5月16日(木)から6月15日(土)まで、スマートフォンアプリを使ったARリアル謎解きゲーム「渋谷パラレルパラドックス」が渋谷でスタートしました。
アプリの開発は、ARGっぽさが溢れているAR RPG「ノンフィクション・レポート」を開発中のENDROLLさん、そして謎制作はおなじみのNAZO×NAZO劇団さんということで、ワクワクしながら参加してきました! そして、とってもARでした!!
ということで、ネタバレにならない範囲でレポートします(本記事の画像は公式のプレスキットのもので、ネタバレではありません)。
さて、謎解きキットの販売はTSUTAYAの6階。1980円で購入すると、周遊でよくある大きな2つ折りのシートがもらえます。導入を読んでみると、何やら渋谷で不穏なことが起こっている様子。指示に従って iOS アプリをダウンロードします。
あ! ここで大事なことをお伝えしないといけませんでした。渋谷パラパラを遊ぶには、iOS12.0(※)以上で iPhone SE と同世代以降の iPhone が必要です。iPhone を普段遣いしている人はだいたい条件を満たしていると思いますが、Android ユーザは残念。遊ぶことができません。ARKit という最新の AR 機能を使って、すごい AR 体験を作っているためですので、ご了承ください。不安な方は、上のリンクから事前にダウンロードしておいてもいいかもしれませんね。
(※当初はiOS11.3以上としていましたが、公式から訂正の案内があり、修正しました)
(Android での同等の機能である ARCore のサポート端末も最近増えてきていますので、Android サポートを望む方は、ぜひTwitterで無念の声を上げてみてください)
さて、アプリを立ち上げて、紙に書かれた番号を入力すると、いよいよゲームスタートです。チャット(風)画面がまず立ち上がり、渋谷の観光情報が流れていくのをぼーっと眺めていると、突然、名も名乗らない怪しい人物からコンタクトが! そして、テキストチャットだけかと思ったら、あんなことも!! ……と、ここからは実際に現場でお楽しみください。
そうそう、何故かは言いませんが、音声を聞きたい場面がいくつかありますので、ヘッドフォンがあるとベターかもしれません。なくても最初さえ乗り切れば、なんとかなりますけれども。
アプリの基本画面は、chatとmapとcamera。最初はchatとmapと、紙のシートを使って、謎を解き明かしていきます。そして、紙に書かれたいつもの感じの謎を4つ解き明かしたら、map に表示されている異世界とつながる扉へと実際に足を運びます。
現地に着くと、そこの壁には実際に扉(のポスター)が出現しているじゃありませんか! これまで封印してきた camera 機能をすかさず起動し、扉にかざします。
すると、アプリの中だけで見える扉が飛び出して眼の前に起立し、地面からは操作パネルがせり上がってきます。
扉を開けた先に何が待っているのかは、実際にぜひ体験してみてください! (よっぽどの AR 通でなければ)初めて体験する「リアル」な謎解きが待っていると思いますよ!
(くれぐれも、AR体験中は、自動車や他の通行人にお気をつけて……)
以上のような流れを何度か繰り返し、渋谷をぐるっと歩いて巡る、約90分〜120分の周遊謎解きの「渋谷パラパラ」のご紹介でした。なにより、1ヶ月くらいの公演向けに作ったものにしては、アプリが別格によくできていました! 渋谷の街を歩きながら物語の世界とつながっていく感触を体験できると思います。
渋谷では、奇しくも別のAR謎解きゲーム「サラと謎のハッカークラブ2」も開催中です。それぞれ違った方向性で体験をリッチにしようと試みているこの2作品。比べてプレイしてみるのもいいかもしれませんね。
最後に、もう一つご注意です。渋谷パラパラアプリをつけっぱなしで移動していると、かなりバッテリーを消費します。しっかり充電された状態で始めるか、モバイルバッテリーを持参しておくといいかもしれませんね。
楽しいAR体験を!
(文章:@epi_x)
【関連リンク】
- 渋谷パラレルパラドックス公式サイト
https://armystery.jp/shibuya-parapara/ - iPhoneアプリ「渋谷パラパラ」
https://itunes.apple.com/jp/app/id1456524563 - Twitter: #渋谷パラパラ
https://twitter.com/search?q=#渋谷パラパラ
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