。そして題材はなんと『キャッツ・アイ』!

    2019/7/12のミニニュースでバッキンガム宮殿の脱出ゲームを取り上げたばかりですが、今度はパリのルーブル美術館で2019年9月6日~8日の3日間、脱出ゲームが行われます。
    イベント名は『Mission Cat's Eye』。そうタイトルで分かるように、その題材は何と北条司の人気マンガ/アニメ『キャッツ・アイ』なのです。!

    怪盗「キャッツ・アイ」から、ル-ブル美術館宛に送られてきた犯行予告状「キャッツアイカード」。プレイヤーはルーブル美術館の警備担当として、彼女たちからルーブル美術館の美術品を守るために6人でチームを結成し謎を解いていく、という設定のようです。

    フランスでは『シティハンター』が実写映画化されるなど、北条作品は人気が高いようですが、まさかルーブル美術館にキャッツ・アイが忍び込むという設定の脱出ゲームを実現させてしまうとは!

    参加言語はフランス語のみと、日本人にとってはバッキンガム宮殿以上にハードルが高そうですが、ぜひどなたか挑戦してみて、ARG情報局にレポートお待ちしております!


    【関連リンク】

    ■USJの人気イマーシブシアター『ホテル・アルバート』続編が開催決定

    ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが2018年に大人向けのハローウィンイベント『大人ハロウィーン』のメインコンテンツとして開催したイマーシブシアター『ホテル・アルバート』。
    開催期間半ばですべてのチケットが完売したほどの人気になりましたが、その続編『ホテル・アルバート2』が2019年のハロウィーンに合わせて9月7日(土)~11月4日(月)の約2ヵ月間開催されることになりました。



    今年はエリアが拡大され、新しい趣向も取り入れられるようですね。
    日本でイマーシブシアターが開催される際の弱点「期間が短すぎてリピート参加できない!」も2ヵ月の公演期間があるホテル・アルバート2』なら安心・・・といいたい所ですが、昨年の人気を考えると早めにチケットを抑えた方がいいかもしれません。


    【関連リンク】
    (文章:石川淳一)

    2019年7月12日

    【ミニニュース 2019/07/12】バッキンガム宮殿で脱出ゲーム/欅坂46・日向坂46のゲームプロモで謎解き

    ■バッキンガム宮殿でレオナルド・ダ・ヴィンチをテーマにした脱出ゲーム

    ロンドンのバッキンガム宮殿では、宮殿内のギャラリーで開催されているレオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念の展覧会「Leonardo Da Vinci: A Life in Drawing」に合わせ、レオナルド・ダ・ヴィンチをテーマにした謎解き脱出ゲーム『ESCAPE ROOM: LEONARDO ARTMERGENCY!』を2019年10月13日までの金曜日と土曜日に開催するとのことです。

    【公式】ESCAPE ROOM: LEONARDO ARTMERGENCY!より

    この時期にもしロンドンに行かれる方がいたらぜひ、と言いたいのですが公式サイトをみたら、もうチケット売り切れていますね。まあ、この場所でこのテーマだと、みんな参加したくなりますよねえ。

    少し前にも、オペラ座で『オペラ座の怪人』をモチーフにした脱出ゲームが話題になりました。
    こういった歴史的な建造物で脱出ゲームが開催されるということは、脱出ゲームが世界的に一般まで認知されてきたということでしょうか。

      【関連リンク】

    ■欅坂46・日向坂46のゲームプロモでトランスメディアな謎解き

    2019年6月28日からYouTubeの動画を発端とした、欅坂46・日向坂46の音楽ゲームアプリのプロモ謎解きが行われました。

    1本目の動画「消えた「声」を聞かせて。1/7」では、欅坂46の「避雷針」の歌詞の一部が消え、最後に「New app Coming… その「声」を「LINE」で」と表示されます。


    そして、動画の説明欄にはURLも書かれており、そこに飛ぶとLINEの友達登録のためのQRコードが。
    そして、友達登録すると、LINEで謎の言葉が現れます。


    参加者は、全部で7本の動画をヒントに答えを見つけ、その言葉をLINEに打ち込むと欅坂46・日向坂46の音楽ゲームアプリのプロモーションサイトに案内されるという仕組みです。
    また、早めに謎を解いた人には、いち早くゲームアプリに触ることができるクローズドβ版テストに応募できるご褒美があったようです。

    1本目の動画が投稿された時点では公式かどうかも明らかにされておらず、それが逆にファンの間で話題となって拡散したあたりは、ARGの拡散パターンに似ていますね。

    謎そのものはそんなに難しくはないですが(『ねとらぼ』で書かれていた正解率10%以下というのは、最初の動画しかないタイミングなのでしょうか?)、動画やプロモーションサイトなどのコンテンツがとても美しくに作られていて、欅坂46・日向坂46のファンでない方も一見の価値がありますので、ぜひ挑戦してみてください。

    【関連リンク】
    • 欅坂46・日向坂46 New App Coming(YouTube)https://www.youtube.com/channel/UCPUReSjh3bH5tLECf_qePbA
    • 正解率10%以下!? 欅坂46・日向坂46の音楽ゲームアプリへつながる“謎解き問題”が難しすぎると話題に(2019/07/07 ねとらぼ)https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1907/06/news028.html
    (文章:石川淳一)

    2019年7月11日

    『ストレンジャー・シングス』Windows 1.0コラボだけでなくARGも開始!

