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2014年11月13日

Webサイト「Realable」を中心にしたARGが実施中


“私を実現するメディア”と題したWebサイト「Realable(リアラブル)」を中心にした代替現実ゲーム的な試みが実施されています。


すでに関連していると思しきWebサイトやTwitterアカウントが見つかっており、その1つ@tsuchinoko1992は以下のようなツイートで協力者を求めています。



ここで言及されている友人はTwitterInstagramを更新し続けており、ログを遡ると巻き込まれた事件の輪郭が見えてきます。


なお、これらの事件はRealable内の記事【「tokoyo.tokyo」22年振りの続編!?】で紹介された架空(と思われる)デジタルゲーム「tokyo.tokyo」に関連していることがほのめかされています。
同ゲームは公式サイトが用意されており2014年10月14日発売と書かれているものの入手方法やどうやったらプレイできるのかなどは不明のままです。

「tokyo.tokyo」公式サイト





今後、リアルイベントを伴う展開が予定されているかもしれません。これからの展開に期待したいと思います。


関連リンク
Realable | リアラブル―「私」を現実するメディア
[Twitter]Realable(リアラブル)/@realableme
[Twitter]KGR 437@ライター修行中/@kgr_437
[Twitter]土の子/@tsuchinoko1992
[Instagram]KGR 437
tokyo.tokyo公式サイト

2014年8月15日

『カゲロウプロジェクト』のARG、メカクシ団:ウォッチャーズが開始



関連書籍累計550万部突破の『カゲロウプロジェクト』。
その登場人物たちが結成した「メカクシ団」が、2014年8月15日にWebとTwitterで新チームを募集しはじめました。

「メカクシ団とのくされ縁で、このアカウントをやらされることになった作家のはしくれT」と名乗る人物が新たに作ったTwitterアカウントが、「消失したある少女を探し出す」目的で、「“メカクシ団:ウォッチャーズ”というチームを立ち上げて全国のみなさんに協力を呼びかけ」ています。


また、同日12時10分には『カゲロウプロジェクト』公式Twitterであるメカクシ団(@mekakushidan)が以下のツイートをしています。




すでにメカクシ団:ウォッチャーズのTwitterは公開から約半日でフォロワー1000人弱を集めており、かなり多くの参加者が見込まれる大規模ARGになりそうな予感です。

8月15日夜現在、公式サイトにはゲージが表示されています(下図)。メカクシ団:ウォッチャーズのTwitterアカウントをフォローしたりリプライを返したりという行動の結果、ゲージが増える仕組みになっていて満タンになると次のミッションが公開されるのではないでしょうか。


人気作品とタイアップした本格的なARG事例となる可能性が高く、今後の展開が期待されます。



関連リンク
カゲロウデイズARG 『メカクシ団:ウォッチャーズ』公式サイト
「メカクシ団:ウォッチャーズ」公式Twitter(@m_watchers)
「メカクシ団:ウォッチャーズ記録係」によるtoggeterまとめ

2014年7月25日

読者参加型Web小説「3D小説 bell」新シリーズが7月25日より開始

2013年のゴールデンウィーク中に実施され、当サイトでも紹介した「3D小説」の新シリーズが2014年の夏休みに実施されます。


参考:グループSNEによるWebでなければ実現できない物語「3D小説」(ARG情報局)

昨年の「3D小説」はグループSNEの単独企画でしたが、新シリーズは「KADOKAWA×dwango×グループSNEの3社合同プロジェクト」とのこと。

なお新たに立ち上がげられた公式サイトによると、昨年の3D小説『It’s A MIRACLE WORLD』はプロト版という位置づけと書かれています。
KADOKAWAやdwangoといったコンテンツ業界大手企業とコラボレーションした大掛かりなARG的展開があるのかもしれません。実際、小説の連載も新たに解説された3D小説のニコニコチャンネル内にあるブロマガで行われるようです。

