2009年11月30日

慶應経済武山政直研究会(KEG)のARG公式ブログオープン

ARGを研究されている慶應経済武山政直研究会(KEG)が、先日公式ブログをオープンしました。

海外におけるARG事例の詳細な検証と考察だけでなく、今後行われる予定の実証トライアルの告知もこのブログ上で行う予定とのことですので、ぜひとも毎日チェックして頂き、参加の機会を逃さないようにして頂ければと思います。

なお、KEGはコンソーシアムとして行われたARG「RYOMA the secret story」の製作に関わっただけではなく、学校内を舞台にしたリトルARGも数回開催するなど、ARG製作に関してはかなりの経験値を持っています。

次に行われる予定の実証トライアルはこうした経験を踏まえたものになると思うので、かなり期待できる内容になると思いますよ!

西村さん、情報ありがとうとざいます!

記事元
KEG ARG2009

2009年11月25日

ゲーム「LEFT 4 DEAD 2」がARG的な試みか

11月24日に4Gamers.netが掲載している記事「『LEFT 4 DEAD 2』から飛び出したロックバンド,Midnight Ridersの公式サイトがオープン」で、ゲーム中に登場するロックバンド「Midnight Riders」の公式サイトがオープンしたことが紹介されています。

ツアーやアルバム情報だけではなく、メンバー紹介に加えてTシャツの販売も行っています。
またYouTube上では曲を聞くこともできるようになっているようです。

公式サイトは残念ながら英語版しかないようですが、日本でも発売されたばかりのゲームなだけに、ぜひとも日本語でも展開してもらいたいものです。

記事元
4Gamers.net:「LEFT 4 DEAD 2」から飛び出したロックバンド,Midnight Ridersの公式サイトがオープン
Midnight Riders公式サイト

2009年11月24日

SIG-ARG 第1回研究会「ARG入門」まとめ

11月22日に開催されたSIG-ARGの第1回研究会「ARG入門:体験型エンタテインメントの現在と未来」をまとめている記事を紹介させて頂きます。

SIG-ARG 第1回研究会 実況まとめ
Twitterの#SIGARGハッシュタグでつぶやかれた実況をまとめています。

せっき〜のゲーム屋さん
第一回 SIG-ARG(その1)
第一回 SIG-ARG(その2)
第一回 SIG-ARG(その3)
セミナーの様子をまとめてくださっています。

doitakaの日記
ARGの新しい呼称
ARGや代替現実ゲームの名称が受け入れにくいことから、受け入れやすい名称にしてはどうか、という記事を書かれています。

4Gamer.net
「ドラマ性があれば,それはゲームとして成り立つ」——代替現実ゲームってなに?から始まったARG研究会をレポート
セミナーの内容について詳しく紹介して頂いています。

アレとコレ.jp
[イベントレポート]『IGDA日本 代替現実ゲーム部会(SIG-ARG)第1回研究会「ARG入門:体験型エンタテインメントの現在と未来」』で聞いてきたこと
講演の発言を紹介して頂いています。

リアル脱出ゲームオフィシャルサイトオープン

リアル脱出ゲームのオフィシャルサイトがオープンしました。
ほかにも、オフィシャルTwitterも開始されたようです。

また、2010年1月の開催される「東京リアル脱出ゲーム廃倉庫からの脱出~虚構か現実か。虚構で現実か。~」の情報が修正されましたので、改めてリリースを掲載します。

_______________

◆東京リアル脱出ゲーム
廃倉庫からの脱出
~虚構か現実か。虚構で現実か。~

at BankART Studio NYK

□日時:2010年1月7日(木)~11日(月,祝)

7日(木)
17:30- / 19:00- / 20:30-
8日(金)
17:30- / 19:00- / 20:30-
9日(土)
12:00- / 13:30- / 16:30- / 18:00- / 19:30- / 21:00-
10日(日)
12:00- / 13:30- / 15:00- / 16:30- / 18:00- / 19:30- / 21:00-
11日(月,祝)
12:00- / 13:30- / 15:00- / 16:30- / 18:00- / 19:30- / 21:00-

□定員:1脱出 78名

□会場:
BankART Studio NYK
(横浜みなとみらい線「馬車道駅」6出口[万国橋口] 徒歩4分)

□ticket:
前売 2,800円 / 当日3,300円
11/28(土)10:00よりeplus+(イープラス)にてチケット発売開始

□リアル脱出ゲームオフィシャルサイト
http://realdgame.jp/
前回の「終わらない学級会からの脱出」のレポートや、加藤隆生の「リアル脱出ゲームとは?」もアップ。要チェックです!

