2019年11月15日

【ミニニュース 2019/11/15】日常の中のAR「SLAM DUNK Talkin’ to the Rim」

■日常の中のAR『SLAM DUNK Talkin’ to the Rim』


いまだに強い人気を誇るバスケットマンガ「スラムダンク」の主人公・桜木花道が、ただただシュート練習をするARアプリ『SLAM DUNK Talkin’ to the Rim』が2019年11月11日にリリースされ、話題になっています。



このアプリは3つのモードから構成されています。
「PARK MODE」では桜木花道のシュート練習を好きなアングルで見ることができます。
「AR MODE」ではその名のとおり、スマホのカメラを使い、現実の風景の中にバスケットゴールと桜木花道が現れてシュート練習が始まります。
「ALUBUM MODE」では、「AR MODE」で保存した動画(5秒程度)を見ることができます。

このアプリで強く感じられるのは、日常の中に溶け込んだARだということです。
ARというと、日常の中にドラゴンなど非現実なものを浮かび上がらせたり、キャラクターがこちら向かってにアクションをしたりするものが多いですが、このアプリでは桜木がただひたすらシュートの練習を続けている。
カメラの向こうにいる私たちなど、まったく気にもとめません。それが逆にリアリティのある日常の風景を生み出している。
このツイートなど、秋葉原にあったバスケットのポストを知っている人なら、あまりにも自然に溶け込んでいる姿に逆に驚くのではないでしょうか。


今後こういった「現実世界に自然に溶け込んだAR」は代替現実の一つの方向性を示している気がします。
(文章:石川淳一)

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