2015年11月25日

【ミニニュース】真実が分かるのは100年後!? ビデオゲームのプロモARG紹介記事

ゲームニュースサイトgamesparkで「【特集】『壮大に仕組まれたARG』―ユーザーへの挑戦状!」というタイトルの記事が掲載されています。



この記事ではビデオゲームのプロモーションARGの中から、有名な『Halo 2』の「I Love Bees」から私も初めて知るものまで、特に長期間にわたって仕込まれた4本のARGが紹介されています。

日本ではほとんど紹介されたことのないARGも紹介されており、非常に貴重な記事だと思います。
また、ビデオゲームのプロモーションを考えている人にとっても、とても参考になるのではないでしょうか。
最近、こういった日本語での海外ARG事例紹介が増えてきて喜ばしいですね。

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(文章 石川淳一)

2015年10月27日

【ミニニュース】ネットを騒がせている黒い暗号ビデオ、 マクゴニガル姉妹のトークイベント

■ネットを騒がせている黒い暗号ビデオ

Gizmodoジャパンに「ネットを騒がせている黒い暗号ビデオ」というタイトルで、ARGと思われる事件が紹介されています。
進行中のARGの情報が日本語で読めるのは貴重だと思いますのでリンクを紹介させていただきます。

なお、紹介元となったGadgetZZの記事には、その後のアップデート情報も逐次追加されているようですので、興味をもった方はこちらも見れば現在の進行状況が分かると思います。




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■マクゴニガル姉妹のトークイベント

ジェイン・マクゴニガルの新刊『スーパーベターになろう!』と、双子のお姉さんのケリー・ マクゴニガルの新刊『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』の出版を記念して、11/18に東京でトークイベントが行われるとのこと。

スーパーベターになろう!
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ジェイン・マクゴニガルはARGやシリアスゲームの第一人者ですが、今回の『スーパーベターになろう!』は、前作『幸せな未来は「ゲーム」が創る』やTEDで紹介されていた日常をゲームに変える方法にフォーカスが当てられたもののようです。

チケットは¥6,000とやや高価ですが、日本で話を聞く機会はなかなかないと思いますので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

また、『スーパーベター』については英語版ですがスマホアプリもあるので、これを機会にダウンロードしてみるのもいいかもしれません。


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(文章 石川淳一)

2015年10月13日

【国内ニュース】伝説の恋愛ゲームをみんなで"思い出す"「つんでれサミット」

「ラブプラス」シリーズのプロデューサーとして知られている内田明理(@Akari_Uchida)さんは、DSの中のカノジョと熱海旅行しようという「熱海ラブプラス現象(まつり)(ASCII.jp)」を仕掛けるなど、ARG界隈からも注目されることの多いゲーム制作者でした。
そんな内田さんが株式会社ウチダアカリ代表として最初に取り組まれているのが、ソーシャル型キャラクターIP制作プロジェクト「みんなで作る。Superつんでれ©(ちゃん)」です。

詳しくは「つんでれサミット ルール説明企画書」を読んでいただければと思いますが、「つんでれサミット」という隔週放送のニコニコ生放送を舞台に、伝説の恋愛ゲーム「Superツンデレ©(ちゃん)」を視聴者と一緒に思い出そう、というもの。

例えば、「つんでれ©の秘密とは?」というお題に対して、視聴者が"思い出した"ことをコメントにいろいろ書いていきます。


「回転寿司のスシ○ーの店員だった」というコメントに視聴者が「そうそう」と言い出したら、実際に内田さんがスシ○ーさんに交渉に行きます。


こんな調子で視聴者が"思い出した"ことでIPを形作っていき、最終的に本当にゲーム化の声が上がれば勝ち、というプロジェクトです。

さっそく10月13日(火)の22:00から「第一回 つんでれサミット つんでれCのデザインってだいたいこれであってたっけ?」があるようです。ぜひ、告白成功率0.01%の伝説の恋愛ゲームをみんなで一緒に思い出しましょう!