    ■『ストレンジャー・シングス』Windows 1.0コラボだけでなくARGも開始!

    米マイクロソフトが突然Windows 1.0をアピールし始めて、何事かと世界中の人たちが困惑していた訳ですが、7月4日からNetflixで配信が始まった『ストレンジャー・シングス』シーズン3とのコラボ企画だったとEngadget日本語版が伝えています


    『ストレンジャー・シングス』シーズン3の時代設定が、Windows1.0発売と同じ1985年ということでのタイアップのようです。


    米MicrosoftストアにはWindows 10用の「Windows 1.11」アプリも公開されています。1985年当時の雰囲気を感じながら『ストレンジャー・シングス』に繋がりのあるゲームを遊ぶことができ、秘密のコンテンツをアンロックできるそうです。
    残念ながら日本からはダウンロードできず、遊ぶことできるアメリカのファンがうらやましい限りです。

    ・・・と、ここまではWindows1.0の騒ぎもあってけっこう日本でもニュースになっていますが、どうやら『ストレンジャー・シングス』のARGも始まっていると、ARG系の情報交換が活発な投稿サイト「reddit」でスレッドが立っています

    2019年7月5日

    【ミニニュース 2019/07/05】『モンスト』のトランスメディアな謎解き/『ハリー・ポッター 魔法同盟』サービス開始

    ■動画やTwitterを使ったトランスメディアな謎解きプロモーション『モンストサスペンス劇場』

    気づくのが遅れてリアルタイムに取り上げられませんでしたが、スマホゲーム『モンスターストライク』で、トランスメディア的な謎解きイベントが行われたので軽く紹介しておこうと思います。

    2019年6月24日に『モンストサスペンス劇場』と銘打って、『モンスターストライク』アプリおよび公式サイトでハンバーグ店店主が襲われた犯人を当てるイベントが始まりました。
    動画「事件発生篇」と「現場検証篇」、そして船越刑事の捜査メモを元に、犯人が誰かを『モンスターストライク』アプリ内から応募でき、正解者でオーブ2000万個を山分けできるというキャンペーンです。



    同時にTVCMも放送されました。短期間のイベントなのに気合い入っています。


    正解は、6月27日19:00放送の「モンストニュース」内で配信された『モンストサスペンス劇場「解決篇」』で発表されました。
    そこでは犯人を特定する手がかりが、「現場検証篇」の映像内に登場したハンバーグ店店主のTwitter内にあったことが明らかになったのです。


    さらに真犯人を暴いたのが『モンスターストライク』の新しい限定モンスター「シャーロック・ホームズ」ということで、新モンスターのプロモーションも兼ねたイベントだったという訳です。

    海外でもゲームの新しいキャラクターやサービスのプロモーションとしてショートARGやトランスメディアプロモーションが行われる手法は一般化していますが、今回の『モンスターストライク』のイベントは、4日間ということもあってか、さらにポイントを絞った感じです。
    今後、日本でもこういったゲームプロモーションが一般化するか注目ですね。

    【関連リンク】

    ■『ハリー・ポッター 魔法同盟』日本でもサービス開始!

    Niantic社の位置情報ARゲーム『ハリー・ポッター 魔法同盟』が日本でもダウンロードできるようになりました。

    石川も少し触ってみていますが、『Ingress』や『Pokemon GO』に比べると、かなりゲーム的な要素が増えているのと、バトルでアクション性があるので、けっこうじっくりやるゲームに仕上がっていますね。



    ゲームはハリー・ポッターの世界観をしっかりと持ってきてる感じですし、物語的なミッションもあるようです。
    「ARG情報局」的に期待する、現実世界を絡めた物語体験があるのかは、まだ何とも言えない状況ですが、今後の展開に期待したいところです。

    【関連リンク】
    (文章:石川淳一)

    2019年6月28日

    【ミニニュース 2019/06/28】TVで鉄道網の正確さ体感に謎解き/イマーシブシアター「SHELTER」公演

    ■NHKスペシャルで鉄道網の正確さの体感に謎解き

    6月29日放送のNHKスペシャル「東京ミラクル 第2回 巨大鉄道網 秒刻みの闘い」の中で、番組ナビゲーターの佐藤健さんが、首都圏の鉄道の正確さへのこだわりを体感するために、実際の鉄道ダイヤを使った謎解きゲームに挑戦するとのこと。

    脱出ゲームや謎解きそのものを紹介する番組は最近の謎解きブームもあってけっこう増えてきましたが、ドキュメンタリーの中で謎解きゲームが活用されるのは初めてではないでしょうか。

    番組サイトでは謎解き大好きという佐藤健さんのインタビュー、そしてNHKの公式YouTubeチャンネルには番組内で流せなかったという謎解きシーンの動画もアップされています。

     

    放送はNHK総合で2019年6月29日(土) 21時からです。

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    ■イマーシブシアター「SHELTER」8月公演

    旧病院を舞台にした「Touch the Dark」やONE PIECE原作の「時の箱が開く時」などで、日本のイマーシブシアターを切り開いてきた感のあるダンスカンパニー「DAZZLE」ですが、新たなイマーシブシアタ「SHELTER」のチケット一般販売が始まっています。

