2024年2月13日

推し活×謎解き×デスゲーム! 新作ARG『Project:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL』開幕!


国産ARG『Project:;COLD』シリーズの最新作『Project;:COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL』が、2024年2月17日(土)に開幕します。参考:ARG(代替現実ゲーム)とは?

この記事では、今からこのビックイベントに参加したい!という方が、最速で入っていけるように、ポイントを絞って説明していきます。期間中、随時更新予定です。

『Project:;COLD』シリーズは、オンラインで無料で参加できるオリジナル企画のARGシリーズとして、これまでに15万人以上の参加者(公式発表)の心を掴んできました。そして、いよいよ、待望の完全新作である『Project:;COLD 2.0』の物語が動き出します。

リアルタイム進行で少女たちの運命が変転していくARGですので、まだ未来が定まらぬこのタイミングに行き会えたあなたはとても幸運です! 今作ではシチュエーションも登場人物も一新。前提知識なしに参加可能です。物語が展開される期間は3月末までと予告されていますので、ぜひ、あなたの力で少女たちの未来を切り拓いてください。


プレイヤーのミッションは?

① デスゲームの観客として推し活をする

5人の少女たちがリアリティショー形式のデスゲームに参加しています。2月17日(土)から4週連続でYouTube Live上で公開開催される「ゲーム」ごとに、最下位の1名が処刑されてしまいます。


「ゲーム」の順位を決めるのは、「守護者(ガーディアン)」と呼ばれる各少女たちを応援するファンの力。毎週異なる形式の謎解きが少女たちそれぞれに出題されますが、解答するのは視聴者です。



RTAS(リアルタイム・アンサー・システム)と呼ばれる仕組みにより、YouTube Liveのコメントから解答が自動的に拾い上げられ、最初の正解者は配信内で紹介される栄誉を得ることになります。求められる知識やヒラメキの幅は広く、誰でも貢献できるチャンスがあるとのこと。

5人それぞれに生配信が立ち、クリアタイムを競います。誰を応援するかは、あなた次第。また、全体を観戦できる実況付きの配信枠もあるようです。

出場者のプロフィールをよく見て、気に入った子が処刑されないように応援。命を助けたら、認知してもらえるかも! まさに究極の推し活ですね。

② 秘密を抱える5名の少女を救い出す

さて、これまで説明した部分は、デスゲームである『ALTÆR CARNIVAL』を主催者の思惑通りに進行させる話でした。しかし、『Project:;COLD 2.0』のミッションの本命は、「秘密を抱える5名の少女を救い出すこと」。

今はまだ彼女たちを救う手段は明らかになっていません。しかし、5人の少女はそれぞれの秘密を抱えてこのデスゲームに巻き込まれているようです。彼女たちに信頼され、その秘密を解き明かしていけば、きっと彼女たちを救う道筋が見えてくるはず。

後述する「パストハッキング」による過去改変で彼女たちを後から救える可能性があります。デスゲームによる悲劇が積み重なっていこうとも、まずはなぜこんな事件が起こっているのか、情報の断片を見逃さず、推理し続けることが肝要です。


参加のしかた


使える時間の量に応じて、いくつかの参加の深さがあります。

レベル1:とりあえず進捗だけ追いかけたい

2月17日から4週にわたって、毎週土曜日の20時より、ALTÆR CARNIVALのYouTubeチャンネル(インゲーム)にてデスゲームの配信があります。これを見るだけで、まずは状況には追いつけるでしょう。

デスゲームの進行については、以下の動画がたいへん分かりやすくまとまっています。



また、公式のXアカウントである @AltarCarnival(インゲーム)と @ProjectCOLD_613(ゲーム外)をフォローすることで、その他に発生している状況も大まかには追いかけることができるかと思います。

ALTÆR CARNIVALの公式サイト(インゲーム)には、出場者紹介や、彼女たちの様子などが掲載されていますので、お時間のあるときに。さらに、通例であれば、Project:;COLDの公式サイトにも随時まとめが載ります。時間があるときにこちらのまとめページをチェックしてみてください。

レベル2:少女たちの日々の様子を確認したい

公式Discordサーバーにこの招待リンクから入ってください。

「ALTÆR CARNIVAL」の運営が用意した、5人の少女たちが会話をしているチャンネルや、少女たちがそれぞれ独り言をつぶやいているチャンネル、そしてそれぞれの「守護者」用のチャンネルが表示されます。

5人の少女たちの会話のログは、Discordに入らずともALTÆR CARNIVALの公式サイト内のチャットログページからも確認できますが、個々人の独り言チャンネルはDiscord内からのみ確認可能です。全員、毎日何かをつぶやいています。テキスト量がすごい。

なお、Discord上で少女たちと会話することはできず、守護者チャンネルは、あくまでも運営が用意した守護者同士が会話するための場です。なお、守護者と出場者は、デスゲームの配信内で交流する時間があると予告されています。

レベル3:他の融解班(プレイヤー)と情報交換しながら楽しみたい



Discordのチャンネル一覧にある「チャンネル&ロール」から、「雑談や考察のチャンネル」を選択することで、「ALTÆR CARNIVAL」の運営が把握していない、融解班向けのチャンネル群が一気に追加されます。事情は、融解班>融解班の皆さまへ で語られています(涙)。

大まかなチャンネル分けは、融解班>チャンネル説明 に解説があるので、ご確認ください。

また、X上には「Project;:COLD融解班」という公式コミュニティもあります。ハッシュタグは「#アルター・カーニバル」です。

レベル4:隅々まで知り尽くしたい!

