2012年6月25日

本日、NHKでジェイン・マクゴニガルの講演「ゲームが世界を救う」が放送


本日6月25日の23:00より、NHK Eテレ(旧・教育テレビ)の「スーパープレゼンテーション」にて、ジェイン・マクゴニガルの2010年2月のTED講演「ゲームが世界を救う(原題: Gaming can make a better world)」が放送されます。再放送は7月1日深夜。

また、23:25から1時間、Google+ハングアウトを使った「スーパーハングアウト」も行われます。番組プレゼンテータの伊藤穰一氏と共に「ゲームは世界を救えるか?」を議論します。視聴は Google+ NHK公式ページ から。

ARG(代替現実ゲーム)のトップクリエイターでもあるジェイン・マクゴニガルは、このTEDの講演で「ゲームには世界をよりよく変える力が必ずある」と力強く述べ、広く名を知られるようになりました。さらに、この後に出版した著書 "Reality is Broken" も、(本文中ではゲーミフィケーションという語は出てこないものの)ゲーミフィケーション関連書として評判は高く、邦訳『幸せな未来は「ゲーム」が創る』も出版されています。詳細は以下の記事でご紹介しています。


ジェイン・マクゴニガルは、昨日ご紹介したダークナイトARG "Why So Serious?" の制作会社 42 Entertainment でも一時期働いており、Halo2 の ARG "I Love Bees" ではリードデザイナーをしていました。また、日本にゆかりのあるところでは、マクドナルドがスポンサーをした北京オリンピックのARG "The Lost Ring" のゲームディレクターでもあります。

現在は、ゲームで世界を変えるための活動に注力しており、つい先週も Games for Change にて基調講演を行いました。録画を以下にご紹介します。カンファレンスのtogetterまとめもあるようです。


英語圏でゲーミフィケーションが流行る一つのきっかけとなった TED 講演が、日本でどんな反応を引き出すのか、楽しみですね。

関連リンク
スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンライン
janemcgonigal.com
Games for Change
ARG情報局: ARGの力を説いた名著「Reality is Broken」の邦訳が発売!

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