かいじゅうは実在する！？ ARアプリ「ESPerスコープ」を使った代替現実施策が開始

【ミニニュース 2019/10/18】で紹介した世界の異変情報を提供する謎のサイト『ESPer隊』に動きがありました。



当初は都内各地で発生している異変・怪奇現象をレポートする記事が順番にアップされていたのですが・・・

10月22日付のエントリ「調査の進捗をお伝えします。【河元】」で各所の異変が示唆している場所が東京ドームシティであるという報告がなされ、ここで行われる「怪獣たちが住む世界をテーマにした体験型イベント」が各所の異変と関係していることが示唆されました。

その翌日、10月23日になってサイト読者に向けてESPer隊から【調査協力依頼】が行われました。
ESPer隊は異変の調査に使用していた「ESPerカウンター」を改良してスマートフォンでも時空の歪みを観測できる「ESPerスコープ」を開発、これを協力者（サイトを見ているプレイヤー）へ配布して調査の協力を求めています。

【調査協力依頼】今回の異変を皆さんのスマートフォンで感知できる「ESPerスコープ」を開発しました。
これを使えば皆さんの身の回りの異変を写真に収めることもできます。以下のハッシュタグで異変を多くの人に知らせてください！#かいじゅうのすみか #ESPITミッションhttps://t.co/7GhvsCfokn

— E-S-P・I-T / ESP捜査隊 (@MisteryTbry) October 23, 2019

「ESPerスコープ」はAR機能を活用し、現実世界を舞台として異変を探し出すツールです。
実際には「WONDARFOR」というスターティアラボ株式会社が開発した汎用ARアプリの仕組みを援用したものとなっているようです。この「WONDARFOR」をスマートフォン等にインストールした上で、スマートフォン等でESPer隊のサイト内にある調査依頼ページを開き【調査を始める】ボタンを押すと下のスクリーンショットのようにWONDARFOR（に内包された「ESPerスコープ」）を起動してかいじゅうや怪奇現象のAR画像を閲覧したり写真撮影したりすることができるようになります。

本記事の公開時点では全部で６つの調査依頼が出ており、協力者がSNS上に共有してくれた写真は各SNSのハッシュタグ #ESPITミッション から閲覧できるようになっています。単にウルトラ怪獣がARで表示されるだけではなく、未確認飛行物体が飛ぶ様子や、天井に開いた異次元（？）に繋がる穴から「目」が覗き込む様子、空に広がるウルトラサインなど様々な調査写真がタイムライン上にアップされています。

10月25日に公開された 【エリア限定】宇宙人？のコレクション の内容によれば「ESPerスコープ」は調査依頼ページのボタンからだけでなく、他の調査でもしばしば登場している「石碑」に刻まれた不思議な文様にも反応するようです。

例えばこのような形で調査可能です。
矢印の場所にあるのが青い石碑の文様のようです！
どこで調査できるかなどの注意事項もサイトに掲載しているので合わせてご確認ください！【東京支部河元】#ESPITミッション #かいじゅうのすみか pic.twitter.com/atCgtvFk5v

— E-S-P・I-T / ESP捜査隊 (@MisteryTbry) October 27, 2019

この一連の施策は、11月7日から東京ドームシティGallery AaMo（ギャラリー アーモ）で開催される「空想科学 かいじゅうのすみか 体感エンターテインメント」の事前プロモーションという位置づけだったようです。同イベントの公式サイト内で11月5日に告知された通り、同イベントの追加プログラム名が「かいじゅうのすみか　AnotheR story ～時をつなぐ石碑～」だったことから、意味深な「石碑」は物語上この追加プログラムと関わりがある可能性が高そうです。
公式サイトには「かいじゅうのすみか　AnotheR story ～時をつなぐ石碑～」の概要が以下のように書かれています。

AR体験と「かいじゅうのすみか」の世界に秘められた謎を解きながら、皆様に「かいじゅうのすみか」の世界をもっと踏み込んだ形でお楽しみ頂くためのプログラムです。かつて「かいじゅうのすみか」を訪れた探検家が残した「手記」と不思議な「石版」を使って、その謎を解き明かそう！

■バックストーリー
日本の各地で異変が発生。異変の起きた場所を調査する中で、一連の異変の中心に東京ドームシティがあることを突き止めたあなたは、ちょうどその頃開催されている空想科学「かいじゅうのすみか　体感エンターテイメント」へと向かう。
東京ドームシティにたどり着き、一部がかすれて読めなくなっている古い「手記」と不思議な「石版」を発見したあなたは
謎の人物「河元」に調査を託され、「手記」と「石版」を手に「かいじゅうのすみか」に入るポータルへと向かう。
そして、すみかでの探検を通し「手記」の抜け落ちた情報を解き明かすうちに、誰も知らない真実に辿り着くのだった…

■「かいじゅうのすみか　AnotheR story ～時をつなぐ石碑～」の遊び方
・空想科学「かいじゅうのすみか」体感エンターテイメントの会場入り口で参加券を購入し、「手記」（紙の冊子）と「石版」（専用の貸出タブレット）とを受け取ります。
・会場内に入り「かいじゅうのすみか」の世界をお楽しみください。
・会場内に設置してある「石碑」をみつけ出し、「石碑」を「石版」（タブレット）で読み込むことで「手記」内の抜け落ちた情報を集めることができます。
・全ての「石碑」を探し出し、「手記」の情報を埋めることで「かいじゅうのすみか」の世界の謎が明かされていきます。
・このプログラムは１プログラム（税込2,400円）の購入で複数人でお楽しみ頂けます。
友だち同士やカップル、家族など２～３人のチームで楽しんで頂くのがお勧めです。
・なお専用タブレット端末の追加貸し出し（税込800円／1台）も行っています。

 【関連リンク】

• ESPer（エスパー）隊公式サイト
• E-S-P・I-T / ESP捜査隊公式Twitter
• かいじゅうのすみか体感エンターテイメント（ウルトラマン、円谷プロ公式サイト内）