    公演日は2019年8月8日~24日。イマーシブシアターという言葉がかなり広がってきた中で、どういった新しい展開を見せてくれるか、期待したい所です。

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    (文章:石川淳一)

    2019年6月21日

    1億円宝探し Satoshi's Treasure の開始2ヶ月目プレイレポート


    開始時にも記事にした 賞金100万ドルの宝探し Satoshi's Treasure の開始から2ヶ月が経過しました。現状をまとめておきます。

    簡単におさらいしますと、ビットコインの父と言われるサトシ・ナカモトの名を冠したこの宝探しゲームは、条件を満たした先着1名が100万ドル分のビットコインを入手できるというもの。(なお、ナカモト氏は身元不明のため、この宝探しの運営とは無関係と思われます)

    その条件が少し特殊で、賞金の入ったビットコインウォレットの秘密鍵が、特別な方法で1000個の断片=keyに分割してあり、1000個のkeyのうち、最初に任意の400個を集めた人が、秘密鍵を復元することができる=賞金を手に入れられる、というものです。(鍵の復元方法は、数学の神秘により実現されています!)

    本記事の後半では、未解決のkeyの解説も行なっていますので、腕に覚えのある方は、ぜひ挑戦してみてください!

    2019年6月14日

    【ミニニュース 2019/06/14】『ONE PIECE』の参加型RPG/犯人を選挙で選ぶミステリー小説

    ■東京ワンピースタワーにて『ONE PIECE』の参加型RPG開催!

    東京タワーの屋内型テーマパーク「東京ワンピースタワー」にて、2019年6月21日(金)~26日(水)の期間限定で、『ONE PIECE』を題材とした参加型マルチエンディングRPGイベント「ピーストレイル~冒険者と奇跡の泉~」が開催されます。

    「ピーストレイル~冒険者と奇跡の泉~」特設サイトより

    制作は『WAR→P!』などを手がけてきたオラクルナイツ。
    プレイヤーは『ONE PIECE』世界の冒険者としてパーク内をめぐり、キャラクターから情報を集めたりお願いごとを聞いてさまざまなクエストをクリア。
    プレイヤーの辿ったストーリー次第で、エンディングが変わるマルチエンディング仕立てとなっています。

    東京ワンピースタワーは2018年9月にイマーシブシアター形式のイベント『時の箱が開く時』を開催するなど、体験型イベントに積極的ですね。
    なお、チケットは当日12:00より販売で、予約等はありませんのでご注意を。

    また、本筋ではありませんが、ロゴに Live Action Role Playing Game と書かれているのも少し気になるポイント。これまで LARP といえば、衣装を着てなりきった上で、チャンバラ的な戦闘(演技戦闘)を行う TRPG 亜種のジャンル名として認知が広がってきているところです。多人数参加型のリアルRPGを実施することが多いオラクルナイツさんが、それらも Live Action Role Playing と呼ぶことにしたのであれば、日本国内の LARP がまたひとつ広がりを持つことになりそうですね。

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    ■犯人を選挙で選ぶミステリー「犯人選挙」!

    講談社では、深水黎一郎氏の新作ミステリーで犯人を選挙で選ぶという、前代未聞のイベント『犯人選挙』を2019年6月30日まで開催中です。

    「講談社BOOK倶楽部」より

    これは、『犯人選挙』の問題編が事前に提示され、それを読んだ読者が自分が犯人だと思う人物を投票、その結果が解決篇の内容に影響を与えるとのこと。
    解決篇は問題篇と合わせて単行本『犯人選挙』(9月刊行予定)に掲載されます。

    問題篇を読んで読者が犯人を「当てる」懸賞企画はよく見かけますが、読者が犯人を「決め」、それを元に完結の小説が書かれるという企画は確かに前代未聞ではないでしょうか。

    問題編は「講談社BOOK倶楽部」で読めるほか、Kindle版も用意されているので、そちらでダウンロードして読むこともできます。

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    (文章:石川淳一)

    2019年6月7日

    【ミニニュース 2019/06/07】京都造形芸術大学が舞台のARG/世にも奇妙な商店オープン中

    ■京都造形芸術大学を舞台にしたARGが開催中


    6月6日(木)12時から、京都造形芸術大学の有志によるARG制作グループ《トマソン》が、小規模なARGを開催中です。

    《トマソン》は6月に始動した新しい団体。標榜しているARGは、謎解きではなく、トラディショナルなARGそのものです。


    トマソンが新しいエンタメを世に問おうと準備していた所、メンバーのトミーが行方不明になってしまったようで・・・? これまでの経緯のまとめもきちんと note にまとめられていますので、そちらもチェックしてみてください。

    Out of the Game な情報としては、今回のARGを大学にアピールすることで、夏を目処に予算のついた大規模なARGを実施するのが今回の実施の目的とのこと。

    まだ続いていますので、ご興味があれば、ぜひトマソン公式Twitterアカウントをフォローして、参加してみてください。ハッシュタグは #ARGトマソン です。

    (追記:ARGトマソンのデモンストレーションゲームは2日間で無事に終了いたしました。ツイートのまとめは https://togetter.com/li/1363987 をご覧ください)

    (文章:@epi_x)

