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2013年11月29日

印刷曼荼羅調査隊発足! 手帳の秘密を解き明かせ!

見知らぬお爺さんから渡された手帳の画像

2013年11月28日。ARG情報局に印刷曼陀羅調査隊様より不思議な案内状が届きました。
以下、案内状を引用します。てへぺろ。



2013年11月27日
印刷曼陀羅調査隊 隊長
斉藤秀勝(㈱文化ビジネスサービス 代表取締役)
今井 孝治(今井印刷株式会社 専務取締役)

印刷曼陀羅(まんだら)調査隊発足のご案内

拝啓 貴社益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 突然のお知らせで失礼いたします。我々は印刷関連業を営む若手経営者から成る、印刷業界団体各青年部の合同イベント「Printnext2014」の実行委員会メンバーです。
 先日、その準備会議後の懇親会にて不思議な事が起こり、ぜひとも広くみなさんのお知恵とご協力をいただきたく、この連絡を差し上げる次第となりました。
 懇親会の席上、我々とは違うテーブルにいた見知らぬお爺さんから、突然封筒を渡されたのです。お爺さんは『解き明かしてくれ!頼んだぞ!』と言うや、その場を去ってしまいました。
 酔っ払いの騒ぎかと思ったのですが、渡された封筒の中に古い手帳が入っており、その内容は我々印刷業界に携わる人間には見過ごせぬものでした。
 一つわかった事は、お爺さんは、印刷曼荼羅という、古より伝わる教えの復元を探求していたのではないかという事です。
 我々は、お爺さんから印刷業種の者と見込まれたと解釈し、この手帳と印刷曼荼羅なるものを調べるために、印刷曼陀羅調査隊を結成しました。
 しかしながら、手帳の中身は謎だらけであり、我々だけでは解読困難ではないかと、皆様のご協力を仰ぎたく、ご連絡した次第であります。
 懇親会ではPrintnext2014広報のために記録動画を撮影しており、その動画を下記にアップし、公開しております。ご興味を持っていただけますなら、まずはWebサイトより動画をご覧ください。
 そして我々調査隊のBBSサイトへのご考察・書き込みにて、この調査隊の活動にご参加くだされば幸甚です。

お問い合わせ先:
印刷曼陀羅調査隊 広報担当 今井 孝治(今井印刷株式会社 専務取締役)
連絡先アドレス imai@mandara.wp-x.jp




既に掲示板やTwitter上でも議論が始まっており、これからPrintNext2014当日となる2014年2月15日までに様々な動きがあるものと思われます。国内では久々のトラディショナルなARGになりそうですね。まずは調査隊の掲示板から参加してみてはいかがでしょうか。

2013年11月9日

種子島ランドマーク実証実験(=ロボノARツアー)参加レポート

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(この記事は、えぴくすさん(@epi_x)に寄稿していただきました。)

10月25日から27日の日程で「平成25年度 準天頂衛星システム利用実証 種子島ランドマーク実証実験」に参加してきました(ソフトバンクのプレスリリース)。
今回の実証実験の参加者・関係者の主な Twitter つぶやきは「ARを駆使して登場キャラを探す旅in種子島 - Togetter」と「ARを駆使して登場キャラを探す旅in種子島 11月分 - Togetter」にてまとめていますが、量が膨大なため、コンパクトなまとめとしてこのレポートを作成します。
なお、この記事はこの実証実験でどのようなことが行われ、それに対して1参加者である私がどのように感じたのか、ということを今後の同様の試みの参考となるよう、率直に記録に残すことを目的としています。

と、思って書いていたのですが、マイナビニュースさんに素晴らしいレポート記事が上がっていますので、実験概要に関してはこちらを参照していただいたほうが分かりやすいかもしれません。

2013年9月24日

【なぞとも】「2013秋の学園祭・文化祭イベント特集」掲載情報募集のお知らせ



(※この記事は「体験型ゲーム総合情報サイト『なぞとも』編集部」様からの情報となります。詳しくはリンク先の情報を御覧ください。)

ARG情報局をご覧の皆様、こんにちわ。
体験型ゲーム総合情報サイト「なぞとも」編集部でございます。

 このたび「なぞとも」編集部では「2013秋の学園祭・文化祭イベント特集」と題し、謎解きゲームや体験型ゲームイベントを行われる大学や高校、専門学校等の情報をまとめて掲載したく考えております。

 通常の常設型施設やイベント会場を借りて行われるものと違い、学校内で開催されるイベント情報は場所の特殊性から広く情報拡散がしづらく、また「新たな遊びの種」に出会いたいプレイヤーの皆様もなかなかご自身の生活活動圏外にある情報までには手が届かない状態。
 「なぞとも」ではそうした皆様の出会いの場としてお手伝いできればと存じます。

 この秋、学園祭・文化祭でこうしたイベント実施準備中のサークル様、実行委員会の皆様。是非開催情報をお寄せください。



■募集要項■

【募集期間】2013年8月下旬-11月頭まで。

【募集方法】
「なぞとも」サイト内、「イベント投稿フォーム」からご投稿ください。その際、投稿フォーム内「キーワード」欄に【学祭・文化祭】の選択肢を設けておりますので、こちらにチェックを入れてください。(詳しくは下記リンク先へ。)http://nazotomo.wonderq.jp/special/gakuensai-tokushuu2013.php

【募集条件】
*2013年9月から11月の間に学園祭・文化祭を行われる大学、高校、専門学校等で、その中のイベントで謎解きゲームや体験型ゲームイベントを行われるサークル・実行委員会メンバーの方。(イベント内容の詳細を確認させて頂く場合がありますので、実施メンバーの方以外からのご投稿はご遠慮ください。)

