本日2月9日のNHK「おはよう日本」にて、「広がるGPS 意外な遊び方」と題してジオキャッシングが紹介されました。
キャッシュ(宝)を探している人たちと同行したアナウンサーが実際にキャッシュを見つけるという流れで2分半ほどの紹介でした。紹介内容は以下の通り。
- 参加者がお気に入りの小物やおもちゃなどを「宝」として用意する
- 「土地の所有者の許可を得て」それを隠す
- 専用サイトに隠した場所の位置情報を登録して公開する
- 見つけたい参加者がGPSを使って位置情報を元に探す
- 宝は世界中に160万個以上、参加者は500万人
- GPSを使って現地についてからが難しい
- 大のおとなが宝探しと思ったが、達成感は素晴らしいものがあった
- 本当に嬉しかった
- 見つけた箱を開けるとミニカーやコインなどが入っている
- 持っていきたい時は代わりのものを入れる
- 参加者の声「宝探しをやっていなかったら一生行かなかった所に行けて すごく楽しい」
番組ではジオキャッシングに続いて、GPSロガーを使って移動経路で地上絵を描く「GPS地上絵(GPSドローイング)」(参考:デイリーポータルZの記事)と、屋内でも位置情報が取れるようにする二子玉川ライズでの実証実験(参考:日本経済新聞の記事)が紹介されていました。
なお、ジオキャッシングのオフィシャルでは、土地所有者または土地管理者の許可を取ってキャッシュを隠すことを参加者に求めています。しかし、実際には全ての土地の所有者とコンタクトを取ることは困難なため、一般的には参加者はフリスビールールと呼ばれる考え方に従っていることが多いようです。これは、フリスビーを遊ぶ時に許可がいらないような公共スペースならば、キャッシュを隠しても大丈夫だよね、というもの。個人的には、隠す方も探す方も大人であることを前提とした、紳士の遊びというイメージがあります。
ただ、まぁ、紳士も突き詰めると変態的になるもので。以下は Geocaching.com のオフィシャル動画からエクストリームなジオキャッシングを幾つかご紹介。ちなみに、最後のものを除いては、スモールキャッシュやマイクロキャッシュと呼ばれる特に小さいキャッシュですので、全てがこんなトンデモではありません。(あっ、2番目の動画はドイツのキャッシュのspoiler(ネタバレ)を含みますのでご注意!)
ジオキャッシングに興味のわいた方は、日本語紹介サイト GEOCACHING (ジオキャッシング)の楽しみ方 や、Wikipedia のジオキャッシングの説明を熟読した上で、Geocaching.comへどうぞ。iPhoneアプリが日本語化されているのでオススメです。
関連リンク
GEOCACHING (ジオキャッシング)の楽しみ方
ジオキャッシング - Wikipedia
Geocaching.com
東京近辺のキャッシュ地図
@nifty:デイリーポータルZ:体長2.5kmの馬の絵を描く
次世代GPS、屋内も死角無し 売り場を丁寧に案内:日本経済新聞
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