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    ■世にも奇妙な商店、オープン中

    6月8日放送の世にも奇妙な物語にあわせて、怪しげなアイテムが売っている非実在店舗「世にも奇妙な商店」がオープン中です。


    チラシをよく見ると、隠されたメッセージや、隠しキャラなど、いろいろと仕込まれているようです。

    また、6秒商店とコラボして、商品の紹介動画も少しずつ公開中。こちらは、全自動こっくりさんの動画ですね。


    もしも少し不思議なアイテムがあったら、どんなドラマが起こるのか、という世にも奇妙な物語は、とてもARG的ですので、こうしたARG的な展開も相性が良いですね。

    #世にも奇妙な商店 に様々な考察もあがっていますので、ぜひそうしたファンの盛り上がりも含めて楽しみたいですね。

    (文章:@epi_x)

    【関連リンク】

    2019年5月31日

    【ミニニュース 2019/05/31】推理と謎解きゲームのシナリオセミナー/実在しない人間の姿を生み出す技術

    ■推理と謎解きゲームにフォーカスしたシナリオセミナー開催

    2019年6月26日(水)に新宿で、推理ものと謎解きゲームのシナリオにフォーカスしたセミナーが開催されます。主催はシナリオ制作会社のエッジワークスです。



    私が知る限り謎解きのシナリオにフォーカスしたセミナーは初めてではないでしょうか。
    最近は謎解きゲームも物語性のあるものが増えてきているので、とてもタイムリーなセミナーだと思います。

    また、推理要素の入った体験型イベントを考えている方は、推理もののシナリオの話も聞けることで、一粒で二度美味しいイベントになっています。
    石川も平日でなければ福岡から飛んでいきたい所なのですが・・・(泣)

    登壇者や参加費など詳しい情報は下記の申込ページをご覧ください。

      【関連リンク】

    ■実在しないリアルな人間の姿を生み出すサービスと技術

    AIで実在しない人の顔を作る技術は最近あちこちで見かけますが、ついにAIで作った人物をフリー素材としてDLできるサービスが登場しました。

    それは、素材プラットフォームを運営するACワークスの「AI人物写真素材」というサービス。規約を満たしていれば商業利用も可能です。

    試しに生成してみた実在しない人物

    まだβ版でやや不自然な画像が生成されることもありますし、生成される人間のタイプ(性別や年齢、人種など)も設定できないので、イメージ通りの人物写真を生成するのはまだ難しいですが、このあたりは正式版に期待したい所です。

    そして、顔が生成できるとなれば次は全身が欲しくなりますよね?
    株式会社データグリッドは実在しない人物の全身画像生成を行う「全身モデル自動生成AI」を開発したとのこと。
    動画を見てもらえればわかるように、いろんな人の服装や髪型がヌルヌルと変わっていきます。


    こういう技術が一般的になれば、ARGのリアルな登場人物がすべてAIで作られる日も近いかもしれません。

      【関連リンク】
    (文章:石川淳一)

    2019年5月24日

    【ミニニュース 2019/05/24】現実世界でMinecraft!『Minecraft Earth』発表

    ■現実世界でMinecraft!『Minecraft Earth』発表

    マイクロソフトが2019年5月17日、『Minecraft』公開10周年を記念したモバイルARゲーム『Minecraft Earth』を発表しました。



    トレーラービデオを観ていただければ分かるように、プレイヤーは現実世界をそのまま使ってAR技術で『Minecraft』の世界を楽しむことができます。

    より詳しい情報は6/13から開催されるゲームイベント『E3』で発表されるとのこと。
    『Minecraft』でも脱出ゲームを作っていた人がいましたが、機能次第では最近増えてきた回遊型のARG謎解きゲームに使われたりするかもしれません。

    【関連リンク】

    2019年5月17日

    【ミニニュース 2019/05/17】Kickstarter発のARG『The Wilson Wolfe Affair』個数限定で一般販売

    ■Kickstarter発のARG『The Wilson Wolfe Affair』個数限定で一般販売

    Kickstarter公募のARG『The Wilson Wolfe Affair』は、以前ミニニュースでようやく発送が行われたことをお伝えしましたが、予備として取っていた在庫分を個数限定で一般販売するとのこと。

    『The Wilson Wolfe Affair』は1930年代のアニメをモチーフにしたパッケージ型ARGですが、とにかくガジェット満載で見ているだけでも楽しくなるARGです。

    どれだけ満載かは、石川がTwitterで内容を紹介した一連のスレッドをご覧ください↓

    今回はプラチナ版のみの販売で、値段は239ポンド(+送料)と少々お高いですが、『The Wilson Wolfe Affair』を手に入れられる最後のチャンスかもしれません。興味のある方はぜひ注文してみてください。

    【関連リンク】

    iPhoneを通じて異世界の渋谷とつながる周遊謎解き「渋谷パラレルパラドックス」


    5月16日(木)から6月15日(土)まで、スマートフォンアプリを使ったARリアル謎解きゲーム「渋谷パラレルパラドックス」が渋谷でスタートしました。

    アプリの開発は、ARGっぽさが溢れているAR RPG「ノンフィクション・レポート」を開発中のENDROLLさん、そして謎制作はおなじみのNAZO×NAZO劇団さんということで、ワクワクしながら参加してきました! そして、とってもARでした!!