*学園祭・文化祭の全体告知Webページ内にイベント情報が掲載されているないしは個別告知Webページ内にイベント情報が掲載されていること。(もしWebページを立ち上げていない場合には、代わりに実際に開催予定であることを確認できるもの(例:チラシ等の画像ファイル)を、投稿フォームからのご投稿後、折り返し案内される受付案内メール記載のメールアドレス宛にお送りください。)

*イベント自体の開催規模や参加料の有無は問いませんが、開催学校の学園祭・文化祭実行委員会に予め開催承認を受けたイベントであること。(誤った情報を掲載することに伴う、学校への影響を避けるためのものです。ご理解、ご協力ください。

【その他】
頂いた開催情報は、編集部内で確認のうえ掲載致します。なお、各種理由により「なぞとも」サイト内への掲載にそぐわないと判断した場合には掲載を見合わせることがあります。


以上、この秋開催予定のサークル様、実行委員会様からの情報、お待ちしております。

■関連リンク
なぞとも

2013年9月11日

総合情報サイト「AllAbout」に「謎解き・宝探し・脱出ゲーム」ジャンルが新設



 2013年9月10日、総合情報サイト「All About」の趣味ジャンルに、「謎解き・宝探し・脱出ゲーム」のジャンルが新設されました。

 「All About」は、「ガイド」と呼ばれるさまざまなジャンルの専門家が記事を執筆し、紹介を行う総合情報サイトで、2013年9月11日現在、775人もの「ガイド」が暮らしを豊かにする情報を提供しています。

 今回、「謎解き・宝探し・脱出ゲーム」ジャンルのガイドに就任したのは株式会社マガジェットの眞形隆之さん。眞形さんは過去3度、謎解きイベント「謎解きマスカレードパーティ」をプロデュース。そのほかにも謎解きイベントを始めとした様々な体感型イベントを実施されています、現在は(株)SCRAPが提供する「リアル脱出ゲーム」の問題作成にも携わっているとのこと。

 さっそく「今週末あなたが体験型イベントに参加すべき3つの理由」「初めてはSCRAPの『リアル脱出ゲーム』がおすすめ」「客も出演者もスタッフも真実を知らない『人狼舞台』」の3つの記事がアップされています。今後はイベントのレポートや関係者のインタビューなども積極的に行っていくようです。

 これは、体験型エンタテインメントという遊びが一定の市民権を得たという意味でもあり、とても喜ばしいことだと思います。また、2013年に入ってからは「なぞとも」「NAZOTOKI」など、イベント数の増加に伴ったキュレーションサイトが開設されるなど、今後は今までこういった遊びを体験したことがない未体験者に向けて、アプローチが活発になっていくことには違いありません。

 今後、体験型エンタテインメントはどのような発達を見せるのでしょうか。とても楽しみです。

■関連リンク
All About「謎解き・宝探し・脱出ゲーム」カテゴリ

2013年7月19日

株式会社ナムコによる謎解き体験ポータルスタジオ「なぞともcafe」オープン




プレスリリースによると、株式会社ナムコは2013年7月31日(水)より、東京、代官山の「TheatreCYBIRD」にて、謎解き体験ポータルスタジオ「なぞともcafe」をオープンするとのことです。

ナムコは2012年11月より、リアルゲームイベントの紹介サイト「なぞとも」のプロデュースを行っており、兼ねてより体験型エンタテインメント市場の普及活動に尽力しています。

今回の「なぞともcafe」では制限時間765秒の「ミッションキューブ」を設置し、6種類の謎解きコンテンツを楽しめるようです。予約不要で気軽に参加できる施設とのことですので、この夏の話のタネに、是非行ってみてはいかがでしょうか。


以下、プレスリリース引用
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
株式会社ナムコ(東京都大田区)は、7月31日(水)~8月25日(日)と9月6日(金)~23日(月/祝)までの期間限定で、株式会社サイバードのTheatreCYBIRD(シアターサイバード/東京都渋谷区)内に、新趣向の謎とき体験ポータルスタジオ「なぞともCafe」をオープンいたします。

当社は新たなエンターテインメントの市場創造として、近年急拡大している参加型謎ときイベントに着目、2012年11月から全国の謎ときイベント情報を集めたポータルサイト「なぞとも」をプロデュースしています。

今回オープンする「なぞともCafe」は、“ネットで見つけてリアルで遊ぶ”という同サイトのコンセプトをリアル空間に具現化、当社がアミューズメント施設や都市型テーマパークで培った企画・開発・運営のノウハウを活かし、「参加予約不要」「コンパクトな体験時間」「コンテンツが選べる」など、参加型謎ときイベントが初めての方にも簡単に楽しんでいただける全国初の施設として開発いたしました。

施設内は、ドリンクや軽食が楽しめる“パブリックスペース”と、「爆弾解除」「脱出×イケメンと恋愛!?」「殺人事件解決」「密室からの脱出」などテーマや難易度の異なる6種類のミニスタジオタイプの“ミッションキューブ”で構成。参加者は好きな謎ときコンテンツを選び、メンバーと協力しながらテーマに沿って施設内に隠された様々な謎を解き、自らストーリーを進めて制限時間765秒以内のミッションクリアを目指します。

「なぞともCafe」は、女性をメインターゲットに、仲間と一緒にいつでも気軽にカフェ感覚で楽しめる『スリルミステリ体験』をお届けいたします。

■施設名称
「なぞともCafe」

■期間
2013年7月31日(水)〜8月25日(日)、
2013年9月6日(金)〜9月23日(月/祝)の計44日間

■場所
株式会社サイバードTheatreCYBIRD内
東京都渋谷区猿楽町10-1マンサード代官山1F

■営業時間
8月 平日  11:00~23:00(最終受付~22:30)
   土日祝 11:00~23:00(最終受付~22:30)
※7月31日(水)~8月2日(金)は19:00~23:00(最終受付~22:30