そんなに頑張って知り尽くさなくても、全く問題なく参加できると思いますが、どうしてもというのでしたら……。

昨年の9月から5人の少女たちのプロフィールが徐々に明かされ、1月15日からは前日譚が開始されています。前日譚の大きな比重を占めているのは、Discord内で行われている5人の少女たちの会話ですので、ログを通読することがまずは第一歩ですが、さらに、いくつかの情報が先行して見つかっています。

瑠奈が崇拝する占い師「天法寺ジュリエッタ」のWebサイトや、VRChat内のMyDearestバーチャルオフィスに隠されたカードから判明した各デスゲームの(section1の?)ゲームタイトルと思われる情報、そして、RTASのテスト配信から見つかったコンビニで印刷できる資料の情報など。

これらの情報については、融解班のリー猫さんが作成された「Project:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL 前日譚まとめ」に完璧にまとまっていますので、ぜひご参照ください。

Wikiが欲しい? ARGプレイヤーの鑑ですね。融解班有志が立てているWikiはこちら

さらに、Discordの各考察チャンネルで、ディープな考察が日々繰り広げられています。こうした無限の考察もARGの大きな楽しみですが、自分のペースで参加するのが一番です。ご無理はなさらぬよう。


これだけ知ってればOK! Project:;COLD用語


今回は完全新作ですので、既存作品の知識はなくてもOKですが、最低限知っておくと良さそうなことを、簡単にご紹介します。

融解班

『Project:;COLD』の各事件において、調査し、謎を解き、時にはサイトをハッキングしたりして事件を解決に導く人たちの呼称。別名プレイヤー。ただでさえ、ひとりひとりのスキルも高いのに、それが群体ともなると一瞬で謎が融けていくことで有名です。(謎制作のまがたさんの胃は融けずにすむのでしょうか)

イオリ・ハートフィールドとパストハッキング



case.613とcase.633では、一通りの悲劇が起こった後で、100年後の探偵「イオリ・ハートフィールド」が融解班の前に現れました。イオリはバイナリーシティという謎のレジスタンス組織に属しており、「パストハッキング」という過去の通信機器へ情報干渉する特殊能力を持っています。しかし、その事象改変能力は限定的で、かつ、膨大なエネルギーを消費します。


未来では未解決事件として扱われている各caseに関して、融解班の手で真実を暴き、それをイオリに伝えることで、因果の要となる事象へピンポイントで干渉して事件を根本からなかったことにする。それが『Project:;COLD』の事件解決の王道です。

なお、バイナリーシティは過去に干渉し、世界線を変化させることで「Shirano」という存在を抹消しようとしているようですが、詳細は謎に包まれています。今回の2.0で、100年後の事情が見えてくるのかにも注目です。


過去のProject:;COLDシリーズについて


今作は独立した新作で、過去作の知識なしで楽しめますが、参考までにこれまでのシリーズ作品をご紹介します。

Project:;COLD 1.0 case.613



2020年の年末から2021年の年始にかけて実施された『Project;:COLD 1.0 case.613』(開始時の記事解決編の記事)では、高校生が結成したガールズバンド「都まんじゅう」と死の呪いを巡る物語が繰り広げられました。Twitter(現X)上で楽しく活動していたメンバーたちに突如降りかかる、13日ごとに誰かが死んでいくという呪い。彼女たちの悲劇の運命を変えられるのか。

TwitterとYouTubeを利用したリアルタイム進行の全体戦、という王道構成のARG。それを独自IPで大規模に立ち上げ、また、VTuberで発達したバーチャルキャラクター技術を活用して、フィクショナルだが実在感の高い人物たちという技術的新規性もある、日本のARG史の転換点となる作品です。

この「都まんじゅう」を巡る物語は、『Project:;COLD case.613 血の人形・再来事件 ココフォリアDL版』として販売されており、1〜4人で遊べる謎解きアドベンチャーゲームで追体験することが可能です。

また、公式がまとめているcase.613 のアーカイブはこちら。Twitter上での展開を抜粋してまとめたTogetterはこちら

Project:;COLD 1.8 case.633




2022年の3月の『Project:;COLD 1.8』(紹介記事)では、高校を卒業した「都まんじゅう」メンバーのその後が語られつつ、新たに発生した『case.633 惨劇の五芒星事件』を「C」という女の子と共に追いかけていくストーリーが展開されました。

「C」というプレイヤーに近い立場の人物が登場することで、現状の整理を容易にし、また、コミュニティとして公式Discordサーバを新しく設置し、その上でも「C」と交流できるなど、新しい挑戦が随所に見られる作品でした。

公式がまとめているcase.633 のアーカイブはこちら。関連のツイートまとめはこちら。また、公式Discord上にも「過去のチャンネル(アーカイブ)」として当時の記録が残っています。

その他

case.613 と同時期に「バーチャルマーケット5」内で実施された case.611 では、北澤千春という少女を救出しています。らこさんがまとめた動画をご参照ください。なお、後に case.633 に登場する、未来人に救われたと自称する「C」の本名は北澤千春であることが分かっています。

3つの事件を振り返ったリー猫さんのnoteの記事も、たいへん読み応えのあるものですので、ご興味がありましたら。


それでは、たった一度きりの、皆で物語の未来を切り拓く時間を、存分に楽しみましょう!


【関連リンク】

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