    ということで、ネタバレにならない範囲でレポートします(本記事の画像は公式のプレスキットのもので、ネタバレではありません)。

    さて、謎解きキットの販売はTSUTAYAの6階。1980円で購入すると、周遊でよくある大きな2つ折りのシートがもらえます。導入を読んでみると、何やら渋谷で不穏なことが起こっている様子。指示に従って iOS アプリをダウンロードします。

    あ! ここで大事なことをお伝えしないといけませんでした。渋谷パラパラを遊ぶには、iOS12.0(※)以上で iPhone SE と同世代以降の iPhone が必要です。iPhone を普段遣いしている人はだいたい条件を満たしていると思いますが、Android ユーザは残念。遊ぶことができません。ARKit という最新の AR 機能を使って、すごい AR 体験を作っているためですので、ご了承ください。不安な方は、上のリンクから事前にダウンロードしておいてもいいかもしれませんね。
    (※当初はiOS11.3以上としていましたが、公式から訂正の案内があり、修正しました)
    (Android での同等の機能である ARCore のサポート端末も最近増えてきていますので、Android サポートを望む方は、ぜひTwitterで無念の声を上げてみてください)

    さて、アプリを立ち上げて、紙に書かれた番号を入力すると、いよいよゲームスタートです。チャット(風)画面がまず立ち上がり、渋谷の観光情報が流れていくのをぼーっと眺めていると、突然、名も名乗らない怪しい人物からコンタクトが! そして、テキストチャットだけかと思ったら、あんなことも!! ……と、ここからは実際に現場でお楽しみください。

    そうそう、何故かは言いませんが、音声を聞きたい場面がいくつかありますので、ヘッドフォンがあるとベターかもしれません。なくても最初さえ乗り切れば、なんとかなりますけれども。

    アプリの基本画面は、chatとmapとcamera。最初はchatとmapと、紙のシートを使って、謎を解き明かしていきます。そして、紙に書かれたいつもの感じの謎を4つ解き明かしたら、map に表示されている異世界とつながる扉へと実際に足を運びます。

    現地に着くと、そこの壁には実際に扉(のポスター)が出現しているじゃありませんか! これまで封印してきた camera 機能をすかさず起動し、扉にかざします。
    すると、アプリの中だけで見える扉が飛び出して眼の前に起立し、地面からは操作パネルがせり上がってきます。


    扉を開けた先に何が待っているのかは、実際にぜひ体験してみてください! (よっぽどの AR 通でなければ)初めて体験する「リアル」な謎解きが待っていると思いますよ!
    (くれぐれも、AR体験中は、自動車や他の通行人にお気をつけて……)

    以上のような流れを何度か繰り返し、渋谷をぐるっと歩いて巡る、約90分〜120分の周遊謎解きの「渋谷パラパラ」のご紹介でした。なにより、1ヶ月くらいの公演向けに作ったものにしては、アプリが別格によくできていました! 渋谷の街を歩きながら物語の世界とつながっていく感触を体験できると思います。

    渋谷では、奇しくも別のAR謎解きゲーム「サラと謎のハッカークラブ2」も開催中です。それぞれ違った方向性で体験をリッチにしようと試みているこの2作品。比べてプレイしてみるのもいいかもしれませんね。

    最後に、もう一つご注意です。渋谷パラパラアプリをつけっぱなしで移動していると、かなりバッテリーを消費します。しっかり充電された状態で始めるか、モバイルバッテリーを持参しておくといいかもしれませんね。

    楽しいAR体験を!

    (文章:@epi_x)

    【関連リンク】

    2019年5月9日

    「平成の体験型エンタメを振り返る」ツイートまとめ ​


    ARG情報局では元号が平成から令和に変わるにあたって、「そういえば平成は体験型エンタメが日本に根付いた時期だよね」ということで、その歴史を振り返る企画を検討しました。


    当初はこの「ARG情報局」上で執筆記事としてまとめようかと考えていたのですが、カバーする範囲もとても広いし、ここでこそ集合知だ!ということで、4/27~4/30にTwitter上で@epi_xさんを進行役としてハッシュタグ「#平成の体験型エンタメを振り返る」で進めたところ、とても多くの方からツイートをいただき、非常に価値のある内容になりました。
    改めて、投稿いただいた方々に感謝いたします。

    ツイートを元にした平成の体験型エンタメ振り返りは後日記事にするとして、取り急ぎtogetterでのまとめをお知らせしておきます。

    なお、ARG情報局では、過去にも体験型エンタテインメントのジャンル全体のまとめ記事を何本か作成していますので、合わせてご参照ください。

    2019年4月26日

    賞金1億円! 世界中に散らばった鍵を集める Satoshi's Treasure


    なんと、賞金100万ドル(1億1千万円)の宝探しゲームが先週から始まりました! しかも、日本もプレイエリアに入っています。
    暗号宝探しゲーム『Satoshi's Treasure』のご紹介です。

    ビットコインの父と言われるサトシ・ナカモト氏をモチーフにしたこの宝探しゲームは、公式サイトで定期的に公開される手がかりを読み解き、全世界の現実空間から電脳空間まで探し歩いて、keyを集めていくゲームです。

    全部で1000個あるkeyのうち、最初に400個を集められたチーム/個人が、100万ドル相当のビットコインを手に入れます。すごい金額ですね!