9月 平日  17:00~23:00(最終受付~22:30)
   土日祝 11:00~23:00(最終受付~22:30)

■謎ときコンテンツ
6種類

■料金
各1,000円(税込)


■特別協力
株式会社サイバード/エクスタント株式会社

関連リンク
なぞとも
WonderQ

2013年7月16日

ARGアーカイブ展「ゲームからの脱出」開催



 本日、7月16日(火)から、東京都豊島区のTURNER GALLERYにて「ゲームからの脱出」と題した展示会が行われています。「代替現実ゲームプログラマのソースコードをアーカイブする」試みとして、過去に実施された数々のARGの制作者が、その制作の裏側や思考過程を展示するとのこと。

 ARGは得てして代替現実感、つまり「現実らしさ」を非常に大切にして制作されています。そしてその多くは時間の経過とともに展開が変化していくため、攻略をするだけならば「アーカイブ」があまり重要な役割を担っていないのも事実です。そのため、ARGは一般的なゲームに比べて「攻略サイト」のような記録が残りづらいという側面がありました。さらに制作者たちはゲームの「現実らしさ」を大切にするがために、制作者側からも裏話などを聞く機会はSIG-ARGのセミナー以外ではあまり見られることはできませんでした。そういった中で、こういった展示が行われることは、とても喜ばしいことといえます。

 展示期間は7月16日(火)から約1週間。20日(土)にはトークショーも企画されています。あまり知られていなかったARGの裏側を知る試みとして、是非行ってみてはいかがでしょうか。もしかしたら新たなラビット・ホールが仕掛けられているかもしれません。日曜は実施されていませんのでご注意下さい。


以下、プレスリリース引用
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(主催 アート・パーティ るくるより挨拶文)

ARG(Alternate Reality Game)は、エンディングの後に多くを語られません。
プレイヤー視点での物語の側面だけが記憶されてきました。

あの時、確かに存在した、もうひとつの現実。

2013年7の月、代替現実ゲームプログラマのソースコードをアーカイブします。
あの日、ゲームだったフィールドは、今もゲームですか?

■展示タイトル 「ゲームからの脱出」展

■会期 2013年7月16日(火)~7月22日(月) 11時〜19時 日曜休み

■場所 TURNER GALLERY
    〒171-0052 東京都豊島区南長崎6-1-3 ターナー色彩株式会社 東京支店
    都営地下鉄大江戸線 落合南長崎駅 A2出口より徒歩10分
    西武池袋線 東長崎駅 南口より徒歩8分

■料金 無料(トークイベントも入場無料。ドリンク軽食…1,000円 )

■会場 1階:アート・パーティ るくる アーカイブ展
    3階:日本有数ゲームマスターによる代替現実ゲームアーカイブ展
    4階:龍宮学校2013 体験入学•学校説明会
 
■トークイベント
    7月20日(土)のみ開催。
    第一部:14時〜 株式会社オフィス新大陸代表取締役 坂本 犬之介 × えぴくす(予定)
    第二部:龍宮学校2013入学説明会  
    第三部:17時〜18時 あめちゃんにきく!(あんたがた)

■出展
    和沙/株式会社オフィス新大陸チームだいたい松岡友
    アート・パーティ るくる/??

■出品
    海野貴彦(画家)/工藤冬里/斉藤誠/酒井貴史(物々交換所)
    桜井貴(美術作家)/隊長檸檬(幻想戦隊レモネード)/豊田 創
    真名井良秀/中津川昴(超常現象研究家)/仁葉工芸(あーてぃすと)/ 他

■主催
アート・パーティ るくる

■協力
TURNER GALLERY

2013年5月8日

ARG情報局に海路近未来新聞が送られてきました


さきほど、ARG情報局に、一通の新聞がメールで送られてきました。
以下、全文引用します。てへぺろ。


突然のご案内、失礼致します。
海路近未来新聞が本日刊行されました。
取り急ぎご案内のみにて失礼致します。

皆様にとって良き日でありますよう、心よりお祈り申し上げます

大きい画像はこちら

海路近未来新聞社 一同


記事によると、愛媛県松山市の三津浜にて「伝説の鏡」が発見されたそうで、第一発見者でもある、歴史探偵家の川嶋慎平さんが、この鏡の謎を解く協力者を募集しているとのこと。

5月11日に住吉公園でこの鏡のお披露目会を行うとのことですので、気になる方、鏡の謎を解きたい方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

記事に登場する人物名や、広告欄の表記を見る限り、「るくる島黄金伝説」「【ある家の肖像】展」「竜宮学校」など、過去様々なイベントを行って来たアート団体「アートパーティー・るくる」が手がけるイベントのようです。

今回は、どんな代替現実体験を提供してくれるのでしょうか。楽しみですね。


関連リンク
わくわく三津浜
非時合鏡○ときじくのあわせかがみ○
「海路近未来出版社」の事務所?