ちなみに、放送がないときでも、Twitter の #tsundelle で「思い出す」ツイートをすると「つんでれcカード」の画像がもらえるようです。0から始まったプロジェクトですが、さっそくかなり賑わっていますね。どこまで育っていくのか、楽しみです!

(文章:@epi_x)

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Twitter: @tsundelle_c, @Akari_Uchida
つんでれチャンネル(内田明理) - ニコニコチャンネル

2015年10月12日

【ミニニュース】Ingressの公式小説が出版/モンストでアニメ連動謎解き

■『Ingress』の日本初となる公式小説が出版
星海社から『Ingress』の日本初となる公式小説『イングレス ザ・ナイアンティック・プロジェクト』が10/27(火)に出版されるとのこと。

ARG的な側面も魅力の1つである『Ingress』ですが、日本においては言葉の壁もあって、あまりその方面での楽しみ方ができない状況でした。
今回の小説で『Ingress』の代替現実的な面白さを知るきっかけになればと思います。
しかも、監訳はARGへの造詣も深い土屋つかさ氏ということで、出版が楽しみです!

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■『モンスターストライク』でアニメと連動した「解放の呪文」
アニメ化決定と共にいろいろな謎解きが仕掛けされていた『モンスターストライク』ですが、アニメ開始に合わせて、アニメと連動した「解放の呪文」という企画がスタートしています。
これは、アニメ内に出てくる謎を解いてスマホゲーム側の「その他」メニューにある「アニメ/解放の呪文」に入力すると、特典アイテムがもらえるというもの。

アニメ内でも「解放の呪文」を入力するシーンがあって、同じ言葉を入れるとプレイヤーも同じモンスターを召喚できるあたりが現実世界を侵食していて(しかもそれを実現するのはやはり架空世界であるゲーム上というのは)おもしろいですね。

謎はぱっと見ただけで分かるレベルから、動画を見返さないと見逃してしまいそうなものまで、いろいろと用意されているようです。
今回のアニメはTVではなくYouTube配信という配信方法をとっており、ゲームアプリからもすぐに見ることができますし、動画を見返すことも簡単なので、今回のアニメの特性を活かした謎提示と言えるでしょう。

アニメ版のストーリー・プロジェクト構成がイシイ ジロウ氏ということもあり、単なる謎解きに終わらないおもしろい仕掛けをさらにしてくるのではないかと期待したいところです。

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(文章 石川淳一)


2015年9月9日

【ARG的ブックガイド】謎解き絵本の魅力

今回はARGの参考になる本として、謎解き絵本を紹介したいと思います。古いものが多いので見つけにくいかとは思いますが、古書店などで見かけたらぜひ手に入れてみてください。

●『仮面舞踏会』著:キット・ウィリアムズ、 訳:坂根 厳夫




1979年に発行されたイギリスの謎解き絵本です。
ストーリーは要約すると、月の女神が太陽の神に愛の告白をするため、金の首飾りを作って、野ウサギにそれ託すというものです。この野ウサギ、金の首飾りを太陽の元へ届けるため、火の中、水の中、大冒険を繰り広げるのですが、ようやく太陽の元へたどり着いたと思ったら、金の首飾りをうっかり落としてしまったことに気がつきます。この金の首飾りはいったいどこへいってしまったんでしょうか……?

さて、この金の首飾り、実は本の裏表紙に写真が掲載されています。
そう、実在するのです。この首飾りは著者によって、地球上のどこかに埋められており、絵本のところどころに隠されている多くの謎をすべて解き明かすと、その詳細な隠し場所が出てくるという仕掛けになっています。当時、世界各国で翻訳出版され、世界中でこの金の首飾りを探す宝探しブームが巻き起こったそうです。
誰がどのようにこの首飾りを見つけたかはここでは敢えて解説しませんが、とっても夢があって面白い試みの絵本ですよね。


●『?(書名を探す絵本)』著:キット・ウィリアムズ、 訳:坂根 厳夫


こちらはなんとも意味深なタイトルですが、上記の『仮面舞踏会』と同じ作者による謎解き絵本第2弾です。1984年発行。今度はなんとタイトルが存在せず、本の中の謎を解くとそのタイトルが分かるという仕掛けです。表紙は美しい宝石で飾られた蜂の巣型の木箱の写真になっているのですが、謎を解き、さらに作者からの難題に答えた人の中から1人にこの木箱が贈られたそうです。