    なお、主催者は未だ正体不明のナカモト氏本人ではなく、ブロックチェイン関連業界を中心とした20名のチーム。匿名の協力者も多いようです。

    ルールページには、以下の3つのルールを守るように書かれています。
    1. 手がかりやkeyは私有地には隠されていない。招待されていないエリアには入らないこと。
    2. 手がかりやkeyは破壊しなくても手に入る。物を壊さないこと。
    3. 他のハンターを尊重すること。他のハンターへの妨害行為が認められた場合、罰として、問題となったkeyおよび妨害者の持っている他のkeyを全員に公開する可能性がある。
    世界中のリアルな場所にばらまく気まんまんの注意事項ですね。

    さて、現在、4個目までのkeyが公開されていますが、ハンターの皆さんの参考のために、ここまでのkeyの入手手順をご紹介します。今なら公開済みのkeyはすべて入手可能なので、先頭集団に追いつけますよ!

    【ミニニュース 2019/04/26】福島市に本物のTV局全体を使ったオバケ屋敷が登場

    福島市に本物のTV局全体を使ったオバケ屋敷が登場

    福島市でなんと本物のTV局全体を使ったオバケ屋敷が2019年5月2~6日に登場します。
    これは、福島テレビが新社屋設立記念に、旧社屋を使ったホラーイベント「突撃!福島テレビの心霊現象を追え!!~恐るべき三つの真実~」を開催するもの。

    実際にテレビ局で使用されていたスタジオなどが舞台となり、福島テレビ旧社屋にまつわる知られざる過去の真実を探ることになります。しかも3つのルートが用意されており、クリアする毎に亡霊達がより激しく襲いかかってくるとか。

    また、Twitterでは、 斎藤ディレクターという人物が局内で起こっている異常現象情報や怪しい動画を次々とアップしており、雰囲気を盛り上げています。

    私のように九州から行くにはちょっとハードルが高いですが、本物のTV局を探索する臨場感たっぷりのオバケ屋敷はめったにない貴重な体験。
    ゴールデンウィークですし、足を伸ばせそうな方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

    【関連リンク】

    (文章:石川淳一)

    2019年4月19日

    【ミニニュース 2019/4/19】NYの空をドラゴンが舞うARプロモ/複数メディアを跨ぐ謎解き企画

    ■NYの空をドラゴンが舞うARプロモ




    今週、最終章の配信が始まりました人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のARを使ったプロモーションが話題です。
    ゲーム・オブ・スローンズはSnapchatのARレンズを使ったプロモーションは過去にも実施していますが、今回は風景に対するARで、街中を飛び回るドラゴンを撮影出来ます。



    ニューヨークの Flatiron ビルの近くで Snapchat を起動することで体験できるこのARは、Snapchat に新しく加わる予定の Landmarker という機能を使ったデモとなっています。
    Snapchat 側としてもイチ押しの新機能の先出しデモということでしょう。



    Landmarker は、特定の著名なランドマークにAR効果を付与出来るARレンズです。
    既に開発環境はリリース済みで、Landmarker の開発者向けページを見ると、この手の現地モノで困りがちなテスト用の環境もしっかり整っていて、思わず何か作ってみたくなりますね。
    初期はバッキンガム宮殿やエッフェル塔など、全世界5箇所しか対応していませんが、いずれ日本のランドマークにも対応することを期待しています。

    【関連リンク】

    ■複数メディアを跨ぐ謎解き企画


    4月1日に突如開始したWebを使った無料の謎解きゲーム「April Code」が、14日に回答期限を迎えました。
    最初は普通の謎解きですが、途中から色々なWebサービスを渡り歩き、トランスメディア色が強くなっていく、大ボリュームの謎解きでしたので、ご紹介いたします。
    なお、開催期間終了後も、ノーメンテナンスではありますが、まだプレイは可能です。

    最初はこのツイートから辿れる Wave1-1 から Wave1-3 を解くところからスタートします。



    Wave が進んでいくと、Wikiサイトに飛んだり。時には架空の人物のblogやtwitterアカウントを読み解いたり、あるいは投稿小説サイトに投稿された小説の中に隠れた謎を解き明かしたりと、様々なメディアを飛び歩くことになるでしょう。

    全体のテイストとしては、謎は謎として単独で提示される謎解き寄りのまとめ方になっていますが、個々の謎での様々なメディア利用はアイデアの宝庫です。
    物量が多くてたいへんかとは思いますが、ご興味があったら、ぜひ挑戦してみてください。

    個人制作で作られたものでしたが、本作をキッカケに「自由集団_Black Box」を立ち上げられたそうです。次回作も楽しみですね。

    【関連リンク】
    (文章:@epi_x

    2019年4月15日

    これぞ大人の宝探し!「究極の宝探し」体験記

    2018年の11月~12月に開催された Takarush Extreme Club (TEC) 会員限定の「究極の宝探し」が、非常に尖った、まさに究極の宝探しエンタテインメントでしたので、ぜひご紹介せねばという使命感に突き動かされ、久々に体験記を投稿します。