2013年5月5日

グループSNEによるWebでなければ実現できない物語「3D小説」

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(この記事は、えぴくすさん(@epi_x)に寄稿していただきました。)

ゴールデンウィークに、インターネットを使った新しい小説の試み「3D小説」が実施されています。ロードス島戦記やソード・ワールドシリーズなどで有名なグループSNEの告知によると、謎の大型新人「少年ロケット」による持ち込み企画で、「Webでやる理由がある、Webでなければ実現できない、リアルタイム性を持った物語」とのこと。掲載時にお名前を間違えておりました。お詫びして訂正いたします)

5月2日の20時に開始した「3D小説」は、twitter 上のハッシュタグ #3D小説 で展開されています。基本は主人公の岡田アユミ視点の小説の URL を @GroupSNE が徐々に tweet していくのを追っていくことになりますが、初日の途中にもう一人の主人公黒崎リョウの視点 @HeroeggK が見出されました。期間は3日間+αと予告されています。

最終目的は、最初に提示されたバッドエンド をハッピーエンドに導くこと。しかし、どうやったら物語に介入できるのか、最初は分かりませんでした。それが、初日のエピソードの中で岡田のメールアドレスが判明。さらに、プレイヤーが岡田にメールを送ってみたところ、Scene10でのバッドエンドを回避することができました。

2013年3月8日

謎解きイベント「地下アイドル館からの脱出」レポート




(この記事は謎解きプレイヤーのあっきーさん(@akkycom)に寄稿していただきました。) 

株式会社SCRAP & パズルガールズさんによって201212月~20132月にかけて
実施された謎解きイベント「地下アイドル館からの脱出」のレポートをお届けいたします。

ネタバレ禁止のため謎の内容やストーリーの内容には触れておりません。予めご了承下さい。
もちろんレビュアーも参加した上で記憶を蘇らせながら記事にしていますので、実際のイベントと詳細が異なる場合もあります。あしからずご了承ください。てへぺろ。

2013年3月1日

「【ある家の肖像】展」レポート






…というわけで、かなり遅くなってしまいましたが、よしたかによる『【ある家の肖像】展』のレポートです。

「【ある家の肖像】展」は、「るくる島黄金伝説」「龍宮学校」などを開催しているアート団体るくるが2012年4月に行ったインスタレーション(空間芸術 / Wikipedia参照)です。会場は、美術作家の松岡友さんのご実家(!)でした。

イベントは当日15時から始まっていたのですが、僕が到着したのは23時頃。


出迎えてくれたのは本人役の松岡友さん、台所で料理をつくるお母さん役の隊長檸檬さんなど、それぞれ家族の役割をこなす、るくるの方々。そして参加者は、ごはんを食べる者、リビングのテレビでファイナルファンタジーⅦをプレイする者、風呂に入る者など、まさに家族として、その場所で思い思いにくつろいでいました。



そう。その場所は家、まさに実家。あまりの実家っぽさにARG、代替現実、アート、インスタレーション、そんな言葉はどこかにすっ飛んで、ただただ実家に帰ってきたような気分でごはんを食べ、お風呂に入り、家族と談笑していました。



個人的な話になってしまいますが、私の実家は自宅から車で30分ほどのところにあり、事あるごとに帰っているので、それまであまり「実家に帰る」という行為にノスタルジーを感じることはありませんでした。でも、だからこそ、参加者全員が家族になりきって家族を再現することに意味があると思ったし、そうすることによって私がついぞ現実では体験し得なかった「実家に帰る」という奇妙な懐かしさを感じることができたのかな、という気がします。



また『【ある家の肖像】展』はこうした「家族を体験する・再現する試み」だけではなく、さまざまなアート作品も展示されていました。


2階に続く階段は白いスピーカーに覆われ、ボーカロイド系のダンスミュージックとVJが流れているし、クローゼットにも、2段ベッドの側面にも、壁にかかっていたおもちゃのバスケットゴールにも作品があるし、果てはベランダの外に出ないと見えない空へと続く光の柱などなど(夜中寝ようとしていた人たちがこれで大騒ぎ)、思いがけないところにまで作品が展開されていて、これだけでもじゅうぶん楽しめるような展示でした。

また、深夜の消灯前後には、松岡友さんの学生時代のドローイングや日記をみんなで回し読みするという恥辱プレイも。


ミラーボールがまわる寝室で眠ります。



階段に張られていたスピーカーは撤去され、静かな朝を迎える、ある家。



朝食ももちろん家族全員で食べます。食パンがおいしかった。



思えば、家族揃って朝食を食べるなんていつぶりだろう。
本当の家族でもしないようなことを赤の他人としてしまう、魔力みたいなものがこの家にはあったのかもしれません。
そして【ある家】は午前9時に封印されます。



ざっとまとめた形になりましたが、以上が『【ある家の肖像】展』のレポートです。
松岡さんによると2013年の開催はまだ未定とのことですが、もし開催されることがあれば、また、あの家に帰りたいです。



関連リンク
【ある家の肖像】展 ~一夜の家族、ご用意します~ | るくる
【ある家の肖像】展 ~一夜の家族、ご用意します~ - Togetter

2013年2月22日

謎解きイベント「講義からの脱出」参加レポート




 株式会社イベンティアによって2013年1月〜2月に実施された謎解きイベント「講義からの脱出」のレポートをお届けします。
 イベンティアさんは2012年に設立されたイベント会社で、各種謎解きイベントを多数実施しております。「萌え系」とも呼ばれるゲームやアニメのコラボイベントを活発に行い、通常のターゲットとは異なるそうにアプローチすることで体験型エンタテインメントの普及を図っておられます。
 さて、今回の謎解きイベントである「講義からの脱出」は、「私語禁止」「立ち歩き禁止」と、謎解きイベントの根幹となるコミュニケーションがこれでもかとまでに阻害される作りのイベントとなっているようです。果たしてどんなイベントなのでしょうか。

詳しくは下記から。


※再演の可能性があるネタバレ禁止イベントのため謎の内容には触れておりません。予めご了承下さい。
※尚、下記レポートはレビュアーが参加した回(2013年2月10日16:00回・東京公演)の内容となりますので、人員や展開に応じて内容が異なる場合があります。予めご了承下さい。

