2019年4月19日

【ミニニュース 2019/4/19】NYの空をドラゴンが舞うARプロモ/複数メディアを跨ぐ謎解き企画

■NYの空をドラゴンが舞うARプロモ




今週、最終章の配信が始まりました人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のARを使ったプロモーションが話題です。
ゲーム・オブ・スローンズはSnapchatのARレンズを使ったプロモーションは過去にも実施していますが、今回は風景に対するARで、街中を飛び回るドラゴンを撮影出来ます。



ニューヨークの Flatiron ビルの近くで Snapchat を起動することで体験できるこのARは、Snapchat に新しく加わる予定の Landmarker という機能を使ったデモとなっています。
Snapchat 側としてもイチ押しの新機能の先出しデモということでしょう。



Landmarker は、特定の著名なランドマークにAR効果を付与出来るARレンズです。
既に開発環境はリリース済みで、Landmarker の開発者向けページを見ると、この手の現地モノで困りがちなテスト用の環境もしっかり整っていて、思わず何か作ってみたくなりますね。
初期はバッキンガム宮殿やエッフェル塔など、全世界5箇所しか対応していませんが、いずれ日本のランドマークにも対応することを期待しています。

【関連リンク】

■複数メディアを跨ぐ謎解き企画


4月1日に突如開始したWebを使った無料の謎解きゲーム「April Code」が、14日に回答期限を迎えました。
最初は普通の謎解きですが、途中から色々なWebサービスを渡り歩き、トランスメディア色が強くなっていく、大ボリュームの謎解きでしたので、ご紹介いたします。
なお、開催期間終了後も、ノーメンテナンスではありますが、まだプレイは可能です。

最初はこのツイートから辿れる Wave1-1 から Wave1-3 を解くところからスタートします。



Wave が進んでいくと、Wikiサイトに飛んだり。時には架空の人物のblogやtwitterアカウントを読み解いたり、あるいは投稿小説サイトに投稿された小説の中に隠れた謎を解き明かしたりと、様々なメディアを飛び歩くことになるでしょう。

全体のテイストとしては、謎は謎として単独で提示される謎解き寄りのまとめ方になっていますが、個々の謎での様々なメディア利用はアイデアの宝庫です。
物量が多くてたいへんかとは思いますが、ご興味があったら、ぜひ挑戦してみてください。

個人制作で作られたものでしたが、本作をキッカケに「自由集団_Black Box」を立ち上げられたそうです。次回作も楽しみですね。

【関連リンク】
(文章:@epi_x

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