ページ

2011年10月15日

11月5日 SIG-ARG 第3回研究会「日本ARGの今とこれから」開催

(一部の講演資料や動画はこちらで公開しています)

第2回から間が開いてしまいましたが、SIG-ARG の第3回研究会を11月5日(土)に新宿にて行います。

今回は「日本ARGの今とこれから」と題し、ARGもしくはそれに近しい参加型企画を国内で実施してきた制作者の皆さまにご登壇いただき、事例紹介やノウハウのお話を伺う、実践的なセミナーにしていきたいと考えております。

講演者は、「元気ARG」としてデジタルゲーム開発会社で始めてARGを手がけている、元気株式会社の澤田典宏氏、インディペンデントARG「BUBBLEGUM」を実施している参会の田中宏幸氏、テレビとネットを活用した視聴者参加型プレゼント企画「名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 新一検定」を実施したエイデックの田中宏明氏、トヨタのプロモーションARG「ヴィッツARG」を運営したオフィス新大陸の坂本犬之介氏、「ミステリーナイト」を始めとした参加型ミステリ企画の老舗、E-Pin企画の城島和加乃氏と、日本の現時点でのARG及び周辺のシーンを概観するにふさわしい顔ぶれとなっています。

eplus でのチケット販売も始まっています(11月3日18時〆切)。下記開催概要をお読みいただいた上で、ふるってお申し込みくださいませ。ARG 初心者の方から、ARG 開発者の方まで、数多くのご参加をお待ちしております。

なお、懇親会というのは、セミナー終了後に近くの飲み屋さんで、講演内容を肴に講演者を囲みつつ飲みつつ雑談しようという恒例行事です。お気軽にご参加ください!


ARG (Alternate Reality Game; 代替現実ゲーム) は、欧米を中心に定着しつつある新しいストーリーテリング手法です。
プレイヤー本人で参加することや、複数のメディアを横断的に利用することなどが特徴とされていますが、まだ定義すら定まっていない、大きな将来性を秘めたエンタテインメントです。

今回の研究会では、近年、日本での代替現実ゲーム(ARG)や、それに近しい企画の実施事例が増えてきたことを踏まえて、実際に制作・運営した方々による事例紹介を通じて、「日本人向けにはこういう施策が訴求する」あるいは「こういう風に作るとここで苦労する」といったような、日本で実施するにあたっての実践的なお話を伺っていきます。

開催概要

名称: SIG-ARG 第3回研究会 「日本ARGの今とこれから」
日時: 2011年11月5日(土)13:00~18:00
会場: HAL東京 31階教室
  http://www.hal.ac.jp/tokyo/mind/contact_access.html
主催: IGDA日本ARG専門部会 (SIG-ARG) http://arg.igda.jp/
参加費: 研究会のみ 2,000円・研究会および懇親会 5,500円
対象者: ARG に興味のある方ならどなたでも。特に制作に興味のある方。
定員: 定員160名
申込方法:
  eplus でチケットをご購入ください。
  PC用購入ページ: http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002066456P0050001P006001P0030001
  携帯用購入ページ: http://eplus.jp/m/msys/T1U55P0010844P0100P002066456P0050001P006001P0030001?uid=NULLGWDOCOMO
  チケット販売システムの都合上、研究会のみの方は「入場券(¥2000)」、
  懇親会も参加される方は「全席自由(¥5500)」のいずれか1枚をご購入下さい。
※備考
  当日飛び込み参加はできません。チケット持参者のみ、ご参加いただけます。
  今回の研究会の一部の講演は、Ustream での動画配信を検討しています。
  詳細はプログラムをご参照下さい。
  参加費は、当日の運営費用として使用させて頂くほか、
  IGDA日本の運営費用として使用させて頂きます。

プログラム

12:30 (開場)


13:00 - 13:05
会場提供のHAL東京さまのご挨拶


13:05 - 13:10
ご挨拶(SIG-ARG 世話人 八重尾昌輝)


13:10 - 13:55
元気ARG事例紹介(元気株式会社 澤田典宏氏)