※レビュアーは参加した上で記憶を蘇らせながら記事にしていますので、実際のイベントと詳細が異なる場合もあります。あしからずご了承ください。てへぺろ。


2013年2月7日

「ドクターボウズの研究室 lab.2 〜未来から来た爆弾〜」参加レポート



 東京ボウズさんによって2013年1月に実施された謎解きイベント「ドクターボウズの研究室 lab.2 〜未来から来た爆弾〜」のレポートをお届けします。
 東京ボウズさんは昨年4月から東京の桜新町に常設イベントスペース「東京ボウズアジト」を立ち上げ後、月に2作品以上のハイペースで新作の謎解きイベント/体験型イベントを提供しています。
 「ピタゴラ装置」が売りとなっている「ドクターボウズの研究室」。果たしてどんな内容なのでしょうか。

詳しくは下記から。


※尚、下記レポートはレビュアーが参加した回の内容となりますので、人員や展開に応じて内容が異なる場合があります。予めご了承下さい。
※ネタバレ解禁イベントのため謎の内容やストーリーの内容にまで触れております。予めご了承下さい。
※すべての掲示物やギミックを解説できてはおりませんので、一部分かりづらい部分があるかもしれません。「そういうものがあった」と認識して読み進めていただければ幸いです。
※もちろんレビュアーも参加した上で記憶を蘇らせながら記事にしていますので、実際のイベントと詳細が異なる場合もあります。あしからずご了承ください。てへぺろ。


2013年1月29日

SIG-ARGの新体制と2013度活動目標のご報告

ARG情報局の運営母体である、NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)ARG専門部会(SIG-ARG)の新体制についてご報告いたします。

このたび、SIG-ARGでは、2012年度の正世話人・副世話人の任期満了に伴い、新たな正世話人1名・副世話人2名の選出を行いました。
この結果、株式会社読売テレビエンタープライズの田中宏明を新たな副世話人として加えた以下の体制で、2013年度のSIG-ARGをとりまとめていくこととなりました。

正世話人:澤田 典宏
副世話人:八重尾 昌輝, 田中 宏明

更新されたSIG-ARG運営メンバーリストを「SIG-ARGについて」ページに掲載いたしましたので、ご確認ください。


なお、2013年度のSIG-ARGは、下記の5つを目標として活動してまいります。
■Weekly ARG、もしくは体験型謎解きイベントのプロデュース/実施
(年1回〜2回)
■ARG情報局での定期的な情報発信(月1件〜2件の体験/考察記事の執筆)
■ARG情報局に掲載するイベント紹介記事のテンプレート化
(各団体様からの投稿受付窓口の整理)
■SIG-ARG5の実施(年1回)
■ラウンドテーブル、もしくは制作者ミーティングの実施(年5回)

近年、体験型エンタテインメントは、(株)SCRAP様の『リアル脱出ゲーム』をはじめとした謎解きイベントに注目が集まっており、1回の公演に1000人以上が集まるイベントも実施されるようになりました。
また、このような市場の拡大に伴い、制作団体の増加、イベント内容の多様化が進んでいるとも感じております。

SIG-ARGでは、これら体験型エンタテインメント制作者が交流する場を設けるほか、自らもARGおよび体験型謎解きイベントのプロデュースや実施を試みるなど、より知見を深め、共有する活動を行っていきたいと考えます。


次に、本サイト「ARG情報局」の編集方針についてお伝えします。

体験型エンタテインメントはある意味、非常に大きな枠組であり、ともすれば世の中のすべてがARG的なものとして扱えてしまう面を持っています。2012年度は「ライターそれぞれの価値観による体験型エンタテインメント」を切り口に記事を書いておりましたが、加速度的に拡大した体験型エンタテインメントのごく一部しかご紹介できなかったことも、また事実です。

このため、2013年度については、すべての団体様からのご紹介を受け付ける「リリース掲載」の取り組みを新たに実施します。具体的には、近日中に寄稿およびプレスリリースのテンプレートをSIG-ARGで作成し、一元化します。各団体様におかれましては、PRの場としてARG情報局をご活用いただければと考えます。


最後に、こちらは引き続きライター各々の主観とはなりますが、ライター自身の体験レポートや、体験型エンタテインメントに対する考察を昨年度にも増して掲載することで、体験型エンタテインメントを楽しみたい方にも、また体験型エンタテインメントを制作してみたい方にも、良き情報を提供できればと考えます。

体験型エンタテインメントはさらに発展し、様々なメディア、場面にその要素が含まれつつあります。SIG-ARGの活動が、これらARGおよび体験型エンタテインメント発展の一助となることを願いつつ、また、みなさまにおかれましては引き続きご支援をいただければ幸いです。

関連リンク
IGDA日本について
SIG-ARGについて

2013年1月19日

2013年新春によせて【ARG・体験型娯楽制作者編】


2013年の新春を記念して、体験型エンタテインメントの制作者の皆さまから新春メッセージを募集したところ、数多く寄せていただきました。記事が長くなりすぎないよう、2つに分割してお届けします。

こちらの記事でご紹介するのは、ARG(代替現実ゲーム)の制作者、及び、宝探しや参加型本格推理イベントなど、謎解き以外を中心としたスタイルの体験型エンタテインメントの制作者の皆さまです。体験型謎解きイベントの制作者の皆さまからのメッセージは、もう一つの記事をご覧ください。

なお、区分は基本的にこれまでの制作実績を元に、ARG情報局で分類させていただきました。また、各分類の中では順不同(投稿順)です。最近は幅広い活動を行う制作者も多く、分類も難しいのですが、もしも不備などございましたらご指摘ください。各団体のアイコンは twitter アカウントへのリンクになっています。

制作者の皆さま、メッセージをお寄せいただき、ありがとうございました!


