2019年6月28日

【ミニニュース 2019/06/28】TVで鉄道網の正確さ体感に謎解き/イマーシブシアター「SHELTER」公演

■NHKスペシャルで鉄道網の正確さの体感に謎解き

6月29日放送のNHKスペシャル「東京ミラクル 第2回 巨大鉄道網 秒刻みの闘い」の中で、番組ナビゲーターの佐藤健さんが、首都圏の鉄道の正確さへのこだわりを体感するために、実際の鉄道ダイヤを使った謎解きゲームに挑戦するとのこと。

脱出ゲームや謎解きそのものを紹介する番組は最近の謎解きブームもあってけっこう増えてきましたが、ドキュメンタリーの中で謎解きゲームが活用されるのは初めてではないでしょうか。

番組サイトでは謎解き大好きという佐藤健さんのインタビュー、そしてNHKの公式YouTubeチャンネルには番組内で流せなかったという謎解きシーンの動画もアップされています。

 

放送はNHK総合で2019年6月29日(土) 21時からです。

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■イマーシブシアター「SHELTER」8月公演

旧病院を舞台にした「Touch the Dark」やONE PIECE原作の「時の箱が開く時」などで、日本のイマーシブシアターを切り開いてきた感のあるダンスカンパニー「DAZZLE」ですが、新たなイマーシブシアタ「SHELTER」のチケット一般販売が始まっています。

公演日は2019年8月8日~24日。イマーシブシアターという言葉がかなり広がってきた中で、どういった新しい展開を見せてくれるか、期待したい所です。

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(文章:石川淳一)

2019年6月21日

1億円宝探し Satoshi's Treasure の開始2ヶ月目プレイレポート


開始時にも記事にした 賞金100万ドルの宝探し Satoshi's Treasure の開始から2ヶ月が経過しました。現状をまとめておきます。

簡単におさらいしますと、ビットコインの父と言われるサトシ・ナカモトの名を冠したこの宝探しゲームは、条件を満たした先着1名が100万ドル分のビットコインを入手できるというもの。(なお、ナカモト氏は身元不明のため、この宝探しの運営とは無関係と思われます)

その条件が少し特殊で、賞金の入ったビットコインウォレットの秘密鍵が、特別な方法で1000個の断片=keyに分割してあり、1000個のkeyのうち、最初に任意の400個を集めた人が、秘密鍵を復元することができる=賞金を手に入れられる、というものです。(鍵の復元方法は、数学の神秘により実現されています!)

本記事の後半では、未解決のkeyの解説も行なっていますので、腕に覚えのある方は、ぜひ挑戦してみてください!

2019年6月14日

【ミニニュース 2019/06/14】『ONE PIECE』の参加型RPG/犯人を選挙で選ぶミステリー小説

■東京ワンピースタワーにて『ONE PIECE』の参加型RPG開催!

東京タワーの屋内型テーマパーク「東京ワンピースタワー」にて、2019年6月21日(金)~26日(水)の期間限定で、『ONE PIECE』を題材とした参加型マルチエンディングRPGイベント「ピーストレイル~冒険者と奇跡の泉~」が開催されます。

「ピーストレイル~冒険者と奇跡の泉~」特設サイトより

制作は『WAR→P!』などを手がけてきたオラクルナイツ。
プレイヤーは『ONE PIECE』世界の冒険者としてパーク内をめぐり、キャラクターから情報を集めたりお願いごとを聞いてさまざまなクエストをクリア。
プレイヤーの辿ったストーリー次第で、エンディングが変わるマルチエンディング仕立てとなっています。

東京ワンピースタワーは2018年9月にイマーシブシアター形式のイベント『時の箱が開く時』を開催するなど、体験型イベントに積極的ですね。
なお、チケットは当日12:00より販売で、予約等はありませんのでご注意を。

また、本筋ではありませんが、ロゴに Live Action Role Playing Game と書かれているのも少し気になるポイント。これまで LARP といえば、衣装を着てなりきった上で、チャンバラ的な戦闘(演技戦闘)を行う TRPG 亜種のジャンル名として認知が広がってきているところです。多人数参加型のリアルRPGを実施することが多いオラクルナイツさんが、それらも Live Action Role Playing と呼ぶことにしたのであれば、日本国内の LARP がまたひとつ広がりを持つことになりそうですね。

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■犯人を選挙で選ぶミステリー「犯人選挙」!

講談社では、深水黎一郎氏の新作ミステリーで犯人を選挙で選ぶという、前代未聞のイベント『犯人選挙』を2019年6月30日まで開催中です。

「講談社BOOK倶楽部」より

これは、『犯人選挙』の問題編が事前に提示され、それを読んだ読者が自分が犯人だと思う人物を投票、その結果が解決篇の内容に影響を与えるとのこと。
解決篇は問題篇と合わせて単行本『犯人選挙』(9月刊行予定)に掲載されます。

問題篇を読んで読者が犯人を「当てる」懸賞企画はよく見かけますが、読者が犯人を「決め」、それを元に完結の小説が書かれるという企画は確かに前代未聞ではないでしょうか。

問題編は「講談社BOOK倶楽部」で読めるほか、Kindle版も用意されているので、そちらでダウンロードして読むこともできます。

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(文章:石川淳一)

2019年6月7日

【ミニニュース 2019/06/07】京都造形芸術大学が舞台のARG/世にも奇妙な商店オープン中

■京都造形芸術大学を舞台にしたARGが開催中


6月6日(木)12時から、京都造形芸術大学の有志によるARG制作グループ《トマソン》が、小規模なARGを開催中です。

《トマソン》は6月に始動した新しい団体。標榜しているARGは、謎解きではなく、トラディショナルなARGそのものです。


トマソンが新しいエンタメを世に問おうと準備していた所、メンバーのトミーが行方不明になってしまったようで・・・? これまでの経緯のまとめもきちんと note にまとめられていますので、そちらもチェックしてみてください。

Out of the Game な情報としては、今回のARGを大学にアピールすることで、夏を目処に予算のついた大規模なARGを実施するのが今回の実施の目的とのこと。

まだ続いていますので、ご興味があれば、ぜひトマソン公式Twitterアカウントをフォローして、参加してみてください。ハッシュタグは #ARGトマソン です。

(追記:ARGトマソンのデモンストレーションゲームは2日間で無事に終了いたしました。ツイートのまとめは https://togetter.com/li/1363987 をご覧ください)

(文章:@epi_x)

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■世にも奇妙な商店、オープン中

6月8日放送の世にも奇妙な物語にあわせて、怪しげなアイテムが売っている非実在店舗「世にも奇妙な商店」がオープン中です。


チラシをよく見ると、隠されたメッセージや、隠しキャラなど、いろいろと仕込まれているようです。

また、6秒商店とコラボして、商品の紹介動画も少しずつ公開中。こちらは、全自動こっくりさんの動画ですね。


もしも少し不思議なアイテムがあったら、どんなドラマが起こるのか、という世にも奇妙な物語は、とてもARG的ですので、こうしたARG的な展開も相性が良いですね。

#世にも奇妙な商店 に様々な考察もあがっていますので、ぜひそうしたファンの盛り上がりも含めて楽しみたいですね。

(文章:@epi_x)

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