(Ustream中継予定)
講演者プロフィール
元気株式会社コンテンツ事業部 事業部長。
家庭用ビデオゲームの初期から企画として様々なビデオゲームの開発に携わる。近年は同社のPS(パチンコ/スロット)事業部の設立に尽力。11年4月より現職。
家庭用ビデオゲームの代表作は、ダブルドラゴンIII(FC)、初代熱血硬派くにおくん(SFC)、七ツ風の島物語(SS)、ファントムクラッシュ(Xbox)、S.L.A.I.(PS2)、戦神(PS2)など。
元気ARG第1弾「ぼくらの選択」、同第2弾「コンカツ殺人事件」では、プロデュース・ゲームデザイン・全台本の執筆・Twitterや各種掲示板でのコミュニケーションリードなど、ゲーム進行のほぼ全てを担当した。

13:55 - 14:25
BUBBLEGUM 事例紹介(参会 田中宏幸氏)

(Ustream中継はありません)
講演者プロフィール
2人組のコンテンツ制作ユニット・参会でARGを制作する。
ブログ上でひそやかに創作をしていたが、2010年からARG「BUBBLEGUM」の制作を主導。
ストーリー制作を2人で分業しつつ、プロデュース、ゲームデザイン、ウェブデザイン、イベントデザイン、ソーシャルアカウント運営などの全域に渡って制作・進行を行なう。
ブログ時代から一貫して、現実に第二の世界を取り入れる試みに注力している。

14:25 - 14:55
新一検定事例紹介(エイデック 田中宏明氏)

(Ustream中継予定)
講演者プロフィール
株式会社エイデック(読売テレビグループ)所属。
TV関連のWEB・ケータイに関連した企画・ディレクションなどを行う。
テレビのネット局と連携したクイズ企画「新一検定」企画。
ARG初心者。

14:55 - 15:05
<休憩>


15:05 - 15:35
オフィス新大陸事例紹介(オフィス新大陸 坂本犬之介氏)

(Ustream中継予定)
講演者プロフィール
企画プロダクション【オフィス新大陸】代表、作家。
アスキー(現エンターブレイン)でゲーム誌の編集職を経て、独立。PCからニンテンドーDS、Mobile等、各種プラットフォームでゲームを企画。TCGやボードゲームの制作・監修も。
作家として『歴史群像』『歴史読本』『プレイボーイ』などに歴史、ゲーム、スポーツ記事を寄稿。書籍『ボードゲームキングダム』シリーズ、『歴史新聞』シリーズ等、著作多数。
TokyoGameShowやJGC、UrventでLiveゲームやARGを開催。RYOMA:the Secret Storyのトータル・プランナー。ボードゲームTV番組『Theゲームナイト』(BS日テレ)の企画、プロデュース。

15:35 - 16:35
参加型イベントの作り方(E-Pin企画 城島和加乃氏)

(Ustream中継予定)
講演者プロフィール
(有)イーピン企画代表。1987年に誕生した『ミステリーナイト』等の体験型推理イベントをプロデュースしている。
1999年に日本で初の体験型推理イベント専門会社として(有)イーピン企画を設立。日本にARGという表現がない時代から「代替現実」の手法で数々の作品を製作している。
また“ふじしろやまと”(イーピン企画ミステリープランナー“かとうだい”との共筆名)として謎解き小説の執筆も手掛ける。
代表作:ミステリーナイト、探偵ミステリーツアー、新本格ミステリフェスティバル(綾辻行人氏・有栖川有栖氏ら11人の作家のトークショー&謎解きのイベント)、ケータイ事件簿(セガモバイルゲーム)、読者参加型犯人当てミステリー『Rの刻印』(講談社刊)他

16:35 - 16:45
<休憩>


16:45 - 18:00
パネルディスカッション「日本人に合うARGとは」

(Ustream中継はありません)
パネリスト(50音順)
・E-Pin企画 城島和加乃氏
・エイデック 田中宏明氏
・オフィス新大陸 坂本犬之介氏
・元気株式会社 澤田典宏氏
・参会 田中宏幸氏

18:00
散会


18:30 - 20:30
懇親会

(全席自由チケット購入者のみ、ご参加いただけます。)
※場所は会場付近の居酒屋を予定。

0 件のコメント:

コメントを投稿