ARG制作者(商業ベース)


ニコルソン

2012年は海外ドラマのARG制作や試写会における体験型謎解きイベント制作ほか、某人気漫画作品を用いた地方での街歩きイベントなどの制作に携わりました。
ニコルソンの仕事はいずれも企業、代理店がクライアントとなる「プロモーション」に特化したものが多く、最近ではARG制作に限定せず、イベント、WEB、映像、グラフィック制作のお仕事の割合も増えています。
今年は単発的、局所的に行なわれるゲーム型プロモーションではなく、今までの経験値を総動員する必要に迫られる長期・大型のゲーム型プロモーションの制作に携わりたいと思っています。ニコルソン結成のきっかけとなった、大きな衝撃を人に与えるARG(例:I LOVE BEES、WHY SO SERIOUS?など)を生みだしたいです。

だいたい™ The Rokudemonai Team

結成してまだ3ヶ月のチームだいたいですが、昨年は6つの謎解きやARGを仕掛けさせていただき、需要の高さを感じています。今年は「謎解きに使われるのは主にクロスワード」を合言葉に、こういう遊びに触れたことのない方々に向けて精進していきたいと思います。以後お見知り置き頂ければ幸いです!

ラ・シタデール

今年は“ブラウン管の向こう側(ことアニメやドラマの世界)へ行ければいいのに”という夢が叶うような企画をひとつでも多く、世に出して行くべく鋭意準備中です。具体的にはまだ言えませんが今春~今夏のアニメーション作品で代替現実的な試みを見つけたら、それは当社の仕掛けかもしれません。ちなみに現在関わっている『謎解きActOnステージVol.1~崖っぷちアイドル・マコリンを救え!~』(1月19日~20日開催)という演劇と謎解きイベントのハイブリッド公演も、ブラウン管を越えたい願望を叶えるタイプの公演です。

オフィス新大陸

昨年は、フジテレビの地上波番組『アイドリング!!!』と組んだ、【スマイルゼリーARG】 laboratory-m.com を始動しました!現在も継続中ですので、みなさまぜひお楽しみください♪
プロモーションや謎解き一辺倒ではない、独立したエンターテインメントとしてのARGをお楽しみいただけることと思います。また、ナショナルクライアントとのARGや、国内数ヶ所の自治体、海外アニメとのARGを企画し、経験値をさらに上積みできた一年でした。
今年ももちろん! 従来の路線だけでなく、アニメ、書籍、観光、行政etc..と.新規の作品を準備中です。ご期待ください。

坂本犬之介(株式会社オフィス新大陸 代表取締役)

ARG制作者(非営利)


松岡 友

2011年夏、超常現象研究家の中津川氏の脚本による「るくる島黄金伝説」に参加したのが、ARGとの出会いでした。
昨年は「るくる」のメンバーとして「ある家の肖像」展(企画)、「龍宮学校ARG部」の制作に携わりました。
個人名義では「SNS-Ghost-名も無き少女-神祭」を発表しました。
自身の作品コンセプトは、参加者の潜在人格を喚起し、参加する前の自分には戻れなくすることです。
2013年は、世界の謎を顕在させ、観察したい人向けの作品を発表できたらと思っております。

松岡 友

アート・パーティ"るくる"

アート・パーティ”るくる”は、物語を現実で補強するのではなく、現実を物語で上書きする、代替現実ゲームを目指しています。どこかの現実で、お会いしましょう!




体験型エンタテインメント制作者
(商業ベース)


RUSHJAPAN

タカラッシュ!(RUSHJAPAN株式会社)としては、宝探しをコンセプトにしたリアルな地域やテーマパークを舞台にした「宝探し SAGASE」やWEB上の日本地図で宝を探し出す「CL!CK M@P」を中心にして、発見の感動をより多くの方に提供していくとともに、ClosedRestaurant、大富豪ゲーム、CrazyGamesなど様々なタイアップイベントを開催していきます。
2013年も引き続き、多くの方にファンになってもらえる取り組みとともに、宝探しを通じた地域活性化へ挑戦し続けていきますので、何卒、宜しくお願い申し上げます。

RUSHJAPAN株式会社
取締役 安福 久哲

E-Pin企画

今年はミステリーナイトをはじめとする本格推理イベントの展開の他、3月に謎解きドラマ「AXNミステリーからの挑戦状『シェリー酒は死の香り』」がOAされます。同時に「あなたに解けるか?名推理に総額100万円!」という視聴者参加型謎解きキャンペーンが展開されます(Webでも視聴可)。4月にはミステリーナイト25周年記念『綾辻行人殺人事件【主たちの館】』が講談社より出版されます。恒例の本格推理イベントは、2月に舞浜のイクスピアリにて、リアルRPGを意識した本格推理イベント『ねらわれた戴冠式~たちあがれ街の勇者たち~』が開催され、8月には26年目となるミステリーナイトが東京・大阪・福岡で開催されます。また、ツアーやM3など他の企画も進行中です。
これからも、引き続き、本格推理に主題を置いた参加型謎解きにより一層力を入れて行きたいと思います。

体験型エンタテインメント制作者(非営利)


dp96s

2013年も引き続き、焦らずマイペースで間口の広い推理イベントを創っていきます。次は、暖かくなる頃に皆様に推理のひとときをご提供するべく『推理展示2』の準備を進めております。映像作品をなんとか創ってみたいので、次の次はもしかすると…(滝汗