また、すでに「少年」と名乗るTwitterアカウントのタイムラインが公式サイトに表示されており一部のプレイヤー達がコミュニケーションを試みたり、まとめサイトを作ったりという展開がはじまっています。
一部の媒体には登場人物からの手紙が送られており、そこに書かれた電話番号へ実際に電話をかけることができるなど25日の開始に先駆けて色々と動きがあったようです。

つい先程、25日0時ちょうどに公式サイトにて「第1話」が公開され「久瀬太一」と呼ばれる人物のストーリーが掲載されました。

これによると、ゲーム終了の合図である【BAD FLAG】および【BAD FLAG】が発生するまでの時間が提示されており、どうやら、参加者はこの制限時間に達するまでに、Twitterや実行動を通してゲーム内の登場人物に関与することで、【BAD FLAG】を回避し、物語を進めるシステムとなっているようです。

公式ブロマガでは参加者のリアクションに応じた記事がリアルタイムで更新されており、かなりの熱量を感じさせるものとなっています。

この物語がどのような結末を迎えるのか、ぜひ見届けてみてはいかがでしょうか。

関連リンク
グループSNEによるWebでなければ実現できない物語「3D小説」(ARG情報局)
3D小説公式サイト
3D小説ニコニコチャンネルページ
公式によるまとめページ(ニコニコチャンネルページ内)

2014年4月9日

1080万円争奪戦がいつの間にか世界の危機に!?「ストライド メガミステリー ラスト」

(この記事は、えぴくすさん(@epi_x)に寄稿していただきました。)

雑誌ムー&タカラッシュ!とのコラボも話題となった、懸賞金1080万円の謎解きキャンペーン「ストライド メガミステリー ラスト」が2月17日から実施されています(ARG情報局の記事)が、後半戦になって、なにやらたいへんなことになっております!

最初のプレスリリースでは、4月17日23:59にキャンペーン終了予定ですが、現状についてあまり情報が広まっていないようですので、関連サイトが閉まってしまわないうちに、ご紹介いたします。

2014年2月20日

懸賞金1080万円が早い者勝ちの「ストライド メガミステリー ラスト」発売記念キャンペーンが開催中




プレスリリースによると、モンデリーズ・ジャパン株式会社は2014年2月17日より謎解きキャンペーン「懸賞金1080万円 ストライド メガミステリー ラスト」を実施するとのことです。

1080万円という懸賞金額の高さに加えて、「タカラッシュ!」が謎解きスキームを企画・制作し月刊ミステリー情報誌「ムー」がミステリー監修を行うというコラボレーションも注目ポイントです。

すでにキャンペーンサイトから謎を解きはじめることができるようです。なお参加にあたりFacebookでのログインとメールアドレスの登録が必要です。


以下、プレスリリース引用
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モンデリーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区 / 代表取締役社長:リアン・カッツ)は、味長続きガムブランド「ストライド」の“謎めいたガム”シリーズの最終章となる新フレーバー「ストライド メガミステリー ラスト」の発売を記念して、謎解きキャンペーン「懸賞金1080万円 ストライド メガミステリー ラスト」を2014年2月17日(月)より開始します。
「懸賞金1080万円 ストライド メガミステリー ラスト」は、キャンペーン特設サイト(megamysterylast.jp)で出題される数々の謎を最初に解き明かした挑戦者1名に賞金1,080万円をプレゼントする、最後を飾るにふさわしいストライド史上最大のキャンペーンです。

キャンペーン開始に先駆け、2月6日(木)正午12:00より同サイトでテレビCMを先行配信します。
なお「ストライド メガミステリー ラスト」は、全国のコンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、駅売店などで2014年2月17日(月)より発売開始されます。

●懸賞金1080万円!早い者勝ち!
メガミステリーが贈る最後の謎解きミステリーは、日本史上未だかつて触れられることのなかった謎!?