□リアル脱出ゲームオフィシャルtwitter
http://twitter.com/realdgame

□主催:OTOTOY
http://ototoy.jp/
□企画制作:SCRAP
http://www.scrapmagazine.com/
□協賛:極限脱出 9時間9人9の扉
http://www.chunsoft.co.jp/games/999/ds/
□協力:LLP wonder
http://www.llp-wonder.jp/
株式会社Knot
http://www.knot-inc.co.jp/
_____________

LLP wonderさん、情報ありがとうございます!

記事元
リアル脱出ゲームオフィシャルサイト
リアル脱出ゲームTwitter

2009年11月19日

SIG-ARG 第1回研究会 予習資料

いよいよ SIG-ARG の初めてのセミナーが次の日曜に迫ってまいりました。
それにあわせて、もしかして、セミナー前に少し予習をしておきたい!という方がいらっしゃるかもしれません。

そんな熱心な皆さまのために、予習用の資料を作成いたしました。twitter でのつぶやきを togetter というサービスでまとめたものです。 手抜きでスミマセン。

なお、twitter でのハッシュタグには #SIGARG をご利用いただけます!

SIG-ARG第1回研究会のチケット購入は金曜日の18時までです。お忘れなく!

記事元

2009年11月18日

武山教授インタビュー「代替現実ゲームに見る情報送受信の変化」

ハミングヘッズが11月10日、22日に開催されるSIG-ARGのセミナーで講師を務められる慶応大学経済学部の武山政直教授に対するインタビュー記事を掲載しています。

インタビューではARGを一過性のブームではなく「情報受信者側の変化」によって生み出された新しい手法であると解説しています。

このほかARGの製作に必要な能力などにも言及しており、非常にまとまった内容になっています。

記事元
ハミングヘッズ:代替現実ゲームに見る情報送受信の変化

日本初のAR連動型新聞広告を掲載

住友商事は11月16日付けの日本経済新聞を皮切りに、3回にわたってAR連動型新聞広告「情熱、コツコツ。」を掲載すると発表しています。

どういう内容かというと、
PCで住友商事の「情熱EARTH」にアクセスし、新聞に掲載されている特定のマークを切り抜いてWebカメラにかざすことで、ディスプレイ上に地球儀が表示され、住友商事の拠点や事業を行った地域が示されるというもの。

通常の広告と比較すると、読者にかかる手間が増えるのが難点ですが、大手新聞社がこのような手法を取り入れたことは非常に重要な点だと思います。

この調子で、次は新聞連動型ARGもやってもらいたいですね!

記事元
日本初のAR連動型新聞広告を掲載
情熱EARTH

Podcast: 新と三宅のARG対談

SIG-ARG の第1回研究会(セミナー)が11月22日(日)に迫っています。そんな中、IGDA日本の代表の新清士さんと、IGDAの色々なSIGで有名な三宅陽一郎さんに、ARG についての対談をしていただきました。

写真+音声で YouTube に上げたものが以下のようになります。グダグダになりながらも、新さんと三宅さんの仲の良さが伝わってくる Podcast となりました。

ARG の解説から、デジタルゲームの開発者の視点から見た ARG への期待、そして、カナダのARG事例の紹介まで、盛りだくさんの内容ですので、ぜひお聞きください。

なお、SIG-ARG 第1回研究会のチケットの購入の締め切りは金曜(20日)夕方です。 お忘れなく!
詳しくは: http://www.igda.jp/modules/pico/index.php?content_id=13







追記
意外に皆さまのツッコミが激しいので補足ですが、IGDA Japan Podcast の RSS にて、本当の Podcast としての配信も行っています。

2009年11月16日

「あんたがた」 11月20日にも開始

先ほど2月に行われる「あんたがた」の記事を紹介しましたが、
11月20日にも「VIPPERのあんたがたに挑戦します ?煎」が行われるようです。

OPフラッシュによると、
2009年11月20日19:30
から開始されるとのこと。

どういった内容かは不明ですが、これも見逃せませんね!

ガスケツさん、情報ありがとうございました!

