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2015年10月27日

【ミニニュース】ネットを騒がせている黒い暗号ビデオ、 マクゴニガル姉妹のトークイベント

■ネットを騒がせている黒い暗号ビデオ

Gizmodoジャパンに「ネットを騒がせている黒い暗号ビデオ」というタイトルで、ARGと思われる事件が紹介されています。
進行中のARGの情報が日本語で読めるのは貴重だと思いますのでリンクを紹介させていただきます。

なお、紹介元となったGadgetZZの記事には、その後のアップデート情報も逐次追加されているようですので、興味をもった方はこちらも見れば現在の進行状況が分かると思います。




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■マクゴニガル姉妹のトークイベント

ジェイン・マクゴニガルの新刊『スーパーベターになろう!』と、双子のお姉さんのケリー・ マクゴニガルの新刊『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』の出版を記念して、11/18に東京でトークイベントが行われるとのこと。

スーパーベターになろう!
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ジェイン・マクゴニガルはARGやシリアスゲームの第一人者ですが、今回の『スーパーベターになろう!』は、前作『幸せな未来は「ゲーム」が創る』やTEDで紹介されていた日常をゲームに変える方法にフォーカスが当てられたもののようです。

チケットは¥6,000とやや高価ですが、日本で話を聞く機会はなかなかないと思いますので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

また、『スーパーベター』については英語版ですがスマホアプリもあるので、これを機会にダウンロードしてみるのもいいかもしれません。


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(文章 石川淳一)

2015年10月13日

【国内ニュース】伝説の恋愛ゲームをみんなで"思い出す"「つんでれサミット」

「ラブプラス」シリーズのプロデューサーとして知られている内田明理(@Akari_Uchida)さんは、DSの中のカノジョと熱海旅行しようという「熱海ラブプラス現象(まつり)(ASCII.jp)」を仕掛けるなど、ARG界隈からも注目されることの多いゲーム制作者でした。
そんな内田さんが株式会社ウチダアカリ代表として最初に取り組まれているのが、ソーシャル型キャラクターIP制作プロジェクト「みんなで作る。Superつんでれ©(ちゃん)」です。

詳しくは「つんでれサミット ルール説明企画書」を読んでいただければと思いますが、「つんでれサミット」という隔週放送のニコニコ生放送を舞台に、伝説の恋愛ゲーム「Superツンデレ©(ちゃん)」を視聴者と一緒に思い出そう、というもの。

例えば、「つんでれ©の秘密とは?」というお題に対して、視聴者が"思い出した"ことをコメントにいろいろ書いていきます。


「回転寿司のスシ○ーの店員だった」というコメントに視聴者が「そうそう」と言い出したら、実際に内田さんがスシ○ーさんに交渉に行きます。


こんな調子で視聴者が"思い出した"ことでIPを形作っていき、最終的に本当にゲーム化の声が上がれば勝ち、というプロジェクトです。

さっそく10月13日(火)の22:00から「第一回 つんでれサミット つんでれCのデザインってだいたいこれであってたっけ?」があるようです。ぜひ、告白成功率0.01%の伝説の恋愛ゲームをみんなで一緒に思い出しましょう!

ちなみに、放送がないときでも、Twitter の #tsundelle で「思い出す」ツイートをすると「つんでれcカード」の画像がもらえるようです。0から始まったプロジェクトですが、さっそくかなり賑わっていますね。どこまで育っていくのか、楽しみです!

(文章:@epi_x)

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Twitter: @tsundelle_c, @Akari_Uchida
つんでれチャンネル(内田明理) - ニコニコチャンネル

2015年10月12日

【ミニニュース】Ingressの公式小説が出版/モンストでアニメ連動謎解き

■『Ingress』の日本初となる公式小説が出版
星海社から『Ingress』の日本初となる公式小説『イングレス ザ・ナイアンティック・プロジェクト』が10/27(火)に出版されるとのこと。

ARG的な側面も魅力の1つである『Ingress』ですが、日本においては言葉の壁もあって、あまりその方面での楽しみ方ができない状況でした。
今回の小説で『Ingress』の代替現実的な面白さを知るきっかけになればと思います。
しかも、監訳はARGへの造詣も深い土屋つかさ氏ということで、出版が楽しみです!

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■『モンスターストライク』でアニメと連動した「解放の呪文」
アニメ化決定と共にいろいろな謎解きが仕掛けされていた『モンスターストライク』ですが、アニメ開始に合わせて、アニメと連動した「解放の呪文」という企画がスタートしています。
これは、アニメ内に出てくる謎を解いてスマホゲーム側の「その他」メニューにある「アニメ/解放の呪文」に入力すると、特典アイテムがもらえるというもの。

アニメ内でも「解放の呪文」を入力するシーンがあって、同じ言葉を入れるとプレイヤーも同じモンスターを召喚できるあたりが現実世界を侵食していて(しかもそれを実現するのはやはり架空世界であるゲーム上というのは)おもしろいですね。

謎はぱっと見ただけで分かるレベルから、動画を見返さないと見逃してしまいそうなものまで、いろいろと用意されているようです。
今回のアニメはTVではなくYouTube配信という配信方法をとっており、ゲームアプリからもすぐに見ることができますし、動画を見返すことも簡単なので、今回のアニメの特性を活かした謎提示と言えるでしょう。

アニメ版のストーリー・プロジェクト構成がイシイ ジロウ氏ということもあり、単なる謎解きに終わらないおもしろい仕掛けをさらにしてくるのではないかと期待したいところです。

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(文章 石川淳一)