2021年10月2日

伝説の1ヶ月を共に創ろう。『神椿市建設中。』10/4スタート


2021年10月4日12時より、共創型コミュニティアドベンチャー『神椿市建設中。』の正式サービスが1ヶ月限定で実施されます。『神椿市建設中。』は、バーチャルシンガー「花譜」などが所属するクリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」が開発するオリジナルIPプロジェクト。仮想都市である「神椿市」に秘された謎を読み解き、街の秩序と平穏を取り戻す物語です。さらに、その体験は仮想世界だけでなく、現実世界にも侵食してくるとのこと。

共創型コミュニティアドベンチャーというのは聞き慣れないジャンルですが、謎解きミッションを体験のベースとしながら、参加者同士がオンライン上で協力しながら物語を創っていく、ということで、まさにARG情報局の取り扱いジャンルど真ん中の、オンラインを舞台にした全体協力の体験型エンタテイメントコンテンツです。


昨年12月に実施された300名でのクローズドβテストに参加していましたが、スマートフォン向けに作り込まれたWebアプリ上で、実時間に応じて次々と全体に向けたミッションが進行していく構成で、期間を限られたならではの、たいへんな盛り上がりでした。

今回の正式サービスでは、神椿市復興課の公式アカウントの1.9万人というフォロワー数からみても、参加者が1万人規模になることが想定され、まさに「伝説の1ヶ月」となりそうです。

10月2日に実施された直前情報のYouTube生放送にて、ミッションとなる「Q」の実例が紹介されました。

「あなたは一文字の地名を探した」という出題と、0/85という表示があります。これに対して、日本国内の一文字の地名、全85箇所の名前を全体戦で解答していき、すべて解答が終わると、全体としてミッションクリア。ゲームが進行し、ストーリーが公開されます。

βと同じルールであれば、一度回答すると再回答可能になるまでクールタイムが何時間か設定されています。ですので、一人だけ正解が分かってもしょうがなく、公式のDiscordサーバで、参加者——「共創者」間で解法の情報共有をしながら、協力して謎を解いていくことになります。(βは300名だったにもかかわらず、すごい勢いでクリアされていったため、今回どういうミッション設計にしてきているのか、ドキドキしています。コロナ前のオリジナル企画の要素だったという、現地でのGPSチェックインが復活しているのかも含めて……)

世界観がしっかり載った実時間進行の全体戦コンテンツは体験型エンタメの事例的にも非常に貴重です。さらに、ARG的な現実世界への浸食も予告されているなど、ミッション内容も要注目。みなさんも「共創者」として、伝説の目撃者になりましょう!

なお、KAMITSUBAKI STUDIO は、音楽と合わせて物語を産み出すクリエイティブレーベルですが、今作では、所属するバーチャルアーティストグループである『V.W.P -Virtual Witch Phenomenon-』のメンバー5名が、『神椿市建設中。』のキャラクターを演じているという構造となっています。音楽と共に語られる物語という点も、注目ですね。

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