    先にご紹介しておきますと、この「究極の宝探し」の新作をプレイできる TEC 2期会員が現在募集中。4月22日締め切りです。


    究極の宝探しは、昨今の、良くも悪くも安定してきた体験型謎解きゲームに一石を投じる体験型宝探し。

    何がスゴいかといえば:
    • 参加費1万円(正確には TEC 会費)
    • 賞金10万円!(抽選で10名)
    • 60分公演ではありえない、突き放した難易度!!(制限時間は2ヶ月)
    • お住まいによっては、賞金を余裕で越えていく交通費!!!(宝の現地は日本のどこか)
    • うっかりすると危険と隣り合わせのスリリングな探索!!!!(大人の自己責任で)
    • そして訪れる、発見の感動!!!!!
    これだけでは、具体的なスゴさが分からないですよね。
    ということで、ネタバレの許可はでていますので、第1期「究極の宝探し」こと「Takarush Extreme Club Extreme Mission Vol.1 [DRAGON MESSAGE]」のツラみと喜びを順を追ってご紹介させてください。

    2019年4月12日

    【ミニニュース 2019/04/12】現実世界でバトルロイヤルゲーム!?/Twitterを反映しながら進むマンガ

    ■現実世界で「100人のバトルロイヤルゲーム」!?

    webのゲームメディア『電ファミニコゲーマー』『AUTOMATON』に、匿名の大富豪が最近流行りのバトルロイヤルゲームを現実世界で開催しようとしており、その制作を手伝ってくれるゲーム会社を探しているとの記事が掲載されました。

    イメージ:hushhush.comの募集サイトより

    募集は高級品のみを扱う通販サイト「hushhush.com」のリクエストカテゴリーで公開され、6週間の制作期間で45,000ポンド(約650万円)の契約金を見込んでいるとの事。

    詳細は各記事を見て頂くとして、本当に実現すれば「PUBG」や「荒野行動」さながらのバトルがリアルに楽しめる訳ですが、まだ不確定な部分も多いようで、はたして実現にこぎ着けるかどうか見守りたい所です。

      【関連リンク】

    ■Twitterを反映しながら進むマンガ

    4/8に「うちだ」と名乗るTwitterアカウントから、以下のようなツイートがアップされました。


    これだけ見ると、何か助けを求める内容か、と思いますが、ほぼ同じタイミングで、ツイート主と同じような顔のキャラクターが登場するマンガがアップされます。

    どうやら、マンガの内容を見た読者が、「うちだ」のツイートにアドバイスをレスし、その結果がさらにマンガに反映されて物語が進んでいくような構造のようです。
    『3D小説 Bell』のマンガ版みたいなイメージでしょうか。

    ただ、Twitterに直接「うちだ」が返事をする事はないようで、あくまでもマンガ内での反応に限られているようです。

    ※2019/04/12 12:30 追記

    Twitterの返信をマンガのベースにしている場合はあるようですが、マンガ内での発信者も内容も架空のもののようなので、修正いたします

    そこはちょっと残念な所ですが、マンガ内での時間の流れの問題とか、作者さん個人でやっているようなので返事してたらキリがないと割り切っているのかもしれませんね。

     【関連リンク】
    (文章:石川淳一)

    2019年4月5日

    【ARGとの交差点】バレンタインデーから仕組まれた「名探偵コナン」のエイプリルフールイベント

    ひさしぶりの【ARGとの交差点】です。
    「劇場版名探偵コナン」はここ数年、双方向のプロモーションイベントに積極的ですが、2019年の今回はなんとバレンタインデーで仕込んだ内容がエイプリルフールで回収されるという長期の展開で楽しませてくれました。

    きっかけは公式Twitterのこの一言。

    当時は3人のキャラクターにチョコレートを送るボタンが表示されており、送ると送った相手からお礼のメッセージが送られてきます。

    ところが、それだけでは終わりません。
    なんと1ヵ月後のホワイトデーにこのようなツイートが。


    バレンタインデーのイベントに参加したファンはワクワクしながらダイレクトメッセージを待っていたのですが、その後さらに謎めいたツイートが。


    いったい4月になにが起こるのか!?
    (ここまでの流れは『コダワリ女子のための異次元空間マガジン numan』の
    「コナンたちからホワイトデー! トリニティバレンタインから1ヶ月♪さぁ、お返しの時間だぜ名探偵」
    という記事が詳しいです)

    そして4月1日、エイプリルフールの日を迎えると・・・

    なんと映画の公式サイトのトップページが書き換えられてしまっています。
    そして、5人の容疑者がいますが、そこに書かれた証言は情報不足で、犯人を特定できない状態。
    そこで必要な情報が、ホワイトデーに送られてきたダイレクトメッセージという訳です。

    ただ、バレンタインデーやホワイトデーのイベントを知らずにこのページに来た人は、犯人が特定できなくて頭を悩ませたかもしれませんね(一応総当たりはできたようですが)
    このあたりは、長期間の展開が逆に分かりにくさを呼んでしまった部分でもあり、非常に悩ましい点ではあります。

    なお、謎解きの答え合わせは公式サイトで行われていますので、そちらもご覧ください。

    「劇場版名探偵コナン」のプロモーションは年を追う毎に双方向性の高い、凝ったものになってきていますが、そのうち本格的なARGとかやってくれないかなあ、と期待したい所です。

    【関連リンク】
    (文章:石川淳一)