もちろん謎解き絵本としても面白いですが、美しい挿絵を眺めているだけでも楽しい、素敵な絵本です。これらの素晴らしい絵、寄木細工、謎解きなどすべてを作り上げたキット・ウィリアムズがどんな人なのか気になるかと思います。角川書店から発行された日本語版の巻末の解説は必見です。


●『魔術師タンタロンの12の難題』著:スティーブ ジャクソン、 訳:柿沼 瑛子



イギリスのゲームデザイナーで、ゲームブック『火吹山の魔法使い』や『ソーサリー』四部作、ミニチュアゲーム『ウォーハンマー』で有名なゲームズワークショップ社を設立したスティーブ・ジャクソンによる傑作謎解き絵本です。(TRPG『ガープス』の作者として有名なアメリカのゲームデザイナー、スティーブ・ジャクソンは同名の別人です。)

海を荒らす悪魔魚に、宝を守るドラゴン、呪いでカエルに変えられた王子など、様々な問題に見舞われたガランタリア王国を救うため、宮廷魔術師タンタロンはこの12の難題を解決できる冒険者を求め、国中に告知を出します。あなたはそれに応えた冒険者の1人で、その知力の限りを尽くし、すべての難題に挑戦します。果たしてあなたはこの王国を救うことができるでしょうか?

上記の『仮面舞踏会』や『?(書名を探す絵本)』と違って見開き2ページごとにパズルが登場します。1つずつクエストを問いていく形式ですので、RPGのような達成感があります。また、12の難題を正しく解いた者だけが挑戦できる最後の問題もあります。驚きの展開が待っていますので、ぜひ自分の目で確かめてみてください。ただし、日本語版は残念なことにこの最後の問題にバグがあるようなので、ネット上の解説などを参考に解いてみることをお勧めします。

●『クエスト・ブック 魂の宝箱と12の呪文』著:イアン・リビングストン、 訳:安田 均



上記のスティーブ・ジャクソンと一緒にゲームズ・ワークショップを設立し、共著で『火吹山の魔法使い』を執筆したイアン・リビングストンの謎解き絵本です。彼の著作だと『死のワナの地下迷宮』(Deathtrap Dungeon)などが有名で、日本では2008年にHJ文庫Gから『デストラップ・ダンジョン』としてリメイクされています。ライトノベル風のイラストが付いて、若い人でも読みやすくなっているのでそちらを読んでみるのもいいと思います。

こちらは上記の『魔術師タンタロンの12の難題』に近い構成ですが、人間世界に侵攻してきたデーモン軍と人間との戦いのストーリーが12枚のイラストともに展開されます。


謎解き絵本にはこのほかに日本のリアル脱出ゲームのSCRAPさんが作った『幽霊城からの脱出』というものもあります。こちらは比較的手に入りやすいかと思いますので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。


(文章:H.M.)

2015年9月2日

【海外ニュース】ナイアンティック・ラボのARゲームだけではない!『ENDGAME』の全容

『ENDGAME』といえば、『Ingress』で日本でも有名なナイアンティック・ラボが新たな位置情報ゲーム、ARゲームを製作、そのβテスト登録が行われるということで2015年3月頃には日本でもけっこう話題になりました。しかしながら、『ENDGAME』のプロジェクトは多岐にわたっており、その全容を紹介した記事はあまり見かけません。
そこで、今回はそれらを紹介したいと思います。

まずは、先日「ARG情報局」でも第2部の出版予定を紹介した小説版。
小説は著者ジェームズ・フライとニルス・ジョンソン=シェルトンが、出版社(米国ではハーパー・コリンズ)を中心となって展開しています。小説内の謎を中心に賞金総額50万ドルを争う、前例で言えば『サーティーナイン・クルーズ』や『キャシーの日記』の系譜に連なるARG小説です。第1部が『ENDGAME: THE CALLING』(これは日本でも同時翻訳されました)、第2部が今秋に出版予定の『ENDGAME: SKY KEY』です。


