2020年4月4日

【ミニニュース 2020/04/04】チャリティマーダーミステリー『七日と道徳』/トランスメディアな謎解き『もぎたてSTRONGの事件簿』

架空のマーダーミステリーで専門店を救う『七日と道徳』

(文:石川淳一)

昨年から始まったマーダーミステリーブームによって、マーダーミステリー専門店が開店したり、マーダーミステリーの公演を積極的にやるゲーム関係の店舗が増えてきました。
そこに降りかかったのが新型コロナによるイベントの自粛要請。対面でのプレイが前提のマーダーミステリー店にとって、公演を中止・延期せざるをえない状況は死活問題です。
そこで登場したのがチャリティマーダーミステリー『七日と道徳』です。




これは苦境に陥っている店舗に対して、架空のマーダーミステリーイベントのチケットを買うことで寄付のような形で支援するというイベントです。
チケットはすべての店舗に均等に分けられる「どこでも」プランと、特定の店舗を支援する「店舗」プランに分かれており、どのような支援をするかを参加者が選ぶことができます。

面白いのは、#七日と道徳 というハッシュタグを使ってTwitter上で本物のマーダーミステリーのようにわざわざ「ネタバレにならない範囲で」自分が参加したつもりで面白おかしく語るのを推奨していること。
単なる寄付に終わらずに、みんなで壮大なごっこ遊びをやる感じですね。

すでにたくさんの投稿が寄せられていますが、その中で石川が気に入ったものをいくつか。








とにかく、みなさんのなりきり創造力には感心するやら笑うやら。ぜひ Twitterで#七日と道徳を追ってみてください。

【関連リンク】

トランスメディアな謎解きキャンペーン『もぎたてSTRONGの事件簿』

(文:石川淳一)

アサヒビールでは、アルコール飲料『もぎたてSTRONG』と『金田一37歳の事件簿』のコラボ謎解きイベント『もぎたてSTRONGの事件簿』を4/5(日)まで開催中です。

画像:公式サイトより

PR会社勤務の金田一にアサヒビールから新製品「もぎたてSTRONG」のプロモーション依頼が。
だが、3/30に金田一が手がけた渋谷駅構内の「もぎたてSTRONG」大型交通広告が何者かによって荒らされるという事件が発生し、参加者が謎を解いて犯人を見つけるというのが基本内容です。

「ARG情報局」で取り上げるのですから、もちろんトランスメディアによる展開が。
例えば、上記の大型交通広告は実際に荒らされた状態で渋谷駅に掲示されています。

また、事件のプロローグにあたる部分はマンガで掲載されたり、

画像:公式サイトより

事件解決のヒントがTwitterでつぶやかれたりしています。


こういったトランスメディア展開によるプロモーションも最近は増えてきましたね。
今後はぜひどこかが連続展開するような長編プロモーションを仕掛けてくれないでしょうか。

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(文:石川淳一)
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