アクション・リ・アクション

3月24日に「アクション・リ・アクション ~カフェ!へようこそ~」というイベントを行います。
高田馬場に新しくオープンするカフェのオープニングイベントとして、Teaパーティーを開催。
やって来たのは、色々な職業のお客様、ひと癖もふた癖もあるお客様、何かの事情を抱えているお客様、そこで起こる様々なハプニング。
どんなパーティーになるか、それはあなたの行動次第。
体験型イベントとしてよく想像される謎はでてきませんが、参加者の皆様がインタラクティブに楽しむことのできるイベントになるよう一同楽しく制作しております。
おいしいおちゃをご用意してお待ちしております。

イベントページ http://t.co/ygz4ch9

2013年新春によせて【体験型謎解きゲーム制作者編】


2013年の新春を記念して、体験型エンタテインメントの制作者の皆さまから新春メッセージを募集したところ、数多く寄せていただきました。記事が長くなりすぎないよう、2つに分割してお届けします。

こちらの記事でご紹介するのは、体験型謎解きイベントの制作者の皆さまです。ARG(代替現実ゲーム)の制作者、及び、宝探しや参加型本格推理イベントなど、謎解き以外の体験型エンタテインメントの制作者からのメッセージは、もう一つの記事をご覧ください。

なお、区分は基本的にこれまでの制作実績を元に、ARG情報局で分類させていただきました。また、各分類の中では順不同(投稿順)です。最近は幅広い活動を行う制作者も多く、分類も難しいのですが、もしも不備などございましたらご指摘ください。各団体のアイコンは twitter アカウントへのリンクになっています。

制作者の皆さま、メッセージをお寄せいただき、ありがとうございました!


体験型謎解きゲーム制作者(商業ベース)


GainJapan

岡山のチームGainJapanです。今年はさらに大きなイベントを開催すべく計画中です。春に地元で瀬戸内国際芸術祭に合わせて謎解きイベントを開催。さらに夏から秋くらいで関東・関西での謎解きイベント開催を計画中。
大きなイベントもですが、基本的に地域活性化向けにいろんなことを出来ればと思い活動しています。今年はそれをもう少し推し進めて広域に活動していければと思っています。

謎組

謎組は、日常にワクワクを提供するイベントづくりを心掛けています。

具体的なこれまでの取り組みは街巡り型のイベントが中心でしたが、
巳年の「巳」には、新しい生命の芽吹きの意味があることから、
最新イベント「怪盗クロタマゴからの挑戦状」では、宿泊型イベントの開催
という新たな試みを行います。また、良いコンテンツづくりはもちろん
のこと、企業さまとのコラボイベント企画も積極的に行っていきます。

黒子の如く陰ながら体験型イベントを世に広める活動も
ネットやリアルを通じて取り組んで行きたいと思います。
これから体験型イベントが、さらに大きなムーブメントとなるよう
おどろきやワクワクを提供するイベントを世に送り出していきます。

世界中に体験型イベントの素晴らしさが広まりますように!

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最後に...謎組からの"メッセージ"を受け取っていただけたなら幸いです。
(編注:"メッセージ"を受け取るには、PCの広い画面のほうがよいそうです)

WonderQ

今年も色々なコラボで謎解きをメジャーにすべく頑張りたいと思います。「なぞとも」も、よろしくお願い致します。

東京ボウズ

人が集まって繋がって広がって…

そんな場であり続けたいと思います。

今年は毎年恒例GW式根島宝探しをはじめ、企業向けのイベントも積極的に行っていきたいと思っています。

東京ボウズはお友達出会い系です!
ぜひ遊びに来てください!

イベンティア

おかげさまで、2012年は様々なイベントを実施することができました。
2013年は1/20札幌、2/2大阪、2/10東京で開催の「講義からの脱出」&「リアル鍵っ子ゲーム」を皮切りに、2/23・24開催の、南さん&千石さんが謎制作の大阪市中央公会堂での「中央公会堂最大の危機」まで発表していますが、それ以降も面白いイベントをいろいろと企画しております。
イベンティアとしては、堅実に、しかしそれと同時に挑戦的に、いろいろとイベントをやっていきたいと考えています。「こんなことできたんだ!?」と驚かせるようなことができるよう頑張っていきますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

体験型謎解きゲーム制作者(非営利)


NowRevent

我々NowReventは昨年12月の神タワークエストが初の公演で現在再後発の団体なので、今年はまず皆さんに知っていただきたいと思います。演劇を使いやすい立場にあるので、それを武器に臨場感や独自性のある作品を作っていきたいです。

RDG

【2013年のRDG】2月にたぶん史上初の東京大阪の同時公演です。史上初なので、カッコいいです。その後も、とりあえず他の団体にない感じの楽しいことをします。それと、2013年のテーマは「メタ」と「脱・謎」でいこうとおもいます。

K-dush2

あけましておめでとうございます!
慶應生の謎解きイベント制作サークルK-dush2です。
私達は、学生へ謎解きの楽しさを広める事を目的として活動しています。
今年も学生をはじめとしたたくさんの方々に楽しんでいただけるように頑張ります!よろしくお願いします!

謎まめ商会

2013年も①最後に「あぁ~!!!」と言われる謎、②クスリと笑えるストーリー、③どこでも遊べる、そんな謎作りを目指します。関東・関西謎フェスがある事を期待して、どこも作ってない【何か】を作りたいです。

バス謎制作連合

謎フェスにあわせてバス謎3、4を販売したいと思ってます。バス謎3である「三度目の!あるバスジャック犯との遭遇」はこっそり鋭意作成中です!また、持ち帰り謎だけでなく今年はバスが絡んだリアルイベントも実施したいと夢見ております。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

クロネコキューブ

クロネコキューブ、結成2年目の今年、ワクワクとドキドキと謎が詰まったイベントをもっと展開していくにゃあ!まずは2月の『海岸線大脱出・改』を楽しみに待っているにゃあ!

