2021年6月27日

【対談】トランスメディアストーリーテリングって何だ?(前編)

はじめに

石川の『CEDEC2019』でのセッションや、『マーベルシネマティックユニバース』(以下『MCU』)の成功などでトランスメディアストーリーテリング(以下「TMS」)という言葉が日本でも少しずつ紹介されるようになってきました。
そんな中、TMSという言葉の提唱者であるヘンリー・ジェンキンズの『コンヴァージェンス・カルチャー』がようやく翻訳されたこともあって、今後さらにTMSという言葉を目にする機会が増えるのではないかと思います。

ただ、『コンヴァージェンス・カルチャー』の原著が15年くらい前のものであるために実例がやや古いこと、またTMSのカバーする範囲がとても広く、いろいろな切り口があるために、一部の実例を聞いただけで「TMSってこんなものなんだ」という誤解を与える危険性も出てきています。
そこで、TMSについて立場が違う3人がそれぞれの視点から議論することで、TMSとはそもそも何か、そのカバーする範囲や、解釈の曖昧な点の洗い出しができるのではないかと考えて、clubhouse上で2021年3月17日に行われたのがこの対談イベントです。

前編だけでも凄いボリュームのテキストですが、今まで日本ではあまり考察されなかった内容だと思いますので、ぜひ参考にしてください。

2021年1月31日

『Project:;COLD case.613』探偵登場で、いよいよ解決編へ


始動したタイミングの記事でもご紹介した『Project;:COLD case.613』ですが、3ヶ月近い出題編が終わり、ついに探偵が登場。事件解決編が始まりました。この「不可逆性SNSミステリー」は、今からが一番面白いところですので、駆け足で現状のご紹介です!

2021年1月21日

XR謎解きエンターテインメント「code name:WIZARD Episode1 魔導書の謎と六匹の妖精」

ARグラス「Magic Leap」を使用したXR謎解きエンターテインメント「code name:WIZARD  Episode1 魔導書の謎と六匹の妖精」が、東京タワー、新宿小田急百貨店にて開催されました。
新宿小田急百貨店での開催は会期通り2021/1/21まで、そして東京タワーでの開催は2021/3/31までと期間延長されていたものの、コロナによる緊急事態宣言により残念ながら1/11で中止となってしまいました。

しかしながら、新技術を用いたとてもチャレンジングな体験型イベントでしたので遅ればせながら概要を紹介いたします。



code name:WIZARD概要

code name:WIZARDは、株式会社KAKUSINが提供する最新空間コンピューティングデバイス「Magic Leap1」を活用した、XR謎解きエンターテインメントです。Magic Leapを活用している、ということでNTTドコモが全面サポートとして入っています。


巨大テクノロジー企業「Xカンパニー」が開発した「マジックサーチャー」をつけることで、魔法を扱うことができる素質を持つ選ばれし人間【ストライダー】修練生となり、もう一つの世界「魔法世界」の謎を探究していく、というのが全体のあらすじとなっており、今回のEp1では6匹の妖精について書かれた魔導書を解き明かし、マジックサーチャーを使って妖精と契約を結ぶ、というシナリオとなっています。妖精ごとにシナリオがわかれており、全部で6つのシナリオを体験することができます。


一つのシナリオの流れとしては、周遊謎解きと、XR謎解きの2パートにわかれており、まずは魔法図書館(受付)で魔導書と地図を実際に受け取り、それらに書かれたヒントを元に会場を探索、謎解きを行うことで妖精を呼び出すための魔法陣とキーワードを導きます。

探索・謎解きが終わり魔法図書館に戻ると、マジックサーチャーを装着し、修練の間に通され、紋章に向け召喚の構えを取ることで妖精を召喚することができ、ここから妖精ごとに異なる試練を与えられます。

配布される資料はとても作り込まれたデザイン

Magic Leapのハンドジェスチャーを使って左右の手で異なる魔法を出すことができ、
それらの魔法を駆使することで試練をクリアします。
シナリオによっては複数の妖精の力を使うこともあるなど、さまざまなギミックに挑戦することができ、多少慣れが必要な部分もありますが手から魔法が出るエフェクトは、誰もが一度は体験してみたいであろうものと思えるクオリティだと感じました。
また、妖精たちも様々な特徴を持ったキャラクターで、女性にも好かれそうな子達になっています。