    2019年3月29日

    【ミニニュース 2019/03/29】『AI: ソムニウム ファイル』プロモでARG的展開/『舞台めぐり』で展開される体験型サウンドゲーム

    ■ゲーム『AI: ソムニウム ファイル』プロモでARG的展開

    2019年7月25日発売予定のアドベンチャーゲーム『AI: ソムニウム ファイル』。
    数々の名作アドベンチャーゲームを手掛けた打越鋼太郎氏がディレクターを務めるとあって、多くのファンから期待されています。

    その事前プロモーションとして、 登場するキャラクターのひとり「左岸イリス」が、ネットアイドル“あせとん”こと“A-Set”として、Vtuberの活動を行っていました。


    ところが、だんだんと投稿される動画に怪しいノイズが乗るようになり、ついにはVtuberの活動と関連のない謎の動画がアップされ、Twitterも更新されなくなって“あせとん”は行方不明に。怪しい動画の内容から、“あせとん”の安否が危ぶまれる状態になっていました。

    この展開はARGっぽいなと思っていた所、3月25日に「ファミ通.com」で動画以外の展開まで踏み込んだ考察記事がアップされました。
    なんと、Twitterの英語アカウントで『AI: ソムニウム ファイル』のキャラクター“ 応たん”と、ディレクターの 打越氏がそれぞれ“あせとん”を探していたのです。
    (英語のみで展開しているのは、ARGの経験が豊富な欧米の人たちを意識してのものでしょうか?)

    ところが、3月27日に“あせとん”は普通にVtuberに復帰。本人の弁によると「GDC参加のためアメリカに行っていた」との事で、打越氏の活躍なども交えた動画をアップ。
    しかし、“あせとん”不在の間にアップされた謎の怪しい動画についてはまったく触れられないまま。

    そして、動画を見たらしい打越氏がTwitterの英語アカウントで再び不穏な発言を。



    「どうなっているのですか…… そのビデオの男は私ではありません…」
    「私は口から虹を吐くことはできないので」
    これは単なるジョークなのか? それとも本当にビデオの男は打越氏ではないのでしょうか?
    そして“あせとん”は本当にアメリカに行ったから不在だったのでしょうか。

    今後も“あせとん”に絡んでどのような展開があるのか、目が離せない状況です。

    【関連リンク】

    アプリ『舞台めぐり』で展開される体験型サウンドゲーム

    『舞台めぐり』といえば、アニメの聖地巡礼アプリとして有名ですが、その『舞台めぐり』を使った新しい遊びの提案が『ミエナイキズナ』です。



    これは現実世界の音と仮想世界の音が混ざり合うソニーの技術「Sound AR」を使い、街を歩き、現地で聞こえてくるドラマを楽しむ体験型サウンドゲームとのこと。
    西武鉄道の駅から巡れる地域(池袋・江古田・石神井公園)を舞台に、スマホのカメラ越しにだけ姿が見える謎の女の子とのデートを楽しめます。


    2019年3月25日~6月30日までの期間限定コンテンツですので、気になる方は忘れないうちに体験しておきましょう。

    【関連リンク】
    (文章:石川淳一)

    2019年3月22日

    【ミニニュース 2019/03/22】Netflixのインタラクティブ作品第2弾が4/10に

    ■Netflixの実写インタラクティブ作品第2弾が4/10に配信

    昨年公開され、実写のインタラクティブ作品として話題になったNetflixの『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』。どそれに続く、2作目の実写インタラクティブ作品『You vs. Wild -究極のサバイバル術-』の配信が4/10から行われることになりました。

    今回はディスカバリーチャンネルの冒険番組などで有名なベア・グリルスのサバイバルを視聴者が手助けする内容になるようでです。Netflixではマイリストへの登録予約が始まっているほか、YouTubeのトレーラーもインタラクティブな内容で公開されています。



    インタラクティブな実写作品は映画館やTVでは実現できない、動画配信ならではの切り口なので、今後もこういった作品の配信が増えそうですね。

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    (文章:石川淳一)

    2019年3月15日

    【ミニニュース 2019/03/15】ハリーポッターのARゲームがメディア公開/「還願」のARGレポート完結

    ■Nianticのハリーポッターゲームがメディア向け体験発表会

    以前から開発が伝えられていたNianticのARゲーム「ハリー・ポッター:魔法同盟」が、メディア向けの体験発表会を行いました。
    実際に開発途中のバージョンを触れるとあって、日本のメディアでもいくつかレポートが上がっています。


    公式サイトには「魔法使いニュース」というレポートがあり、ゲーム内にもストーリーや謎解き要素があるようなので、ひょっとしたら日本でも何かARG的な事をやってくれるのではないかと期待が高まります。

      【関連リンク】

    ■「還願 DEVOTION」のARGレポート動画が完結

    2019/2/9にミニニュースで取り上げた台湾のPCゲーム「還願 DEVOTION」の発売前プロモーション考察動画ですが、記事掲載直後にARGパートのレポート動画が開始。このたび無事完結しました。



    最終回では、ARG制作スタッフのコメントなども紹介されていましたが、制作はすべてPCゲームのスタッフのみ、役者もすべてスタッフという、何やら日本のARG制作と同じような苦労を感じました。また、台湾でもやはりARGは一般的でないようです。

    ハプニング的な部分の紹介などもあり、ライブ感溢れたとても貴重な動画レポートだと思います。

    【関連リンク】
    (文章:石川淳一)