よだかのレコード

日本武道館でこの世で一番美しい脱出ゲームをする、そのための第一歩。あと体重を5kg減らす!

TAMGRAM

明けましておめでとうございます。団体名を改名しTAMGRAMとして初めて迎える新年です。今年は他団体様とのコラボを多数出来ればいいなぁと考えております。また、5月にはカルカルで新作(タイトル未定)の公演を行う予定です。本年もよろしくお願いします。

2013年1月18日

21世紀のグループアイドルに見る“ARG性”

(この記事は「アニメ好きなコンサルタントと弁護士によるBLOG」の1号さんより、寄稿していただきました。昨年、人気が急上昇したアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の展開に、ARGの手法と共通する部分があると感じていたARG情報局のえぴくすが、ももクロの熱心なファンである1号さんに依頼して執筆していただいたものです。ももクロにおけるARG要素について、ファンの視点から語っていただきました。みなさんは、これらの意見にARGのなにかを感じることはできるでしょうか)

2010年代に入り、日本国内でもARG(代替現実ゲーム)的な試みが次々に行われるようになりました。
ARGと銘打ってそれを“売り”にする試みもあれば、ARG的な要素を含むことに無自覚なまま展開されている試みもあります。

2012年、最も多くのプレイヤーを巻き込んだARG的な試みは、実は「ももいろクローバーZ(通称:ももクロ)」という女性5人組アイドルグループだったのではないか。そう私は思っています。その、ファンを巻き込んだももクロを育てていく活動のことを、この記事では以降「ももクロキャンペーン」と呼びます。去る2012年12月31日に放送された第63回NHK紅白歌合戦が、ももクロキャンペーン第一部のファイナルイベントでありました。

一連の「ももクロキャンペーン」の中で、ARG的だった具体例を示しましょう。

2013年1月15日

もうすぐ再開!? 本格ARG「bubblegum」のこれまで


(この記事は ARG プレイヤーで、プレイログの丁寧な記録でも知られる、ましろさん(@mashir0_0)からのご寄稿です。コアでディープな本格ARGと評判の高い bubblegum がまた帰ってくるということで、新しく興味を持たれた方が参加しやすいように、これまでの経緯を簡単にまとめていただきました。なお、記事の題名はARG情報局側で付けたものです)

【BUBBLEGUM(バブルガム)】は2011年2月下旬より開始されたARG(代替現実ゲーム)です。参会によってリリースされた第1弾(2011年2月~9月)【boot】、元気ARGとのコラボが実現した第2弾(2011年12月〜2012年6月)【re:boot】に続き、今期はだいたい( @team_daitai )が手がける第3弾【final:boot】として、次の上弦の月(2013年1月19日)を迎える頃に「何か」が起きるようです。

そこで、これまでの経緯を簡単にご説明致しましょう。

2013年1月8日

『持ち帰り謎』の登場と今後の課題

(この記事はバズ謎制作連合(@busjack_info)のあっきーさんに寄稿していただきました。
これまで公演型のイベント制作に注力していた体験型謎解き制作団体が、公演に囚われない形態として作り始めた『持ち帰り謎』について、当事者の立場からの視点で解説していただいています)



持ち帰り謎とは


謎フェスにて出現した「持ち帰り謎」について、まとめたいと思います。

「持ち帰り謎」と言うのは、11/3(土)、11/4(日)に開催された「謎フェス」実施時に発生した単語です。従来の謎解きイベント,ARGイベントとは異なり、自宅等に持ち帰り、会場や公演時間等の制約を受けずにほぼ謎解きを完遂できる謎、であると言えます。

「持ち帰り謎」という単語自体は「イベントで買って持ち帰って解く」という性質上、謎フェスで発生しました。しかし、その原型となる「自宅で解ける謎」は、CDを聞いて謎を解く「コヨダレ探偵事務所」を始祖とし、それまでにも自宅で出来る謎としてSCRAPの「謎箱」やRDGの「缶バッチ謎」がありました。

謎フェスでは500円を中心として100~1000円で各団体、個人が販売を行いました。

また、謎フェス後もコミックマーケットのイベンティアブースにて1万円の「あかない金庫」が販売される等、まだ発展途上の状態です。

2013年1月6日

観客が謎解きによってストーリーに介入する演劇公演「謎解きActOnステージ」が1月19日、20日に開催!



プレスリリースによると、観客が謎解きによってストーリーに介入する演劇公演「謎解きActOnステージVol.1~崖っぷちアイドル・マコリンを救え!~」が1月19日と20日に開催されることが決まりました。
制作は劇団おしゃれ大学と「BLOOD-C The Last Dark ARG」を制作していたラ・シタデールLLC.がジョイントしてできたユニット「劇団ラシャレ大学」のほか、謎解きゲーム・体験型エンタテインメントのレビューBLOG「リアリス!」も加わっています。

内容はサスペンスや殺人事件といったシリアスなものではなく、
「新人アイドル・マコリンの極秘ライブが、マネージャーによって中止させられそうになってしまった! 果たしてあなたは、迫りくる数々の困難をあなた自身のチカラで解き明かし、無事にライブを開催させられるだろうか!?」
というものになっており、ステージを使った演劇要素があるだけでなく、ストーリーにも介入できる謎解きになっているようです。

また、劇中に登場するアイドル”マコリン”本人と思われるブログが存在していたり、マコリンを応援する親衛隊のものと思われるブログも公開されているなど、ARG的な仕掛けも散りばめられているようです。
本編にどのような形でARGが関わってくるのか、興味のある方はぜひ覗いてみてください。

関連リンク
公演公式ページ