その小説と世界観を同一にしながらも独自の展開をしているのが、ナイアンティック・ラボが制作しているふたつのタイトルです。まず、ひとつめがインターネットを中心に映像や資料などを基に物語と謎を追う王道ARGとも言える『ENDGAME: ANCIENT TRUTH』です。こちらはつい最近、2015年7月末にゲームが終わりました。



ふたつめがIngressのシステムを元にARゲームとして、今秋にリリースが予定されている『ENDGAME:PROVING GROUND』です。前述したように日本で『ENDGAME』が取り上げられる場合、このゲームのことを指している場合が多いです。
こちらは今年の3月からベータテストへの登録が始まっていますが、もともとGoogle謹製ということでGoogle+のアカウントで、上記の『ANCIENT TRUTH』とユーザーアカウントを同一にしています。つまり、ベータテストの参加=ANCIENT TRUTHへの参加だったわけです。なお、実際には『ANCIENT TRUTH』の謎解きで上位に入ったプレイヤーに優先的にベータテストの承認が行われるとナイアンティックは明言しています。


これ以外に20世紀FOXで映画化の話も進んでいるはずですが、こちらはまだほとんど情報がない状況です。
ひょっとしたら小説の1作目でARG、2作目でARゲーム、3作目(完結)で映画と連動という流れを考えているのかもしれません。

いかがだったでしょうか?
今秋は『ENDGAME: SKY KEY』の出版と、(予定通りなら)『ENDGAME:PROVING GROUND』のリリースが行われ、『ENDGAME』2度目の盛り上がりが期待されます。

『ENDGAME: SKY KEY』の日本での翻訳や、『ENDGAME:PROVING GROUND』が『Ingress』のように日本語化されるのかは不明ですが、ぜひ期待したいところです。
(文章:石川 淳一 情報協力:澤田 典宏)

関連リンク
The Opening Chapters of James Frey's Sky Key: Endgame
エンドゲーム コーリング(小説)日本語版サイト
ARG『ENDGAME: ANCIENT TRUTH』公式サイト
ARG『ENDGAME: ANCIENT TRUTH』Twitter(ARGの製作現場写真がたくさん紹介されています)
ナイアンティックラボ公式サイト

2015年8月3日

【ミニニュース】小説版『Endgame』続編の冒頭部分(英語)公開、3D小説「bell」の交流会

■小説版『Endgame』続編の冒頭部分(ただし英語)が公開


『Ingress』で一躍有名になったナイアンティック・ラボがプロジェクトに参加していることでも話題になっているARG『Endgame』。そのプロジェクトの一端である小説『エンドゲーム コーリング』は昨年日本でも原著発売と同時に翻訳され話題となりました。

その続編となる『
Sky Key: An Endgame Novel』がアメリカで2015年10月に発売されます。現在、その冒頭部分が公開されています。
はたして、2巻も日本で翻訳されるのか、そしてスマホゲーム版のスタートはいつか。期待が高まります。


関連リンク
The Opening Chapters of James Frey's Sky Key: Endgame
Endgame: Ancient Societies(ゲーム)公式サイト(英語)
エンドゲーム コーリング(小説)日本語版サイト



■3D小説「bell」の交流会がこの夏開催

以前ARG情報局でも紹介し、第3部の開始が待たれる『3D小説 bell』ですが、このたび読者に向けて2015年8月16日(日)にオフィシャル交流会が開かれるそうです。



交流会では「運営に聞いてみた!」「運営と遊ぼう! スペシャル」「善行発表会」「小道具展示コーナー」など、この作品ならではのイベントが企画されているようです。

残念ながら第3部のスタートはまだ時間がかかりそうな様子ですが、この交流会でファンの方々の熱い思いを運営の方にぶつけてみてはいかがでしょうか。


関連リンク
3D小説「bell」交流会2015夏 告知サイト
3D小説 公式サイト