記事元
VIPPERのあんたがたに挑戦します ?煎

「あんたがた」、今度は合戦! 開始は2月26日

「あんたがた」の最新作である「あんたがた合戦2010」が、2010年2月26日に開始されることが発表されました。

今回の「あんたがた」はチーム戦となっており、過去に開催された煎ごとにチームを編成。1チームにつき1問を運営に提出して、全チームの問題を解いていくという形式のようだ。

最終的な勝利チームは、参加した人たちの評価をもとに決定するとのこと(まだ検討中だそうです)。

公式サイトによると、今回の煎はつまるところ

------
465 :名も無きおうどん [↓] :2009/11/04(水) 22:41:05 ID:???
過去煎のGM達が、それぞれ至高の問題を引っ提げ登場
あんたがたは問題を解いていき、どの問題が一番美味しかったか投票!
「あんたがた」5周年を飾る、MVP-Most Valuable Pspsを決める大合戦

って読めた
------

ということだそうです。

開始までにはまだ3カ月ほど空いていますが、今までの「あんたがた」は告知から開始までの期間が短かったこともあり、「気がついたらもう終わっていた」というケースもあったのではないでしょうか。
今回は早い告知となったことで、これまで参加できなかった人もこの日に備えて準備を整えることができるでしょうし、いつも以上にヒートアップしそうですね!

記事元
あんたがた合戦2010

2009年11月12日

ARGに必要な2つの重要な要素

ARGNet「ARGNet on “The Digital Edge”」の記事内で、ARGNetの記者の一人であるMarie Lambさんが、ARGに必要な2つの重要な要素として、

"It has to have a really good story, and it has to have a strong community of players."

超訳
本当に優れたストーリーと、プレイヤーによる強力なコミュニティー

が必要であると話しています。
そして良いARGは、この2つの要素がちゃんと連動しているのだそうです。

なおこの話の詳細については、The Degital Edgeが配信しているpodcast「Episode44:Altarnate Reality Games」で聞くことができるそうです。

記事元
ARGNet:ARGNet on “The Digital Edge”
The Degital Edge:Episode 44: Alternate Reality Games

2009年11月11日

「東京リアル脱出ゲーム 廃倉庫からの脱出 at BankART Studio NYK」1月7日より開始!

「東京リアル脱出ゲーム 終わらない学級会からの脱出」が好評のうちに終わりましたが、さっそく次のシリーズが企画されているようです。

以下はプレスリリースの内容です。

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◆東京リアル脱出ゲーム
廃倉庫からの脱出
at BankART Studio NYK
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□日時:2010/01/07(木)~12(火)

□会場:BankART Studio NYK
http://www.bankart1929.com/

□ticket:
前売 2,800円 / 当日3,300円
11/19(木)e+(イープラス)にて発売開始

主催:OTOTOY
http://ototoy.jp/music/
企画制作:SCRAP
http://www.scrapmagazine.com/
協力:LLP wonder
http://www.llp-wonder.jp

リアル脱出ゲームとは、とある空間に閉じこめられ、そこにある様々なアイテムや暗号を読み解き脱出する、体と頭を使った知的欲求を満たす謎解きゲームです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

チケットは11月19日より発売開始なので、前回惜しくも参加できなかった方々はすぐに購入できる準備をしていたほうがいいかもしれませんね。

LLP wonderさん、情報ありがとうございました!

追記(11/12 10:00)
公式サイトが更新され、紹介ページが作られたようです。

追記(11/19 10:15)
チケットの販売開始が11月28日(土)に延期になったようです。

参考記事
OTOTOY:リアル脱出ゲーム「廃校シリーズ3〜終わらない学級会からの脱出〜」
OTOTOY:東京リアル脱出ゲーム 廃倉庫からの脱出

2009年11月6日

「一ヶ月分の給料の使い道を決められる権」が出品

Yahoo!オークションで「一ヶ月分の給料の使い道を決められる権」が出品されています。終了日時は11月11日3時38分です。

これは出品者の商品説明によると、

この企画により、落札者様は私の人生を大きく変えることができる、 そして使い道次第では使ったときの状況・その後の一ヶ月の私の生活を楽しむことが できるという、Sな人にはたまらない企画です。

という企画となっているようです。

ARGというよりはもはや「リアル」としか形容しようのない試みですが、彼の運命を決定したい方は、一度入札してみてはいかがでしょうか。

追記(2009/11/11 13:00)
オークションは無事(?)に終了し、入札者数が50件、落札金額は2万200円となりました。
なお、今回の企画に関する報告は、「バカヤフーオークション出品」で報告されるとのことです。

記事元
Yahoo!オークション:一ヶ月分の給料の使い道を決められる権

ニコニコ動画+ニード・フォー・スピード=ktkr!