●ストライド メガミステリーシリーズ史上最大のミステリー仕掛け役に最強のコラボ!
謎解きコンテンツのヒットメーカー「タカラッシュ!」×スーパーミステリーマガジン「ムー」


【「懸賞金1080万円 ストライド メガミステリー ラスト」キャンペーン概要】
「懸賞金1080万円 ストライド メガミステリー ラスト」キャンペーンで出題される謎を最初に解き明かした挑戦者1名に、懸賞金1,080万円をプレゼント。さらに抽選で108名に雑誌「ムー」と共同開発した「ムー×ストライド メガミステリー ラスト コラボTシャツ」をプレゼント。

●キャンペーン名
「懸賞金1080万円 ストライド メガミステリー ラスト」

●エントリー期間
2014年2月17日(月)12:00~2014年4月17日(木)23:59
※応募には、Facebookへのログインが必要です

●賞品
・賞金1,080万円(正解者のうち先着1名)
・雑誌「ムー」と共同開発した「ムー×ストライド メガミステリー ラスト コラボTシャツ」(挑戦者の中から抽選で108名)

●キャンペーン特設サイトURL
megamysterylast.jp



関連リンク
「懸賞金1080万円 ストライド メガミステリー ラスト」キャンペーン

2014年2月19日

SIG-ARGの2014年度体制のご報告

ARG情報局の運営母体である、NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)ARG専門部会(SIG-ARG)の2014年度の体制についてご報告します。

2013年度の正世話人・副世話人の任期満了に伴い新たな正世話人1名・副世話人2名を下記のとおり選出しました。

正世話人:竹内 ゆうすけ
副世話人:坂本 犬之介, 田中 宏明

更新されたSIG-ARG運営メンバーリストを「SIG-ARGについて」ページに掲載いたしましたので、ご確認ください。

また、国内で多くの事例が積み重ねられている興行型の謎解きイベントを専門に取り扱うべく、SIG-ARG内で新たに「謎解き分科会」を立ち上げることとしました。その分科会長として、多くの謎解きイベントを制作されている南晃を選出しました。

謎解き分科会長:南 晃


興行型謎解きイベントは日本国内における公演数も増え続けており、北米発祥の「the BEAST」「Why so serious?」といったARGとは別の進化を遂げつつあります。そのような国内の体験型エンタテイメント事情を鑑みて、SIG-ARGではこれまで並行して取り扱ってきた「Why so serious?」型のARGと興行型謎解きイベントを、2014年度より別々に取り扱いながらコミュニティ形成や知識の蓄積を可能にする体制を模索して参ります。(参考:「体験型エンタテインメントの要素と「ARG」の定義


■2014年のSIG-ARG活動目標について
・国内のARG制作者による定期的な交流会の実施
・ARG情報局を通じた情報発信(国内ARG事例の紹介、プレスリリース受付など)
・ARG制作に役立つセミナー(SIG-ARG5)の開催


■2014年のSIG-ARG謎解き分科会活動目標について
・興行型謎解きイベントの制作に役立つセミナーの開催
・興行型謎解きイベント制作者のコミュニティ形成促進


■本サイト「ARG情報局」の2014年度運営方針について
本サイトの大きな目的は、
 ①ARGの啓蒙
 ②ARG制作者に役立つ情報の蓄積
です。
そのために国内外で実施されたARGやARG的な試みを記録・蓄積して、体験型エンタテイメントをより多くの方に楽しんでもらえる社会の実現へ寄与したいと考えています。

よって掲載する情報は、2014年度も引き続き「ARG」ならびに「ARG的な試み」を中心に取り扱います。

一方で謎解き分科会で取り扱うこととした興行型の謎解きイベントについては、各種のキュレーションサイトやレビューブログが十全に機能しはじめています。そのため本サイトでは、興行型の謎解きイベントのうち特にARG的な演出や仕組みを備えた事例についてその内容を蓄積する事を主眼とし、単なる公演情報や体験レビューは2014年度については取り扱わない方針で運営してまいります。

昨年に続いて各団体様からのご紹介を受け付ける「リリース掲載」の取り組みを継続いたします。各団体様には、引き続きPRの場としてARG情報局をご活用いただきたいと考えております。


SIG-ARGの活動が、様々なタイプの体験型エンタテインメントがより多くの方に楽しむ社会の実現の一助となればと思っております。2014年度も引き続きみなさまのご支援をいただければ幸いです。


関連リンク
IGDA日本について
SIG-ARGについて