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2012年10月14日

SIG-ARG4講演内容ぷち紹介「伊豆謎」


いよいよ今週土曜日に迫ったSIG-ARG第4回セミナーで、事例紹介をいただく3件につきまして、予習としてプチ事例紹介させていただきます。最初に取り上げさせていただくのは「伊豆謎」です。

「伊豆謎」と通称されている「伊豆ぐらんぱる探検隊」「伊豆シャボテン特捜隊」は、読売テレビエンタープライズの田中宏明氏がプロデュースしている体験型謎解きアトラクションです。

それぞれ、伊豆ぐらんぱる公園・伊豆シャボテン公園で行われているアトラクションで、参加者は園内の受付でエントリを済ませたのちに、時間内に謎やミッションをクリアし、ゴールにたどり着かねばなりません。

「伊豆ぐらんぱる探検隊」はVol.1が今年3月開始。7月からはVol.2がスタートし、同時に「伊豆シャボテン特捜隊」も始まりました。参加者はファミリー層がメイン。現在までにのべ1万人以上が参加しています。

実際に「伊豆ぐらんぱる探検隊 Vol.2 トレジャーハント ~財宝“X”と幸せの女神~」へ参加してきましたので、簡単なレポートをお届けします。

伊豆ぐらんぱる公園は、伊豆高原駅からバスで約20分の場所にあるテーマパークで、休日ということもあり、家族連れで賑わっていました。

園内奥のトレジャーハント受付に行くと、隊長のジョーンズ氏が明るく出迎えます。隊長から渡されるのが、ぐらんぱる探検隊の目玉の一つであるGPS探知機。宝の近くに行くと、自動的に宝の場所のデータを受信してヒントを表示するというハイテク探知機です。実際に近くに行って宝の情報を受信している様子を撮影しました(まだ開催中ですので、ヒントの表示はぼかしています)。



まず、配布冊子にある大まかな場所の情報から園内を探し回り、近くまで来るとこのように探知機が反応します。そうして入手した詳細なヒントを元に、実際に置いてある宝箱を探す、というのが、前半のミッションです。

宝箱を見つけていくと、やがてキーワードが集まり、次の謎が明らかになっていく……ということを繰り返して、謎を解き、園内を周り、時にはミッションをこなしながら、最後のゴールを探します。

クリア率0.4%ということで、難易度はたいへん高く設定されていますが、家族連れのプレイ後の満足度も高いそうで、実際に楽しそうに園内を回ったり、受付にヒントをもらいに戻ってくる親子の姿をよく見かけました。

今回の講演では、家族連れにも楽しめる体験型アトラクションを作る秘訣や、地方テーマパークのアトラクションを運営した事によって得られた知見などを教えていただけるのではないかと期待しております。

なお、田中宏明氏は他に、会員制ホテル「エクシブ伊豆」にて、ホテルの部屋を回りながら「ホテル王の遺産」を探す体験型謎解きイベント「エクシブ秘密探偵倶楽部 “事件簿X”」や、10月13日・14日に鴨川で開催されているテレビアニメーション「輪廻のラグランジェ」のイベント「ラグりん祭り」に合わせた街歩き型の謎解きゲーム「鴨川絶対防衛ライン 〜隠された3つのメモリア〜」なども制作・運営されています。前者はリゾートに来たホテル客、後者はアニメファンと、またターゲットの異なる謎解きゲームとなります。ちょうど実施中ということもあり、実施しての生の感触もお話しいただけそうです。

そんな田中宏明さんの講演が聴けるSIG-ARG第4回セミナーについて、詳しくは、SIG-ARG 第4回セミナー「体験型企画の参加者層を拡げるための10の方法」の紹介記事 をご確認ください。ご来場をお待ちしております。

事件簿Xのクリア表彰ホテル王の部屋

鴨川リアル謎解きゲーム受付街中で情報を探す参加者たち


関連リンク
ARG情報局: 10月20日 SIG-ARG 第4回セミナー「体験型企画の参加者層を拡げるための10の方法」開催
伊豆ぐらんぱる探検隊
伊豆シャボテン特捜隊
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鴨川絶対防衛ライン 〜隠された3つのメモリア〜

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