EAが11月12日に発売予定の「ニード・フォー・スピード シフト」がニコニコ動画とコラボした動画を公開しています。

詳細をここで書いてしまっては面白みがなくなってしまうので、是非直接動画をご覧下さい。

個人的に、こういう遊びは大好きです。

記事元
ニード・フォー・スピード シフト(公式サイト)
「ニコニコ動画がニード・フォー・スピード シフトをやったらこうなった」(動画)

mixiで世界消滅に備えたARGを開始か?

mixiがサイト内に、2012年12月21日に世界が終末を迎える可能性があることから、この危機を乗り越えるための準備を行っているとのことです。

この準備は「ミクの方舟」と呼ばれており、この舟に乗る事が出来れば、2012年12月21日がきてもミクシィアカウントは無事なのだそうです。

しかし、誰でも乗れるわけではなく、乗船許可証を入手しなければならないとのこと。
その方法については、11月9日に明らかにされるようです。

2012年12月21日に終末を迎えるという話は、ノストラダムスの大予言に次ぐ人気を誇るマヤ暦に基づいています。
wikiの説明によると、かつて栄えていたマヤ文明は、現代と比較しても非常に高度な暦の制作技術を有していたそうです。そのマヤが用いていた暦のひとつである長期暦が、2012年12月21日〜23日頃に終わることから、その時期に世界が終わるのではないかという考え方が生まれたようです。

2012年、本当に世界がどうなるのかはわかりませんが、試みとしては結構面白いのではないかと思います。
9日に行われる発表が楽しみですね!

追記(2009/11/09 17:20)
サイトが更新されました。
乗船券入手方法は、

「携帯から人類最後の日がきても"生きたい"という意思を日記に書いてください」

とのこと。
この内容が認められれば、乗船券が発行されるそうです。
記事元
mixi:2012年12月21日ミクシィは無くなるかもしれません(mixiアカウントが必要)

式根島CITOに参加してきました


10月31日、式根島で開催された式根島CITOに参加してきました。CITOとは「Cace in trush out」の略だそうで、ゴミ拾いとジオキャッシングをからめた、ジオキャッシングの公式イベントのことです。

4チームにわけられた小学生を中心とするグループに対して1台ずつGPS機能つきのPSPが渡され、僕のような大人は保護者としてつきそう形でゲームは展開。
ゲームは隠されたキャッシュを見つけ出し、キャッシュに書かれている順番に島をまわりつつ、その道程にあるゴミを回収していくという内容となっており、ゲームと社会奉仕の両方を同時にこなすシリアスゲームとなっていました。


式根島は面積が約3.9k㎡ととても小さな島で、人口も600人弱。夏になれば約3万人の観光客が訪れる一大観光地ですが、この時期はほとんど見られず、とてものんびりとした空気が流れているところです。
こうした中、今回のイベントは島内に住んでいる子どもたち間の交流と、学校だけでは教えられない教育をゲームを通して育む内容となっており、非常に優秀な内容だったと思います。

今回のイベントを主催した新島村商工会は、今後もこうした内容のイベントを行っていきたいと考えており、来年10月に開催する予定のイベントでは、今回のシリアスゲームの側面を残しつつ、島外からも多くの観光客を呼び込みたいということです。

この試みに対して、僭越ながら僕がARGクリエイターとして参加する予定となっています。
もしこの式根島ARGの開発に参加したい、という方がいらっしゃいましたら、是非僕あてまでご連絡ください。
argjpn(a)gmail.com
※(a)を@にしてください。

参考記事
GPS Treasure-Hunting in Niijima + Shikinejima Islands
Gecaching The Second CITO Event in Shikinejima Island, Tokyo(動画)
暁の広場:ジオキャッシング 宝の島へ、、第一部

2009年11月5日

11/22 SIG-ARG第1回研究会 「ARG入門: 体験型エンタテインメントの現在と未来」

IGDA日本(国際ゲーム開発者協会日本) 代替現実ゲーム専門部会(SIG-ARG)は、第1回研究会 「ARG入門: 体験型エンタテインメントの現在と未来」を2009年11月22日(日)に開催いたします。

第1回研究会では、講演者に慶應義塾大学の武山政直教授、メディアファクトリーの三原飛雄馬氏、オフィス新大陸の坂本犬之介氏という、現在の日本において、ARGの知識と経験でトップクラスの方々をお招きします。武山研究室は日本でおそらく唯一、ARGの研究班がある研究室であり、三原氏は「名探偵コナン カード探偵団」を始めとした商品型ARGを精力的に展開している仕掛け人でいらっしゃいます。また、坂本氏は、日本で開催されたARGとしてはもっとも欧米の典型例に近い「RYOMA the Secret Story」の Phase 2 などの企画・運営を担当されています。

パネルディスカッションでは、<メイルゲーム><宝探し><宿泊型ミステリーイベント>と、これまで ARG という呼び名こそされてこなかったものの、体験型のエンタテインメントを長く運営してきている皆さまをパネリストとしてお招きして、日本におけるこれまでの ARG 的なエンタテインメントの姿と、今後の可能性について論じます。

SIG-ARG の目標の1つは、ステレオタイプな ARG に留まらない、広範な「体験ゲーム」の可能性を探ることです。例えば、近年、デジタルゲームは将来的にその領域を現実世界に広げて行くであろう、という言及がCEDECなど様々な場で為されています。デジタルゲームとARGの融合は、その一つの未来のカタチかもしれません。

また、国際ゲーム開発者協会の専門部会である SIG-ARG の重要な立ち位置は、「娯楽を開発する」という立場を起点とすることです。ARG には強力なマーケティング手法としての側面があり、そういった特性も論じていきますが、エンタテインメントの開発者という視点を忘れないことで、SIG-ARG ならではのセミナーを作っていければと考えています。

はじめての研究会となりますが、ARG 初心者の方から、ARG 開発者の方まで、数多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

参加にはチケットの事前購入が必要です。詳しくは、igda.jp のSIG-ARG第1回研究会のご案内をご参照ください。

2009年11月4日

謎に答えて小説へ出演!?

小説家の新城カズマ先生と言えば、Twitter で鬼ごっこをしてみたりセカイカメラで小説を書いてみたりと様々な試みをされていることでご存じの方も多いでしょう。(詳細は「新城カズマ『15x24』ネットでのプロモーションまとめ - 三軒茶屋 別館」が詳しいです)

その新城先生のblogの記事 「15x24の4巻こっそり特別先行公開……」 にて、今度は、新城先生の最新作「15×24」の最終巻への出演権をかけて、謎かけが出題されています。お題は以下の3部門。
  1. 「完璧な場所(ドラマの鍵となる場所)」はここだ!部門
  2. 『15×24』のクライマックス~エンディングはこうだ/こうあるべきだ!部門
  3. 真犯人の正体およびその動機は?部門
締め切りは12月5日までとのこと。

お題となっている「15×24」は、15人の若者の2005年大晦日~06年元旦までの長い1日を描いた3000枚の大作です。毎月連続刊行中で、6巻中3巻まで発売されています。

新城先生の「最近は基本的に『15×24』を期限付きのテーマパークというか書籍&現実の東京をプラットフォームにしたARGなんだ、と考えるようにしてます」という言葉の通り、ARG的な遊びとして、ぜひ皆さまもトライしてみてはいかがでしょうか。

通常の懸賞問題などと違い、新城先生への直接質問もアリだそうです。また、参加者間の情報共有には 15x24 Wiki もご利用ください。

なお、新城先生は、11月22日に予定している SIG-ARG の第1回研究会へ、パネリストとしてお呼びしております。近日中に告知を行いますので、こちらもお楽しみに!

記事元
15x24の4巻こっそり特別先行公開…… - 散歩男爵 Baron de Flaneur (Art Plod版)
15x24 @ ウィキ

Google Maps にしか存在しない町

Tokyo Fuku-blog「グーグルマップだけに現れる幻の町「アーグルトン」の謎」によると、Google Maps に、実在しない町が載っているのだそうです。

それは、イギリスのランカシャー州アーグルトン。Google Maps にはしっかり載っています。しかし、この町、実際には存在していないそうなのです。

地図の無断複製防止のためにペーパータウンを載せているという噂はよくあるため、今回の件もそうした一環だとは思います。でも、現実の複製であるはず地図に、架空の町が存在するというのは、なんだかワクワクしますね。

それに、アーグルトン、英語で書くと Argleton ですが、最初の3文字を見ると……。

記事元
Tokyo Fuku-blog:「グーグルマップだけに現れる幻の町「アーグルトン」の謎」